2019年1月31日木曜日

新聞報道による昨日の人身事故

昨日の交通事故で被害者は何処の誰とか、ケガの程度について夕刊と朝刊に記事が掲載された。この事故の記事の隣に11月に発生した人身事故の記事が掲載されており、同じく吾が町内で発生し町内に住む小2の児童が重症を負ったという。この事故については初めて知ったのだが、知らなかったのは自分だけだったようだ。

1/31北國新聞朝刊
昨日の事故について、家族に連絡があったのは午前10時頃だったという。事故現場から200m程しかない自宅なのに身元を確定するのに時間を要した。被害者は職場に向かう途中だったようである。昨日現場にいた人に年代が20代と聞いたが37歳だった。
家族が声をかけると頷くというが、意識もうろうとした状態なのだと察する。
突然ふりかかった災難、家族がお気の毒に思う。

一方の小2の児童は大腿骨骨折、すい臓、肝臓損傷で現在も療養中だという。奇しくも同日のそれも並んで掲載された町内の交通事故。自分の車運転は安全運転に徹しなければならないと肝に命じた。


昨日の新聞には、「サル追い払い」初実施 森本IC付近で金沢市  という記事が掲載された。
市は29日、金沢外環状道路山側幹線(山側環状)の金沢森本インターチェンジ(IC)付近で、金沢東署や地域住民の協力を得て、昨年末から出没の相次ぐサルの「追い払い作戦」を初めて実施した。

市によると、昨年12月19日から今月28日までに40件の目撃情報があった。群れから離れて行動する「離れザル」が1、2匹いるとみられ、これまでにけが人はいないものの、農作物の被害や、住民を脅す行動などが認められている。

市職員と地元住民の猿追っ払い
追い払い作戦には、市職員や住民、署員ら総勢74人が参加。約2時間をかけて周囲を巡回し、途中、月浦町と堅田町で計3回、体長約70センチの雄のサルが姿を現した。棒やロケット花火で驚かし、山奥に追いやる手はずだったが、サルは素早く身を隠し、すぐに見失った。

出没ポイント周辺には不動寺小と薬師谷保育所があり、市はサルが子どもに危害を加える恐れもあるとして注意喚起している。また、付近の2カ所に捕獲おりも設置している。市環境政策課の桑原秀忠課長は「餌を与えるとすみ着くので絶対にあげないでほしい」と話した。

この辺りには熊、鹿、猿、イノシシも出没するようになった。里山の手入れがされなくなったのが原因だという。薪を焚いたり炭を焼いたりするところが里山だったが、生活様式が変わってしまい、その影響で荒れ果てたため人と獣の住みわけ境界があいまいになったためだという。
これからもどんどん出没するのではないだろうか。

2019年1月30日水曜日

近くの交差点で人身事故発生!

今朝7時45分ごろ家の前を救急車が大きな音量で注意しているスピーカー音があった。
女房が玄関を出て何事かを見に行ってきて、交差点に事故が起きたみたいだと伝えた。
早速現場を見に行った。交差点の家の角付近の歩道の上に自転車が倒れているのが見えた。

事故位置図

交差点と転倒自転車の位置
この一部始終を目撃していた人が3人いた。一人は学童の父兄による交通誘導ボランティアの女性。あと二人は横断歩道の信号待ちしていた30代くらいの男性。
交通誘導員の女性から聞いた話。
「交差点から反対方向の学童がいないか確認していたら突然ガシャーンと大きな音がしたので振り返って見ると、20代の男性が倒れており出血していた。救急車が来たが、ぐったりしていた」と青ざめた顔で話された。
原因は車の信号無視らしい。車の運転手としては信号が赤になって、スピードを上げれば通過できると思ったのだろう。この交差点では2年に1回くらいはこうした事故が発生している。

家に帰ってしばらくTVを見ていたが、いつも事故がある時は写真を撮っているのでカメラを持って現場に戻った。警察官の数がやたら増えていた。1枚シャッターを切ったところで若い警察官がやってきて「写真は何に使いますか」と尋ねられた。本当はブログアップを予定していたのだが、「まだ捜査中であり、写真の使用にも注意して、警察官も写さないで」と釘をさされた。
自転車が転倒している状態だけなのにちょっと大げさ過ぎるように思った。

事故に遭った人はどこの誰だかはわからない。ひょっとしたら町内の人かも知れない。
夕刊に注目しよう。




2019年1月29日火曜日

我利我利亡者

レーダー照射問題を威嚇飛行に論点をすり替えて日本に謝罪を求める韓国。ありとあらゆる反日行動に明け暮れる韓国。
そんな局面の今日だが、骨のある意見を述べた文書に巡り合った。

