2017年8月21日月曜日

あなたにもお勧め 桂林西湖のナイトクルージング

上海の西南1200kmに桂林という都市がある。ここは山水画の風景で有名な漓江下りの起点でもある。上海から飛行機で約2時間で到着するが、飛行機の発着は時刻表の予定時間より1時間以上の単位でかなり遅れる。それがどういう理由なのか全く案内されることはない。
漓江下りを目的としてスケジュールを組んだので、オプションで組み込まれた旅行は余り期待していなかった。
だが、桂林市内にある両江西湖ナイトクルージングは期待以上の素晴らしい体験だった。

旅行前に桂林に行ったことがあるという人にどんなところか話を聞いた。その人曰く、「桂林へ行ってナイトクルージングしなければ、行った値打ちは殆どないくらい」だという。ところが、これに関する情報が殆どない。ぶっつけ本番で楽しむことにした。

まだ暗く成りきっていない夕方、ガイドがホテルに迎えに来てくれた。そして、方々旅行したことがある中で、このホテルの門を出たとたん、今までに見たこともない異様な光景が目に飛び込んできた。老若男女10人ほどが並んで物乞いするのである。5,6歳の少女が花一輪を持って買ってと差し出した。
現地人のガイドは中国の恥だから一切無視してくださいと注意した。100円くらいなら買ってやれば良かったと今でもその光景が目に浮かぶ。

歩いて10分、船乗り場に到着した。船は30人ほどでほぼ満席だった。日本人の観光客が殆どを占めた。


高校の同級生3組夫婦6人の旅行であった
船は静かに湖面を滑り出した。同時に二胡で「支那の夜」の演奏が始まった。その曲はナイトクルージングにぴったりの曲だった。

写真では夜景の美しさがいまいち出せない

桁下もカラフル
クルージングの時間ははっきり覚えていないが、たぶん1時間30分くらいだろう。

昼の西湖の風景

よく整備されている
このクルージングのあと、少数民族舞踊団のショーを見に行った。娘さんたちはハッとする美人ぞろい。終わった後に記念写真に納まってくれるのだ。


桂林のホテルで2泊して漓江下りのため後にした。
中国のイメージとちょっと違っていた桂林。皆さんにもお勧めです。


0 件のコメント: