2017年8月28日月曜日

往時の賑やかさが霧散霧消・呆然として現場に立つ

2年ごとに開催している36同期会が、昨日と今日にかけ岐阜市長良川ホテルすぎ山で開催された。
この会は昭和36年4月1日付で国鉄岐阜工事局に21名が採用されたメンバーによって構成され、昭和51年にこのホテルで第1回が開催された。

今回で8回目、幹事の案内ハガキにはこの会を以って最終回とする文書となっていた。
昨日、金沢を午前8時に女房と共に出発し、昨年亡くなった同期会のメンバーの家に向かった。関インターから一般道を走行したが、カーナビの指示どおり走っても同じところをぐるぐる回っていたりで、予定時間を30分ほど超過してしまった。

同僚は野々市町出身の同級生で、新婚時に荷物を車から取り下ろす作業を手伝ってくれたり、広島でも家族ぐるみで付き合い、岐阜に戻ってからも奥さんや娘さんがうちの長女と次女の面倒をよく見てもらった。そんないきさつから、女房がこの機会に仏前に手を合わせ、奥さんとも話がしたいというので、同行することにした。

奥さんと娘さんが我々夫婦が来るというので家の前で待っていてくれた。
仏前に手を合わせてから、4人で思い出話に沸騰した。
近くのレストランで食事を済ませてから、女房を残して宿泊場所へ向かった。
ホテルに向かう長良川沿いの道に入ろうとしたら柵が設けられており、迂回してようやく到着するも、駐車場はすでに満車。どうしたものかと右往左往していたら、マイクロバス運転手があとをついてこいというのでそれに従って進んだ。ようやく駐車場に到着。マイクロに乗ってようやくホテルに到着した。

今回の企画は「鵜飼いを船に乗って見物しよう」というものであった。
乗船場までマイクロバス。そして乗り合い船に乗った。

乗船場は客が溢れていた
3時間の談笑
総がらみのクライマックス
屋形船40隻、船の数は多いそうだ。天候に恵まれ最高の舟遊びとなった。
2段重ねの折と寿司セットで3時間を大いに楽しんだのであった。

宿に帰って幹事部屋で今後のことを協議
日が変わって、朝食後再び協議。岐阜市近郊の5人は2カ月ごとに顔を合わせることを継続するという。幹事が一人ひとりから意見を聞いた。
このような会が高齢を理由に解散すると体調が急に悪くなるという例がある。幹事が世話役を継続するのに抵抗感がなければ継続すればどうかという話では、幹事曰く、「わしとしては一向に苦にならない」という意見で2年おきに継続することとなった。

2年後にまたの再会をしよう!
10時過ぎ、女房を拾って国鉄アパート群のあった場所に行ってみることにした。

2号棟の跡地、向かいは3号棟跡地
大黒寮だけが残っていた
去年まで、ここに11棟ものアパートが林立して子供たちや奥さん方の話声で賑やかだった。思い出がいっぱい詰まったこの地を訪れ、こんな風景を見て呆然としながらあたりを見渡した。昭和56年まで住んだ大黒町アパートのことは夢のまた夢となってしまった。


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