2020年10月31日土曜日

俺は今、人工的に生み出された特別な時間のまっただ中にいる

ある学者は、1分間に80回くらいある脈拍だが、心臓が15億回程度鼓動したら哺乳類や鳥類は寿命を迎えるという。体の大きさと寿命との関係なども加味すると、1分間に20回くらい鼓動するゾウは70年前後、600~700回鼓動するネズミは1~2年の寿命となる。そこから換算すれば、「人間の寿命は50年くらい。その証拠に、50歳を過ぎると視力や体力が落ちたり、病気になりやすくなったりする」と話す。

100歳まで生きられるのが当たり前になる時代が迫る中、生物学者で東京工業大名誉教授の本川(もとかわ)達雄氏は「生物学的には人間の寿命は50年で、その後の50年は人工的に生み出された特別な時間」と断言されているという。その特別な時間について、「次世代のためになる人生を送ることが勧められる」と語る本川氏に、生物学の観点から高齢期の生き方のヒントを聞いた。

◆本来の寿命は50年
生命の本質は「続くこと」と語る本川氏。だが、人体は構造物のため、老朽化し耐用年数が
尽きるときが来る。それを乗り越える方法として編み出したのが、「ある程度のところで体を新しく作り直す。それが子供を作るということだ」と解説する。分かりやすい例がサケで、産卵し、次世代に遺伝子を残すことができたら、すぐに死ぬのだという。 

人間以外で次世代を残した後に長生きする生物にドクチョウ(毒蝶)がいる。通常、チョウは羽化後2週間程度の寿命だが、中南米の熱帯に生息するドクチョウの仲間は半年も生きる。幼虫時代、餌とする植物から有毒物質を体にため込んでおり、それを知らずに捕食した鳥はすぐに吐き出し、二度と食べない。

「長生きする理由は、鳥に自分を食べさせることで有毒だと学習させ、次世代を狙われにくくしていると解釈できる」そこから生物学的に導き出されるのは、「次世代のために生きることが、長生きの許可証が与えられる条件」になるのだと説明する。これを人間に当てはめると、「体力的に可能なら、例えば孫の面倒を見たり、農業などで食糧を生産したり、老老介護を行ったりすることは次世代の負担を軽減できるので勧められる」という。

体に関しては、50歳以降は「保証期間を過ぎているのだから、健康な状態が標準との考えはできるだけ持たず、何か病気があるとか体が痛いとかいうことがあってもあまり不幸だと思わないで過ごしてほしいと強調する。

この教授の考え方も面白い
毎日が日曜日を過ごしている身として、50歳以降は保証期間が過ぎているという指摘があって、50歳からやがて30年近く生きてきた自分だが、次世代のためになっていたのか反省し、そうでなかったら改めようと決意した。 

2020年10月30日金曜日

ツアー企画担当者の「見る目」の力量だったか

 今から10年前の9月16日、町内老人会の研修旅行が実施された。行き先は能登方面。開業して間もない能登空港、穴水の真言宗明泉寺、を巡り、穴水から七尾に向かう峠を越して直ぐに左折して行ったことがない場所でバスを降りた。広大な公園のような場所だったが、そこは私有地だと知った。広大な敷地の隅々まで整備され、維持管理も行き届いていた。5,6百米歩いた場所にドカンと大仏が鎮座していた。これが能登長寿大仏と称されるものだった。

能登空港ビルレストランで食事
能登長寿大仏2007年建立
今朝の新聞に、穴水町がこの能登長寿大仏のライトアップを行なうという記事が掲載された。吾々が旅行で訪れた際に、穴水にこんな凄いものがあるということを初めて知ったのだが、あれから10年経てようやく穴水町が「観光資源」に気づいてPR活動を始めた。

来月1日からライトアップが予定されているため、試験点灯された二十日夜、ライトに照らされた大仏が優しくほほ笑んだ。ちょうず舎から大仏近くへ延びる約八十メートルの参道にも発光ダイオード(LED)ライトが取り付けられ、幻想的な雰囲気を醸し出した。参道沿いには、ハスの形を模したライトも置かれ、紫や赤など五色の明かりに変化。脇に並ぶモミジの木も明かりで照らされ、これからの時季は紅葉のライトアップも同時に楽しめる。
試験的ライトアップ
大仏の座高は八・四メートルで、富山県高岡市の高岡大仏をしのぐ高さ。町は新たな名所として観光客を誘致しようと、ライトアップを初めて実施する。土日祝には、大仏近くにある「そば処(どころ) 大仏庵(あん)」の営業時間が午前十一時〜午後七時に延長され、期間中はかけそばとおろしそばを五百円で提供する。正午〜午後七時は地元飲食店による出店も並ぶ。