ある意見

韓国人にではなく、韓国政府に対する意見をズバリ言いたい。
「我が利益、我が利益で正しい心を失った人」
これが私なりの韓国政府を表した言葉ですが、仏教界では「我利我利」と言うそうです。

「我利我利亡者」という言葉を昔はよく使いましたね。これは自分の利益のため、どんな悪事でも働いた者が死後、変化(へんげ)した「餓鬼」のことを指します。
痩せた人を「ガリガリ」というのは、ここから来たみたいです。スリムな方には、かわいそうな言い方ですね(笑)。アイスの「ガリガリ君」も、まったく関係ないので安心してお召し上がりください(笑)。

餓鬼の説明を続けます。
餓鬼界とは六道輪廻のうち、地獄の次に悪い道です。生前、なりふり構わず自己利益に執着した者が餓鬼になります。その姿は醜く、ノドは痩せ細り、ロクな食べ物にもあり付けない。手足は骨と皮だけで惨めです。それは、わが欲がつくった姿…。そう、執念と妄念、見栄、プライド、虚栄心の成れの果て。
 

韓国はこのままでは、世界から「我利我利亡者」の烙印(らくいん)を押されます。そうなれば、餓鬼となって卑しく奪い合い、慢性的に精神が飢えた状況に陥ってしまう。永久に苦しみもがく「無間地獄」が待ち受けているのです。
根本的にそれらは、他国からナメられたくないという「劣等感」がつくり出すもの。「優越感の正体は劣等感」。これを早く韓国政府は気付いて楽になってほしいです。

わが日本にも、お寺の住職から教えてもらった言葉を1つ。
「丸くても一角あれや人心、あまり丸きは転びやすいぞ」
日本も優しすぎるだけでは、この難局のアジア情勢を渡っていけないのではないですかね。

著者が誰か調べた。落語家の桂春蝶(44)という人。今の世情を言い当てて妙。
だがこの人、暴力沙汰を起こしたり「貧困は自分のせい」とかTVで発言してツイッターが荒れたという。


下積み生活が長く続いたが、何とか生き延びれたのは政治のお陰だという。この経験から貧困は自分のせいという発言に至ったと釈明した。
ともあれ、日韓問題については納得できる思考力の持ち主であった。

2019年1月28日月曜日

バスのガイドから聞いた話

4カ月前になるが、新千歳空港からバスに乗り6時間もかかる稚内に向かって走行している時、バスガイドがいろいろ話をしてくれたのだが、その中で「エェッ」と驚いたことがあった。
バスガイドは北方領土問題について、「ソ連は終戦の直前に条約を破棄し対日戦を開始した。そして国後等北方領土を占領した。」



国後まで16km 自分の目で確かめた
「現在は平和条約の協議で北方領土問題が取り上げられているが、実はそれだけではなくて釧路から留萌を結んだ留萌・釧路ラインを設け、その北方を占領する計画があった」という話を聞いたのである。これには大変驚いた。

ネット検索でこんな図面を見つけた
この侵攻作戦は北方守備隊の激烈な抵抗にあって、遅れを生じたため実現しなかったという。もしこんな状態になったとしたら、もの凄く悲惨な状況となり大混乱となったと想定される。

で、74年前の出来事をもっと詳しく知りたくなって調べてみた。
北方四島には、かつて多くの日本人が暮らしていた。1855年に調印された日魯通好条約で、択捉島とウルップ島の間が日本とロシアとの国境であることを確認しましたが、日本がポツダム宣言を受諾した後の1945年8月28日から9月5日までの間にソビエト連邦は北方四島を占領した。1946年に一方的にソビエト領に編入し、1948年までに北方四島に住んでいた約1万7千人の日本人を強制退去させた。今日までロシアによる不法占拠は続いているのである。

平和条約とは日本とロシア (旧ソ連) 間の,北方領土問題をはじめとする戦後処理を行い,戦争状態を終結させるための条約。 1951年のサンフランシスコ講和条約への調印をソ連が拒んで以来,締結されないまま今日に至っているという。

そして先日、安倍首相がロシアで協議をしたのだが、具体的な進展はなかった。
平和条約交渉でラブロフ外相が「第2次世界大戦の結果を認めろ」と迫った。経緯から占領は不法そのものだが敗戦国はドイツ・イタリア・日本だけで圧倒的に連合国側が多いからソ連の不法を咎める者がいないのだ。
結局、4島返還は実現せず歯舞・色丹の2島だけでも返還されれば上出来とする意見が強くなってきた。
今後の成り行きが注目される。


