2015年3月15日日曜日

北陸新幹線金沢開業のインパクト

昨日(3月14日)、計画から半世紀を経てようやく金沢まで新幹線がやってきた。
TVではどのチャンネルを回しても新幹線!新幹線!
早朝、金沢駅へ行ってその感激を味わおうと思ったが、所用ができたため断念。
岡山~博多間の山陽新幹線が開通して40年目の3月10日、各地で記念行事があったと聞く。
当時、北陸新幹線が今にも着工される動きが確かにあった。
広島での業務が終わったら北陸新幹線の担当だと勝手に目論んでいた。
昭和55年、金沢駅高架化工事が着工された。高架橋は既に決まっていた新幹線ルートに支障しないよう配線計画が行われた。
最初は金沢駅客貨分離(上り、下り仕訳け線群)に必要なヤード移転を行うため、高柳地区に貨物ヤード新設と、金沢駅~森本駅間に貨物専用線の施設整備が開始された。
昭和58年には東金沢~森本間の農耕地に新幹線中心杭が打ち込まれた。が、予算枠が毎年僅少額のため、倶利伽羅トンネルや富山駅の待合室などをボチボチと進められた。
新幹線と金沢駅高架化の各プロジェクトは、森代議士が新幹線、奥田代議士が高架化とすみ分けがきっちり行われていた。お互い手出し無用が厳守された。
昨日のテープカットに森氏は出席されたのか?1番の功労者であるが写真に姿を見つけることができない。
報道機関の記事から、待ちに待った喜びの熱気が伝わってくる。



一夜明けた今日(3月15日)は、朝から青空が広がった。
余りの陽気にカメラをぶら下げて新幹線の写真を撮りに出かけた。
知り合いの人から、撮影スポットを教えていただいていたのでそこを目指して歩いた。
徒歩15分、そこに着いた。そことは、北陵高校の通学路途中にある墓地公園。
眺望絶佳。だが、景色は森本駅以北。残念ながら地元の千坂地区の見通せる場所はなかった。
津幡方向は素晴らしい眺望
待つこと20分。来た!手前は北陸自動車道

金沢医科大の見える高架橋に「かがやき」が
はるか彼方に内灘大橋と風力発電機
そしてIR線となった森本駅に電車が。
富山行き?
千坂地区は交通の要衝である。
北陸自動車道を跨ぐ新幹線高架橋
千坂校下町会連合会発足50周年記念誌の表紙は、新幹線、IR線、北陸自動車道、国道8号線、それにハス田が写しこまれた写真を掲載予定となっているが、撮影時期はハスが茂る6月、撮影場所は下見で決めている百坂、法光寺地内を予定している。
1日遅れの新幹線開通の慶びを体感した「佳き日」であった。