十一月一日午後四時から点灯式が催され、健康長寿や新型コロナウイルスの早期終息を祈願する大仏法要が営まれる。まんじゅうの配布のほか、地元の子どもたちによるダンスチーム「AKids」が式を盛り上げる。

園内の観音像

 
三重塔もある
故人の所有地だったからかも知れないが建立から17年、もっと早くからPRすべきだったと思う。大勢の観光客に是非見てもらいたい大仏様である。しかし、建立者の堀内秀雄さんは100歳を迎えたのを記念に建立されたもので、そもそも観光客目当てではなかった。今でもその精神が生かされており、入場は誰でも自由なのだ。素晴らしい!

2020年10月29日木曜日

Go To eat に協力しようと意思決定!

 月曜日(26日)、夫婦揃って行きつけのクリニックへインフル注射に行って来た。10時過ぎだったのだが、待合室には4,5人が診察を待っていた。クリニックはすいていると思ったのだが、1時間の順番待ちだった。夫婦並んで診察室に入って順に皮下注射してもらった。

空いているように見えるが待ち時間が1時間も

娘から注射料金がどれだけかかるか見てきてと云われていたので、貼り紙を見たら一般が3千円、小学生2千8百円と記してあった。この料金はクリニックによってバラバラなのだという。統一料金にはなっていないようだ。孫と一緒に安いところへ行くのだという。

昨日は晴れたのでウォーキングに出かけた。ポケットにGoTo eatの代金1万円を入れて途中の郵便局で引き換えしようと思っていたのだが、肝心の引換券を忘れたことに気づいたが、戻ることなくウォーキングを続けた。途中、グラウンドゴルフ同好会の例会の日だと気づいて、ちょっと覗いてみることにした。会場に行ったら殆ど終わりの頃で、皆さんから一緒にやらないかと強く勧められたので、来週から参加することにした。

家に帰って引換券を持って郵便局へ行った。玄関を入って突き当たりに臨時の窓口が設けられていた。引換券にハンコを押して「2回目の案内があれば次にまたこの引換券を持参してください」と云われた。景気浮揚の足しになるなら次回も引き換えしようと思った。



さて、この券をどこで使うか思案六法だが、まだ行ってはいないクロスゲートのレストランがいいか、イオン金沢付近の回転寿司にするか悩ましい。

2020年10月28日水曜日

給付金を巡る詐欺多発

1万円で1万2500円分が利用できるGoToイートの食事券の販売が26日から石川県内でも始まった。郵便局で1万円支払ってGoToイートの食事券を購入するというもの。
月曜日、町内の女性がマイカーに乗って森本郵便局に行ったら、駐車場に入る道路が混み合っていたので、家に帰って歩いて行ったという。食事券を買い求める人で郵便局内はごった返しだったという。

大人気の食事券だが、GoTo関係の偽物が出回っているという。加賀市山代温泉にあるみやげ物店の店主は、10月17日、客から受け取ったクーポンに異変を感じたという。
店主:「紙質が違ったりというのでうちの奥さんもおかしいと。薄く感じた」
そのクーポンは正規のものに比べて薄く裁断した跡のような線があったというのだ。現在、店ではこのクーポンを観光庁に提出し、本物か偽物かを確かめているところだというが・・・。
店主:「本物であってくれればいいけど、万が一偽物だったら、うちらも商売なんで困ります」
県は26日発売したGoToイートの食事券については「ホログラム印刷などの偽造防止策を何重にも施してある」と強調している。

そして最近目に付くことと云えば、各種持続化給付金を不正受給したという相談が増えているということだ。背後に悪質業者の影があるという。

新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた個人事業主などを支援する国の持続化給付金を巡り、「不正受給をしてしまった」といった相談が、全国の警察や消費生活センターに相次いで寄せられているというのだ。