2019年1月27日日曜日

部活は何にしようと聞いたら「テニス」と答えよう

中学に入学すると部活は何にしようか迷う生徒がいる。陸上、卓球、サッカー等々のスポーツ、ブラス、演劇、新聞、化学等の文化部関係ととても沢山ある。もし、子供や孫がスポーツ万能だとしたら「テニス」を勧めたい。

大坂なおみ選手が昨日、全豪オープンで日本人初の優勝を果たした。昨年は全米オープンの優勝も果たしており、弱冠21歳が快挙を成し遂げた。
中学生になったら何故テニスを勧めるかというと、賞金が如何なるスポーツの中にあって、断トツの莫大な金額だからである。全米と全豪、合わせて7億+α、通算で軽く10億円突破している。現在21歳、これから大坂時代が続くという。

表彰式
激戦を制した
孫の優勝を喜ぶ大坂鉄夫さん
テニス全豪オープンで大坂なおみ選手(21)が優勝したことを受け、北海道根室市に住む祖父の大坂鉄夫さん(74)が26日夜、根室市役所で記者会見した。鉄夫さんは「うれしくてコメントがない。いま興奮しています。安心できる勝ち方でなく、心配させる勝ち方で血圧が上がっています」と笑顔で語った。

この日は午後6時半から、根室市役所で石垣雅敏市長や山本連治郎・根室商工会議所会頭らと一緒に試合のテレビ中継を観戦する予定だったが、自宅で中継を見始めると息をのむ試合展開で「(市役所に)行きたいけど(テレビの前から)動けない」。市長らとの約束をすっぽかすことになってしまった。

鉄夫さんは「勝負ごとでしょ、取れるところで失った」と、あと1ポイントで優勝というところから巻き返された第2セットについて語った。試合展開が不安になったが、「ふてくされながらも良くやってくれた。誇りに思える勝ち方だった」と試合を振り返った。
そして「えらいと思う。1人でコートの中で戦っている。めんこいのか、かわいそうなのか。涙しそうだったよ。つらいと思うね。なでてやりたいね」と孫を思いやった。

なおみ選手の成長ぶりについて「よく報道の解説で『メンタルが弱い』と言われるが、20歳くらいでこういう仕事をするということは(メンタルは)強いと思う。よく戦っている」と答えた。世界ランキング1位が確定し「ここまで来たらあとは自然体でやってもらいたいですね」と話した。



男子ではどうか。錦織は惜しくも天敵ジョコビッチと対戦途中に足の痛みで棄権してしまった。錦織の賞金は通算10億+α。獲得賞金歴代1位はフェデラー、それを僅差でジョコビッチが追いかけている。逆転は時間の問題なんだとか。この二人は100億円越え、錦織の10倍近い賞金総額なのだ。


テニスの賞金はなぜこのように高額なのか不思議である。
バスケ、野球、卓球、バレーボール、バトミントン、スケート、たくさん種目はあるが、
断トツで賞金が高額なのはテニス。だからもし部活何にしたらいい?と聞かれたら迷わず「それはテニス」と答えよう。

2019年1月26日土曜日

意外と近くに素晴らしい温泉があるなんて知らなかった!

先日、ウォーキングの途中に度々お邪魔している事務所に寄った。あれこれ話をしているうちに来客があったのだが、初めての顔を合わせたのにあれやこれやの話題で話が弾んだ。この近くにある温泉の話で、「ワシャ度々ここからそんなに遠くない温泉に行くんだけど、露天風呂からの眺めも良いし、イワナやアユも食べられる」と聞いた。

近くのタバコ屋の店主も、「そんなに時間がかからんので時々温泉に行ってる」と聞いたことがあった。そんなことが気になって地図で調べてみようと思いついた。法林寺温泉や湯谷温泉でもないことが分かった。いずれもレストランがある温泉ではないからである。
そしてようやくそれが「ぬく森の郷」という温泉であることが分かった。

場所は県道金沢井波線で医王ダムを超えて3,4kmの所だった。森本ICから10km余の至近距離にその温泉があった。
地図を見ても温泉という表示はない。地図をアップしていくと「ぬく森の郷」と表示される。写真類を見て驚いた。大規模施設なのである。駐車場も100台以上は収容できる広さである。

吾々は森本ICから医王ダムまで(黄色ライン)を走行してぬく森の郷へ行くことになる
この施設の名称で公営であることが分かった。中山間総合整備南砺市南蟹谷総合交流ターミナル施設というのが本名で、「ぬく森の郷」という名称は通称名。
平成17年にオープン、公営だからあまり宣伝しないし、富山県ということもあって金沢市民には「知る人ぞ知る」温泉なのだ。

