2017年8月2日水曜日

ドローンが水中に潜った!

空中を自在に飛ぶのがドローンのイメージではあるが、何と水中に潜って再び浮上し空中に舞い上がった。そんなシーンを写しだしていたのが先日放映のNHK「凄ワザ」。
この凄ワザという番組は私のお気に入りである。
ある技術を2社に依頼し、依頼された企業は全力で取り組み、製品を会場に持ち込んで所定のワザを競う。その製作過程をつぶさに取材し放映するのだが、これが興味深々で見ごたえがある。
それにしても毎回感心するのだが、日本の物づくりの繊細さや精密さは素晴らしいものがある。たいがい中小企業なのだが、モノづくりにひときわプライドが高い社長から、製作を一任された社員の旺盛な士気も素晴らしい。それも皆30代前後の若手なのだ。
水中から浮上するドローン
先日のドローン競技は、風速20mが吹き荒れる着地点を目指して着陸の正確さを競うワザであった。
先行した企業のドローンは、風洞実験を重ねた結果、本体をフグの形で覆った。それが見事に風速20mの吹き付ける着陸点に着地した。ど真ん中とはならず大部分はずれたのだが、得点は5点を獲得した。
後攻の番となって、大学教授自らがオペレーション。このドローンは20mの強風対策として小さな送風機4個を取り付けた。

大学チームのドローン・オペは教授
1回目は送風機を作動させなかったため、着地間際に風にあおられてひっくり返った。そのあおりでプロペラが破損してしまった。予備は持ち合わせていなかったのだが、ライバルに頼んでストックのプロペラを借りて修理することになった。
修理に時間がかかるということで、2回戦はライバル企業から始めることになって、この回もその企業は10点を獲得した。
修理が終わった大学チームが再チャレンジ。
だが、ずうたいがでかいせいか、着地は困難を極めたがどうにか着地に成功した。
軍配は企業チームに上がった。
創意工夫をこらしてライバルと競う凄ワザ。次回が楽しみである。

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