2017年8月31日木曜日

輪島で県内初のミサイル避難訓練

昨日、県内で初めて輪島市でミサイル避難訓練が実施された。全国では12番目だそうだ。一昨日、北朝鮮のミサイルが北海道上空を飛翔した翌日とあって、注目度が極めて高かったようだ。
ヨーロッパ諸国でも関心が高く、訓練の模様をドイツとフランスの報道機関が取材したという。

そもそも、なぜ県内で輪島となったのか。それは、能登半島地震を踏まえて住民の防災意識が他の地域より格段に高いからなのだ。防災士の人数は市民一人当たりで最も多いともいう。
県としては大都市部でも実施したいとしている。



河合小学校での訓練の模様
新聞記事より抜粋
北朝鮮の弾道ミサイルの飛来を想定した住民避難訓練が30日午前、能登半島の石川県輪島市で行われ、小学生を含む住民ら約300人が参加した。
同市立河井小学校では午前9時頃、ミサイル発射を告げる防災行政無線に続き、「カーテンを閉めて窓から離れてください」と校内放送が流れると、児童らは、廊下側に寄せた机の下に一斉に潜り込んだ。市文化会館では、住民らが窓のない廊下に頭を抱える格好で座り込んだ。
訓練は以前から予定されていたが、北海道の上空を通過する北朝鮮のミサイルが発射された翌日となり、参加した男性(74)は「しっかりやらないといけないが、現実だったら冷静にはなれないかな」と話していた。

しかし、何故こうまでして避難訓練をしなければならないのか実に腹立たしく思う。 
これは太平洋戦争中のアメリカの無差別空襲の空襲警報と同じではないか。まるで戦時中だ。
北朝鮮関係筋によれば、北朝鮮当局は講演会などで、「核を保有しなかったイラクやリビアが米国に攻撃されて滅んだ」と市民に教えている。同筋は「米本土に届くICBMが完成するまで、金正恩(キムジョンウン)(朝鮮労働党委員長)は挑発を止めないだろう」と語った。

北朝鮮が強気一辺倒の態度を続ける背景には、金正恩体制維持への強い危機感があるという。そのため、平然と日本に向けてミサイルを発射している。ミサイルが着弾した海域には漁船群が操業中だったというではないか。予告もせず、これほど日本国民を無視した暴挙は到底許せない。

と思うが手も足も出せない日本国なのだ。拉致問題にしても、それは解決済みだと厚顔無恥な態度に終始している。輪島北方300kmに位置する大和堆では、北朝鮮の漁船群がのさばり、能登町の漁船が締め出されている。日本の取締船は何もしないとたかをくくり、逆に銃口を向けて威嚇するので取締船は逃避するのだという。何と情けない日本国!
ミサイル発射に立ち会って高笑いしている金正恩がいまいましい。
トランプに現状を訴え、「英断」を願うか?



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