こんな山間部にある凄い温泉なのだ
入浴料金が平日500円、18時以降100円引きのリーズナブル温泉。

内湯もいいが
露天風呂もいいなぁ
温泉を出て一休みするも良し

レストランで食べるも良し
地元産の野菜もある売店
●「ぬく森の郷」レポートがあった。
石川県との県境にほど近い山間部にある日帰り温泉施設「ぬく森の郷」のご紹介です。こちらの施設の魅力は何と言っても、露天風呂。大き目の造りで、足を伸ばしてゆったりと入れるのが良いですねー。そして、景色も最高。田んぼと山々と空だけですが、のどかで良いんです。新緑、紅葉、雪見風呂と四季を通じて色々な景色が見られるのも魅力です。飲泉できるところもあって、温泉も楽しめます。

浴後は、休憩スペースやお食事処でのんびりと過ごせるし、かなりこの施設が気に入りました。また来たいと思います。
湯温は和倉と同じくらいでゆっくり浸かれる。 露天風呂は広々としていて、景色も綺麗で最高!! 広いから湯温は少し低いけど、青空と山を見ながら思いっきり脱力して浸かれるのでちょー気持ちいいの! 春秋くらいの気温差がええなー

福光の山奥にある施設でかなり広い露天風呂からは絶景が望める。内風呂もあり洗い場にはシャンプー、ボディソープも備え付けあり

ここのレストランは何を食べても絶品 食事目的だけで来ても良いレベル

リンスインシャンプーとボディソープ備え付けで助かる

山間の囲いのない露天風呂が爽快。

●お風呂施設
露天風呂、内湯、泡風呂
●その他の施設
お食事処、マッサージ機コーナー、マッサージ室、自販機コーナー、農産物直売所



倶利伽羅山、宝達山の雄大な自然を望める露天風呂が自慢。32畳の広さの露天風呂が2つあり、週替わりで男湯と女湯が入れ替わる。湯は神経痛や関節痛、慢性消化器系の病やアトピーなどの皮ふ疾患に効能があるアルカリ性単純温泉。
泉質 アルカリ性単純泉
源泉温度45.5℃
湧出量毎分300リットル

県下随一の大露天風呂が特長である。



規模が大きいので団体でも利用できそうだ。シニアクラブやネットサークルで行ってみたいと思う。個人的にもいきたいなぁ。


2019年1月25日金曜日

兼六園の早や咲き梅

今月20日に大寒入りして最も寒い時期、それも後1週間ほどの辛抱である。
3日間続けて中2の孫を学校まで送っている。普段は自転車通学だが、ここ2,3日は積雪は極少ないが凍結しているところもあるので自転車は危険。

そんな中、金沢市の兼六園で、早咲きの梅が見頃を迎え、来園者の目を楽しませているという。
県金沢城・兼六園管理事務所によると、園内には約20種の梅が計200本ほど植えられている。開花が一番早かったのは、鮮やかなピンクが特徴的な「寒紅梅」。暖冬の影響で、昨年度より1か月以上早い12月12日から花を咲かせている。 

 寒紅梅の近くでは、純白の「青軸」も開花しており、来園者は紅白の梅を写真に収めるなどして、散策を楽しんでいる。園内の梅の見頃は、3月まで続くという。
友人と観光で訪れた大阪府豊中市、主婦長船亜里さん(47)は「紅一点の寒紅梅の小さな花がとてもかわいい」と話していた。

いつもの年だと今頃の兼六園はこんな風景
大寒は寒さが最も厳しくなるころ。『暦便覧』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒い 寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期である。武道ではこのころ寒稽古が行われる。
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。


鶏が大寒の日に生んだ卵が人気だという。

今日は25日だからもう食べられない
そしてこの時季は初侯:款冬華(ふきのはなさく)ともいう(1月20日頃 )
ふきのとうが顔をだし始める頃。「款冬」とはふきのことで、ふきの花茎がふきのとう。ふきのとうは早春を代表する山菜で、香りが強くてほろ苦い早春の味として人気。ふき味噌や天ぷらなどで楽しみたいねぇ。


2019年1月24日木曜日

城北市民運動公園に子供向け運動施設

磯部の城北市民運動公園内の市民野球場は最も古い施設である。30年前には既にあった。そしてサッカー場ができて最近になって市民プールが竣功したばかりである。本田圭佑選手が寄付した少年サッカー場も整備されたが、その周辺の空き地はまだまだ広大である。その一角に子供向けの屋内運動施設が4月7日にオープンするという。

