2017年8月7日月曜日

ボルト銅で主役の座を降りる マラソン川口9位健闘!

今月4日に幕開けした世界陸上選手権大会は、昨日、全世界が注目する男子100m決勝が行われ、長く君臨してきたボルトが3位となり会場がブーイングに包まれたという。

今期でLAST RUN引退を表明していた
お得意のポーズは弓を引くモーション。ボルトにお似合いだった。

ゴールイン

僅少差の激戦
男子100メートル決勝は、今大会限りで引退を表明している世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒95で3位に終わり、この種目では単独最多となる4度目の優勝を逃した。リオデジャネイロ五輪銀メダルのジャスティン・ガトリン(米)が9秒92で12年ぶりの優勝。2位には9秒94のクリスチャン・コールマン(米)が入った。向かい風0・8メートル。
銅メダルのボルトは、世界選手権の通算メダルを14個とし、ジャマイカ代表として活躍したマーリーン・オッティ(のちスロベニア)と並ぶ史上最多となった。
4レーンを走った決勝では、スタートで出遅れ、終盤に先行したガトリン、コールマンを追い込んだが、及ばなかった。レース後、「全力を尽くしたが、納得いく走りができなかった」と語った。
男子100メートルの準決勝には日本からは6月の日本選手権を制した18歳のサニブラウン アブデル・ハキーム選手、21歳の大学3年生、多田修平選手、24歳のケンブリッジ飛鳥選手の3人が出場した。

このうち予選で自己ベストに並ぶ10秒05をマークし、全体の6番目で通過したサニブラウン選手は2組に出場し、スタート直後につまずいた影響が響き10秒28のタイムで7着となった。

多田選手は3組に出場し10秒26で5着、ケンブリッジ選手は1組に出場し、10秒25で6着となった。

3組で争われる準決勝はそれぞれの組の2着までと、3着以下でタイムが上位の2人を加えた、合わせて8人が決勝に進むことができるが、日本の3選手はいずれも敗退した。

昨日は100m決勝の後、男子マラソンが行われた。
“公務員ランナー”川内優輝(30)=埼玉県庁=は2時間12分19秒で自己最高の9位だった。中本健太郎(34)=安川電機=が2時間12分41秒で10位、井上大仁(24)=MHPS=は2時間16分54秒で26位。ジョフリー・キルイ(24)=ケニア=が2時間8分27秒で初優勝した。

最強市民ランナーがアクシデントに泣いたという。ハーフ地点で先頭から9秒差につけた川内は、その後に転倒、給水失敗などアクシデント続き。苦悶の表情を浮かべながら粘りの走りをみせ、日本代表として最後の世界選手権と位置づけたロンドンで自己最高の9位でフィニッシュした。
中本を抜き9位でゴール
日本男子主将を務める川内は2011年の大邱(韓国)、13年のモスクワ大会に続く3度目の出場だった。過去2回はともに18位。今回は3月に代表入りが決まる前の年末年始の時点で試走するなど、準備万全で臨んだ。4日の会見では「道が狭まっていて足をとられる危ない場所もある。でも、過去70回のフルマラソンの経験からすれば、たいしたことはない」。V字カーブや曲がり角の多さが特徴で、狭い石畳の路地も走る難攻不落の道のりの攻略に意欲を示していた。

レースは観光名所のタワーブリッジを発着点に、テムズ川沿いや市街地を4周するコースで実施された。
それにしてもマラソンコースは狭く、フェンスの足がランナーの足に引っかかるのではないかと心配したり、急カーブや道路中央部にある障害物が気に障った。応援にしてもパラパラ。金沢マラソンの方が応援の人が多いのだ。

さて、気になる台風5号。昨日の進路予報では金沢の真上を通過するルートだった。
が、今朝の最新進路予測では、昨日のルートより太平洋側にシフトした。


霊峰白山に2例2拍1例だ。

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