2017年8月10日木曜日

白山開山1300年記念奉祝本宮祭

昨日、白山神社本宮において開山1300年記念奉祝祭が執り行われたという。
今朝の朝刊は次のように伝えた。
霊峰白山(標高2702メートル)は9日、泰澄大師の開山から1300年の節目を迎えた。未明の山頂付近は霧が濃く御来光を拝むことができなかったが、室堂の白山比咩神社奥宮(おくみや)祈祷(きとう)殿で奉祝奥宮祭が営まれ、登山客らが山の恵みに感謝をささげた。麓の白山比咩神社でも神事が営まれたほか、石川、福井、岐阜3県の登山隊が三つの禅定道から頂を目指す記念イベントが始まり、霊峰ゆかりの地に祝賀ムードが広がった。
奉祝奥宮祭は昨年11月改築された奥宮で執り行われた
宿泊施設の室堂ビジターセンターを運営する白山観光協会などによると、山頂付近は前日に通過した台風5号の影響はなく雨は上がったが、未明には濃い霧が立ち込めた。奉祝祭が始まった午前8時ごろから霧が晴れ、最高峰の御前峰(ごぜんがみね)がくっきりと姿を現した。正午現在は風が穏やかで、数人の登山客が見られるという。

奥宮祈祷殿での奉祝奥宮祭では、建部守恒権禰宜(ねぎ)が祝詞を奏上し、センターのスタッフ、登山客が玉串をささげ、山の安全を願った。以上朝刊記事

この白山に平成15年8月1日、女房と娘(二女)の3人で登山した。
登山ルートは砂防新道から。当時60歳、足腰はまだまだバンバンと思い室堂ビジターセンターを目指した。

だが、5時間かけた登山はきつかった。
休憩時間がだんだん長くなった
奥宮到着
食事前に散策
明日はあのてっぺんに登るぞ!
寝床は畳縦の半畳。熟睡とまではいかなかったが4時起床。すぐ登山開始。
暗闇の中を黙々と進んだ。頂上までの所要時間は40分。ハイマツに囲まれた狭い道を登った。ご来光まで待つこと20分、薄雲があってすっきりしたご来光ではなかったが、神主が岩の頂上に立って「バンザーイ」と叫ぶのに合わせて、我々も万歳をした。
頂上に立ちご来光を待つ神主
それにしてもご来光を迎える登山者はすべて幸せいっぱいの顔をしていた。
お池巡りも素晴らしかった。
頂上の奥宮
景色を独り占めしている気分
帰りは観光新道を辿った。ここはお花畑があちこち広がるルートであるが、終点まぢかの2kmくらいは急坂路で膝が「嗤った」のである。
ニッコウキズゲに囲まれて別世界
今となれば、もう1度頂上へは無理だろうなぁ。

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