受給資格のない人が「無職でも受給できる」などと持ち掛けられるケースが目立ち、背後に不正申請を指南、代行する悪質な業者が存在するとみられる。「簡素で迅速な手続き」が悪用されている形で、国や警察が取り締まりを強化している。「自営業をしていることにすれば100万円もらえると不審な誘いを受けた」「申請を持ち掛けられて受給したけど不安になった」

捜査関係者によると、福岡県警には、持続化給付金の不正受給に関する相談が少なくとも50件寄せられている。中には「夫の不正申請を止めようとして、夫婦げんかになった」との110番もあったという。

一般家庭に10万円の給付金が配付されたが、これには手元に現金が入るまではかなり時間がかかった。しかし、持続化給付金はスマホで簡単に申請できるという。悪質業者が代行できますよと持ちかければ、違法だと知りながら簡単に100万円が手に入る申請を、高齢者は高額な手数料を支払っても依頼するという図式。
で、今頃になって、ちょっと拙かったと反省し届けるケースが増えているのだろう。悪質業者を徹底的に懲らしめる必要がある。

2020年10月27日火曜日

お寺の屋根の葺き替えだけで1億4千万円!

 何年か前に朽ちかけたお寺の屋根の写真を見たことがあった。門前町だったと頭の隅に覚えていた。そのお寺は真宗寺院としては能登最古、最大とされている阿岸本誓寺だと今日知った。このお寺は藩政期には、加賀藩と配下寺院との取り次ぎを担う触頭(ふれがしら)として鳳至郡196ヶ寺を総括し、前田家の領民統治に重要な役割を果たしたという。

そんな由緒ある寺には見えなかった

このお寺は文化財であるため、修復費用に自治体の助成制度が活用出来るが、県指定文化財であるため、国指定文化財と比べて負担割合が大きく、本来であれば寺院の檀家からの寄附等によって修復できればよいのだが、過疎化により檀家数(門信徒:172名)も少なくなっているのが現状だという。本堂を包み込む見事な茅葺屋根は、全国でも三指に入るほどの大きさなのだ。

葺き替え事業費用のうち、文化財修復として県が2分の1、市と寺が4分の1ずつを負担。寺では過疎化などに伴う門徒の減少で負担が大きくなっていたことから、市はインターネットのふるさと納税サイトで寄付金を募った。

目標額達成!

修復資金の目処がついて着工

完成!

以下、記事引用

巨大な茅葺き屋根よみがえる 輪島の阿岸本誓寺 ふるさと納税活用

巨大な茅葺(かやぶ)き屋根で知られる真宗大谷派阿岸本誓(ほんせい)寺(輪島市門前町南)の本堂の屋根の修復工事が22日までに完了し、荘厳なたたずまいがよみがえった。総事業費は約1億4400万円で、市はふるさと納税制度を活用して募った寄付金1800万円を、門徒が減少する寺院の支援に充てた。

過疎化と信仰の無関心層が増え続けており、寺の存続が危ぶまれている。維持修繕費の調達が困難となっているのだが、輪島市によるネット募金は目標額が達成した。ネットの威力である。

2020年10月26日月曜日

暴れ川今昔

昨日も散歩日和だった。日曜日なのでいつも閑散としているパチンコ銀座は、駐車場にかなりの車(と云っても駐車可能台数の3割前後)があった。しかし、コンビニは平日と変わらず、閑散な状態。こんな状態はいつまで続くのだろう。経済の打撃もかなり大きくなってきた。金沢でもオープンしてまだ1年半ほどしか経たないホテルが廃業というニュースもあった。

歩いて行くコースに、町内の3,4人の住人が畑を借りて野菜作りをしているが、平日は仕事に行っている人が昨日は畑に出ていた。声をかけると近くに寄ってこられて話しが弾んだ。
地域主催の花火大会の構想があった話しについて、何故、中止になったのか聞いてみた。町連のある幹部が、会場の後始末等に問題があるとの認識でおじゃんになったらしいとのことだった。開催は公民館委員の発案だったので、町連サイドとして「面白くない」ということなのだろうか。町連は改革と称して、それに反対するある部長を辞任に追い込んだという。これではファッシズムではないか。こんなことが当然のように実行されるということが恐ろしい。