この地図では屋内運動施設の位置は不明
市民プール付近の空き地にできるのかな
空き地の利用構想は既に決まっているのだろうか。整備が完全に終了となるのはまだまだズーっと先なんだろう。

今回プレス発表された屋内運動施設
ということで、土地利用の在り方という話題になるのだが、現在、海環の大河端~福久間が工事中である。この区間は殆ど田園地帯である。完成後の土地利用がどうなるのか関心があるが、どうも規制の枠が頑丈なため自由な土地利用ができないのだという。

周りは広大な田圃
都市計画法ではこの付近一帯は「良好な耕作地域」として土地の転用は認められていない。だが、老齢化が進み耕作者の大半は農業を止めたいという。長い目で見れば徐々に耕作放棄地が拡大して荒れ放題と化す懸念があるのだ。後継者も僅か数人しかいないのだというではないか。高規格道路が完成しても地域の発展に寄与できない道路なのだ。行政は「農作者は永遠にあるものではない」ということを考え、土地利用の制限についてもう少し柔軟性を取り入れるべきと考えるが・・・・



2019年1月23日水曜日

認知症高齢者と暮らす家族に朗報

町内のある人が「七尾の親戚のおばあちゃんが行方不明になって1カ月たった。旦那さんの職場や近所の人総出で捜索したが見つからなかった」と話された。
認知症になっている人が行方不明になったという話は他でもよく聞いた。そして1日くらい経ってとんでもない場所で見つかったケース多い。

近所の人が行方不明になって、半日後に西金沢付近で見つかったという。また、ある人は宇ノ気あたりで見つかったという。どうしてそんな遠方まで行ったのか不思議に思う。ただひたすらに歩くからだろうか。
2年前に親父さんを亡くした人が曰く、「うちの親父も夜中に徘徊して困った。ケガをして見つかったことや、衣服を泥だらけにして帰ってきたこともあった」という。

先日、新聞にこんな記事が掲載された。
徘徊高齢者、捜索アプリ…金沢市
金沢市はスマートフォンの専用アプリと、身に着けたICタグを連動させることで、認知症で徘徊する高齢者の位置情報を確認できるシステムの運用を今月からはじめた。家族だけではなく地域全体で高齢者を見守るのが目的。市長寿福祉課によると、ICタグで高齢者の居場所を確認する取り組みは、県内で初めての試みという。

ICタグを身に着けた高齢者が自宅を離れると、自宅の受信機が反応し、家族にメールを送信。その後、街中などで、専用アプリを入れたスマホを持つ市民と高齢者がすれ違うと、自動的に位置情報が専用サーバーに記録される仕組みだ。

家族や民生委員などは、サーバーに記録された位置情報をもとに、高齢者を捜索することができる。
市は、金沢駅や交差点付近など人通りが多い約50か所に受信機を設置する予定で、ICタグを身に着けた高齢者の位置情報を特定しやすくするという。

市によると、徘徊の可能性があるとして、氏名や身体的特徴などの情報を登録している高齢者は約200人。専用アプリは市ホームページから無料でダウンロードできる。ICタグを購入すれば、月額300円でシステムを利用できる。
同課の山下慎一課長は「アプリをダウンロードしてもらえれば、スマホを持つ中高生でも参加してもらえる。地域で見守りネットワークを作り、みんなで支え合う社会にしたい」と話している。

こんな機器ができて徘徊する老人と一緒に生活している人には朗報である。
もう少しはやくできれば良かったのにと思う。



2019年1月22日火曜日

昨日のビッグニュース

昨日(1/21)はビッグニュースが次々と流れた。
先ず一つ目は、南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961メートル)の登頂とスキー滑降をめざしていたプロスキーヤー三浦雄一郎さん(86)が登頂を断念したという。三浦さんの体調から、チームドクターが続行は難しいと判断した。

この判断を褒めたたえる声がかなりあった。登頂プロジェクトを支える一行を引き連れ、かなり経費もかかっただろうし、スポンサーの要望もオジャン、全てをゼロに戻すことになる撤退する勇気、中々できることではない。


二つ目は レーダー照射の問題で、防衛省が「新たな証拠」として公開した探知音について、韓国側は「実体が分からない機械音のみだ」と非難した。どんな動かざる証拠を示してもあの国は「知らぬ存ぜぬ。何がこんなものが証拠なのだ」と開き直った。



