2017年8月11日金曜日

チンパンジーがじゃんけんの勝ち負け判定を理解

愛知県犬山市の京大霊長類研究所は、チンパンジーにじゃんけんを100日間教えた結果、勝ち、負けが理解できるようになり、人間の6歳相当の知能を有することがわかったという。


霊長類研究所の北側に隣接して日本モンキーセンターがある。日本モンキーセンターは一九五六年、名古屋鉄道をはじめとする中部の財界の支援を得て設立された。霊長類研究所が設立されたのが一九六七年なので、その十一年前だ。すなわち、京大の研究者らによって日本の霊長類学が立ち上げられ、国はすぐにはその重要性を認めなかったので、まず民間の力で日本モンキーセンターが設立され、その後、国立の霊長類研究所が京大に付置されたという歴史的な経緯がある。

算数も理解できる
日本モンキーセンターは、この四月までは名鉄とその関連会社が経営する「日本モンキーパーク」という遊園地の動物園部門であった。おとな千六百円の入園料を払うとジェットコースターにも観覧車にも乗れるし、サルも見られるというコンセプトの遊園地である。霊長類研究者としては少し馴染まないものであった。

国語の勉強 授業態度〇
この二〇一四年四月に、南北に縦貫する主要幹線道路を境に明確に東西に分けた。西側の遊園地は従来どおり名鉄とその関連会社が運営する。東側の動物園は日本モンキーセンターが所有し独自に運営するサル類専門の動物園になった。入園料は、おとな(高校生以上)が六百円、小中学生が四百円、子どもが三百円で、環境教育の場として生まれ変わった。

名鉄犬山遊園駅からモノレールに乗り換え、約10分ほどで到着する。
私は独身時代に訪れたことがあるが、大規模で環境が抜群の研究所とモンキーセンターである。
京大の霊長類研究所の教授がアフリカのジャングルでゴリラと生活を共にして、ゴリラに友達として遇された話はあまりにも有名である。

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