一連の反日行為で何事にも動じない「おとなしいわが国の国民」はついに怒った。

断固制裁を!
三つ目は全豪オープン第8日の21日、メルボルン・パークで行われ、女子シングルス4回戦で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第13シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を4-6、6-3、6-4の逆転で下し、全豪では初の準々決勝に進んだ。この種目の日本勢の全豪8強は2000年の杉山愛以来。大坂は準々決勝で第6シードのエリーナ・スビトリナ(ウクライナ)と対戦する。 
この試合はNHKで放送されていたので最初から終わりまで観戦した。もうだめかと思ったが、見事逆転勝利を収めた。

4つ目は錦織圭のテニスの全豪オープン4回戦、錦織が191キロのサーブをたたき込むと、歓声とともに試合が終わった。気力、体力を尽くした5時間5分の激闘は今大会最長ゲーム。疲労を顔に浮かべながら、勝利の瞬間を静かに喜んだ。 これも長時間、TVに釘付けとなった。

最後まで胃が痛くなる試合運びで、ひやひやさせられた
5つ目は錦織のテニスとせわしくチャンネルを変えたサッカー。
アラブ首長国連邦(UAE)で開かれているサッカーのアジア杯で、1次リーグF組を首位で通過した日本(世界ランキング50位)は21日、決勝トーナメント1回戦でサウジアラビア(同69位)を1―0で破り、8強入りを決めた。

日本は1次リーグ最終戦のウズベキスタン戦から、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)を除く先発10人を入れ替えた。前半20分、日本はCKからDF冨安健洋(シントトロイデン)がヘディングシュートを決め、先取点を奪い、そのまま逃げ切った。


富安のヘッディングがきれいに決まった
6つ目は 中国の春節で民族大移動のニュースだった。
中国で2月5日の春節(旧正月)に合わせた大型連休が始まるのを前に、ふるさとで過ごす人の帰省ラッシュが21日、始まった。中国政府はUターンも含め3月1日までに前年比0.6%増の延べ29億9千万人が車や鉄道、飛行機で移動すると見込む。

帰省ラッシュが始まり、混雑する北京駅=21日(共同)
上海バンド地区の人混み
北京駅では21日、小銃を持った武装警官が警戒する中、大きな荷物を抱えた人が多く見られた。
中国政府は春節の連休(2月4~10日)を挟む計40日間を帰省やUターンのラッシュ期間と位置付け、特別輸送態勢を取る。中国では最近、高速鉄道で他人の指定席に居座る行為が頻発し、政府は法律を厳格に適用して処罰すると警告している。 

そんなこんなで昨日は忙しく暮れてしまった。



2019年1月21日月曜日

次のギネス登録認定者は誰?

昨日の未明に男性で世界一の長寿だった野中正造さんが亡くなられたという。
113歳、ギネスにも認定
男性の世界最高齢としてギネスにも認定されていた、北海道足寄町茂足寄の野中温泉に暮らす野中正造(まさぞう)さんが20日未明、亡くなった。113歳だった。

去年4月ギネス認定

同日午前1時半ごろ、就寝中の野中さんが息をしていないことに家族が気づいた。野中さんは昨日も普段通りの生活をしており、穏やかな最期だったという。
孫の祐子さんは「祖父は私たち家族の生きる糧だった。大きな存在を失った」と述べた。

野中さんは1905(明治38)年7月25日、当時の釧路国足寄村生まれ。野中温泉の創業者増次郎さんとキヨさんの7男1女の長男だった。日本百名山の一つ雌阿寒岳の麓で、神秘の湖として知られるオンネトー湖畔にある同温泉を経営した。


2018年4月10日に、ギネスワールドレコーズジャパン(本社英国)から「存命中の世界最高齢の男性」(112歳と259日)として認定された。
ここ数年、耳は遠くなったが、新聞やテレビを楽しみ、自ら車いすで動き回る姿も。昨年の誕生日には、家族が同温泉の食堂で誕生会を開き、用意された好物のケーキに笑顔を見せていた。

連絡を受けた安久津勝彦足寄町長は「町民に元気を与えてくれていただけに、残念な思い」と話した。

正にPPKのお手本である。113歳まで自宅で生活されたことが素晴しい。いい人生だったとあの世からメッセージが届くような気がする。
もし、自分がこの年齢まで生きるとしたらまだ37年もある。長くて20年?こればかりは希望と現実の距離は縮まらないだろうなぁ。

2019年1月20日日曜日

なぜ嘘が嘘を呼ぶのか

海上自衛隊のP1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーを照射された問題がエスカレートしている。
この事態が表沙汰になってから、韓国側の言い訳じみた説明は二転三転しており、国際社会の信用を失いつつある。日本側は証拠として防衛省が当時の映像を公開したが、韓国は根拠のない反論を繰り返し、年明けになってようやく当時の映像を公開した。しかし、レーダーを照射していなかったという明確な証拠はいまだ確認されていないばかりか、日本に謝罪せよと「赤子のようなダダ」をごねている。

なぜこれだけ嘘をつくか、否、つかねばならないか。
海上自衛隊の哨戒機は何をしていたかということになるが、これは国際連合安全保障理事会決議による北朝鮮の瀬取りの監視であると見られている。当時、北朝鮮籍の漁船を韓国のボートや警備救難艦が取り囲むように位置していたことが確認されており、韓国側は「人命救助の活動中だった」と説明している。


だが、この説明には矛盾点がいっぱいあるという。
「海上保安庁は、北朝鮮の漁船から救助の信号を受けていない。都合が悪い現場を押さえられて、レーダーを照射して海自機を追い払おうとしたのであれば、辻褄が合う」といった意見が出たというではないか。 

                         ↑
                   漁船ではない工作船といわれる
工作船
瀬取りとは、洋上での船舶間の物資の積み替えのことであり、国連制裁の対象である北朝鮮が瀬取りを行うこと、あるいは国連加盟国が北朝鮮の瀬取りに関与することは禁止されている


一方で、実際には北朝鮮が瀬取りを行っていることは何度となく指摘されており、裏では韓国や中国の協力も取り沙汰されていた。そして、北朝鮮の瀬取りに対しては日米英などの多国籍軍が連携するかたちで対応しており、その情報は常に共有されている。 


韓国は、その自衛隊の活動を妨害しようとしたわけだ。あくまでもひとつの仮説であるが、韓国軍が北朝鮮の瀬取りに協力または容認している可能性があるといわざるを得ない。かねて文在寅大統領は北朝鮮との経済協力に前向きな姿勢を示しており、国連や日米から制裁を受けている北朝鮮に対してなんらかの支援をしているという見方も浮上している。文大統領の思惑に韓国軍が利用されている可能性もあるというわけだ。

しかし、北朝鮮の瀬取りを支援するという違法行為が公になってしまえば、今度は韓国が経済制裁の対象になりかねない。すでに韓国は経済減速が伝えられており、金融機関の信用も著しく低下しているため、そうなれば通貨危機にも発展しかねないだろう。

そのように考えると、韓国の説明が二転三転したり日本が強硬な姿勢を見せていたりする理由も納得できる


当然ながら、この問題に関してもアメリカとの間で情報共有がなされており、強気な対応も日本側だけの判断とは思えない。アメリカとしては反米政権といわれる文大統領はやっかいな存在であり、引きずり降ろしを考えていてもおかしくないため、これを機に一気に攻勢をかける戦略に合意した可能性もある。 

そーか、こんな事情があって嘘をつきとおさなければならない韓国の事情がやっと分かってきた。それにしても日本に向かって謝罪せよとは、「よーいうわ」という感じだ。日本は毅然とした措置を執ることを期待したい。



2019年1月19日土曜日

偉大な二人のMIURA

今、注目されている二人のMIURAがいる。
その一人はサッカーのカズ。

51歳の元日本代表FW三浦と新シーズンの契約を更新したとJ2横浜Cが発表した。背番号は「11」で変わらず、昨年に続いて午前11時11分に発表された。米領グアムで合宿中の三浦は「1試合でも多く出場し、1分、1秒無駄にすることなく、全力で日々のトレーニングに臨んでいきたい」との談話をクラブを通じて出した。2018年シーズンは、Jリーグの最年長出場記録を51歳8か月9日に更新するなど9試合に出場したが、無得点だった。

今年で52歳になる
1982年12月、私立静岡学園高校を1学年修了を待たずに8カ月で中退し、ブラジルに単身で渡航してCAジュベントスに所属した。当時の三浦は身長が低く、テクニックは持っていたものの他に一流と呼べるような強みはなく、指導者達はブラジルでプロのサッカー選手になりたいという三浦の夢は実現不可能だと考えていた

3年間ほど練習に励んだが思うように成果が発揮できず、諦めて帰国しようと思っていたところ、リオの公園で現地の貧しい少年達がサッカーをしている様子を見かけたことが、帰国を思い止まる切っ掛けを作ったという。

三浦曰く、その少年達の中には裸足の子や片足がない子もおり、ボールも古く汚いものだったが、皆楽しそうにボールを追っており、その様子を見て、「自分には両足も、スパイクも、いいボールもある。何を俺は贅沢なことを言っているんだ」と思い、帰国を思いとどまったとのことである。

三浦知良の功績には議論の余地がない。彼は日本サッカー界に誕生した最初のスーパースターだ。イタリアのセリエA、ディナモ・ザグレブ、ブラジルの複数のチームでプレーしたことがあり、アジア年間最優秀選手賞に輝いたこともある。 
そのカズが51歳で契約更新したという。たいしたものである。

さて、もう一人のMIURAさんは、現在、南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961メートル)の登頂とスキー滑降に挑む行動中なのだ。
プロスキーヤー三浦雄一郎さん(86)の遠征で、三浦さんの事務所「ミウラ・ドルフィンズ」は16日、予定ルートを変更すると発表した。当初登るルートとしていた氷河の状態が不安定で登山に適さないと判断。一般的な尾根伝いのルートに入って山頂をめざす。


当初は山頂付近に残るポーランド氷河を登る予定だった。だがルートを視察した遠征隊メンバーや現地ガイドが、氷河のところどころが非常に硬くなっていることなどを確認し、代わりのルートを検討した。予定通り進めば、登頂は現地時間の22日になるという。 


滞在している標高4200メートルのベースキャンプから18日にヘリコプターで発ち、標高5580メートル付近で降り立つ。その後、尾根伝いの一般的なルートに向けて歩き、先に歩いて登る次男の豪太さんら遠征隊メンバーと合流。標高5870メートル付近にテントを張って宿泊する。19日から、高度を徐々に上げながら3泊して移動し、22日の登頂をめざす。

自分より10歳も年上の三浦さんだが、気力、体力とも遥かに自分を超えている。
何せ80歳でエベレスト登頂を果たしている。ギネスブックにその名が掲載されているという。
アコンカグア登頂の成功を祈りたい。

二人のMIURAさんに脱帽!




2019年1月18日金曜日

遺跡の出土品

埋蔵文化財の発掘調査に関わっていた平成12年に、国道8号線バイパス築造に伴う津幡町地内の加茂遺跡発掘調査で平安時代の立て札が発掘された。この立て札に書かれていた内容が面白い。百姓は日の出とともに働けとか、魚を食べるなとか、当時のお役所が百姓を対象にした「命令書」なのだ。この立て札は歴史博物館に展示してあるという。


昨日、こんなニュースがあった。
県文化財保護審議会は16日、金沢市が所有する「堅田(かたた)館(やかた)跡(あと)出土品」を県有形文化財に指定するよう県教委に答申した。堅田館跡は堅田町に位置する鎌倉時代~室町時代の遺跡で、陶磁器や武具、遊戯具などの出土品計732点が対象となる。地方武士の生活様式を知ることができる希少な考古資料と評価された。

堅田は町内から2kmくらいの近いところにある。そんな場所で平成8年から3年間金沢市埋蔵文化財センターが調査したという。その頃は自宅を新築中だった頃から引っ越しして2年後まで調査していたことになるが、こんな調査が行われていたとは全然知らなかった。


 堅田館跡の発掘調査は1996(平成8)年度~99年度に市教委によって行われ、大規模な堀や井戸跡などの遺構が確認された。外敵の侵入を防ぐための堀が巡らせてあり、有力な地方武士の屋敷であると推定される。

出土品
 出土品は主に堀から発見された。中でも、「巻数(かんじょう)板(いた)」と呼ばれる般若心経を墨書きした長方形の板は、門前につり下げて世の平穏を祈る年中行事に使われていたとされ、良好な状態で発掘されたのは全国的にも珍しいという。
巻数板は3点あり、そのうち2点は目立った損傷もなく、表面の文字は赤外線を照射すると判読できる。いずれもスギ材で、それぞれ1263(弘長(こうちょう)3)年と1251(建長3)年の年号が記されている。もう1点は破損が激しく、制作年などは不明。


このほか、珠洲焼や中国の青磁、天目と呼ばれる高級な茶器なども大量に見つかった。木製品では馬具や羽子板、金属製品では鍋、石製品では碁石などが出土している。

豪族の住まいの模型
遺跡の見学は業務上の関係で方々へかなり行ったことがある。青森の三内丸山遺跡にしろ、九州吉野ケ里遺跡は何せ広大で大規模であった。不思議に思うのは、かなり高級な出土品が沢山あることである。そこで暮らしていた住民は突然の敵の襲来で逃げるのに必死だったのだろう。あるいは思いがけない天災に襲われたのかも知れない。そうでないと高級な品物が発見される説明がつかない。

発掘された状態を復元した加茂遺跡のぼう示札
加茂遺跡の当時住んでいた役人は、どうして食器類とともに立て札を捨てたのだろうか。
あれやこれやと想像すると楽しいなぁ。