さて、ウォーキングは家の近くまでやってきた。住宅団地の境界に柳瀬川という河川がある。この溝ほどに過ぎない川なのだが、実は何度も洪水が発生したクセの悪い川だった。

柳瀬川
それが、平成19年に並行する市道と一緒に改築された。これにより洪水の心配は解消された。
昭和38年6月8日、川が氾濫し住宅団地の一部が冠水した
川の様子を心配そうに眺めているのは町会の役員である。町会にこんな記録が残っていることは素晴らしい。が、改修されるまで40数年を要したのである。しかし、田んぼは浸水被害が発生したものの、床上浸水の被害はなかった。

今日は曇りのち晴れの予報だが、小雨がぱらついている。珍しく予報が外れている。ウォーキングは取りやめよう。




2020年10月25日日曜日

北鉄金石線終点大野港駅

平成に入って間もなく、中橋陸橋が撤去され鉄道が高架化された。自分が中学生だった頃、その中橋陸橋はまだ無かったから、踏切で横断していた。釣りがしたくて友達と北鉄中橋駅から金石線の電車に乗り、終点の大野港駅で下車した。その駅があった頃の写真がネットにあったので、ストリートビューでどの辺にあったのか探ってみた。

金石線終点大野港駅
金沢市大野町2丁目に存在した北陸鉄道金石線の駅は、1971年(昭和46年)に廃駅となった。金石線の終点で、河北潟から日本海に流れる大野川の河口付近に位置している。駅舎に面して旅客ホーム11線と側線1本があり、渡り線があって機回しが可能だった。廃止後は代替バス路線の終点となっており、待合室と転回場がある。
ここが駅舎と線路跡地だった
だが、駅の記憶は残念ながら全くない。あるのは、大野橋から釣り糸を垂れ、大物を期待したがゴリしか釣れなくて悔しい思いが残っている。大野川は金沢港が整備されたので駅付近だった場所にはもうないが、寸断された海岸までには一部残存している。
金石線終点大野港駅付近位置図

大野橋(昭和30年代は木橋だった)
この橋の上から糸を垂れゴリなどを釣った。あれから六十数年も経ったとは!

2020年10月24日土曜日

自殺者に直撃され女性危篤という事件と高額詐欺被害事件

23日午後6時頃、大阪・梅田の商業施設「HEPFIVE」から男子高校生が飛び降り、路上を歩いていた19歳の女性にぶつかり、男子生徒はその後死亡し女性は意識不明の重体だという。高校生にはそれなりの理由があって高層ビルから飛び降り自殺を図ったのだろうけど、たまたま通りかかった女子大生は受け入れがたい災難である。

飛び降りた高校生が許せない!

飛び降りれば死ねると思った馬鹿、そこは山の崖ではなく人通りのある場所である。自分が飛び降りれば誰かに衝突するかもしれない、という思いはかけらも思い浮かばなかったのだろが、ぶつかって命を落すかも知れない女子大生が余りにも可哀そうである。友人二人で歩いていたら上空から人間が降ってきて一人に直撃した。ひょっとしたら自分に当たっていたかも・・・と考えた友人は恐怖心が当分の間覚めないだろう。腹の立つ事件である。

もう一つ。また、金沢市内の高齢女性が特殊詐欺にあって1億3千万円の被害があったという。80代の一人暮らしのその女性、金沢駅で11回も男に金を渡していた。県内で発生した特殊詐欺の被害額としては過去最高という。

誰にも相談するすることなく11回も現金を渡していたというのだが、このような詐欺が頻発している現状もあまり認識がないのだろう。金に執着心がない人と考えられるが、我々には考えが及ばない程の大金持ちで1億3千万円なんて「はした金」という考えなのだろうか?

息子さんが警察官だという人から聞いた話だが、そんな人さえ危うく詐欺に引っかかりそうになった心理状態を聞いたことがある。息子からと信じた電話で、直ぐ何百万円用意してくれといわれれば、なんとかしてやりたいという親心を巧みについているという。この女性も信じてしまった。が、当人からまだ何億もあるから心配しないで・・・と言われそうだ。

2020年10月23日金曜日

AIで祭り囃子を醸造タンクに聞かせる?「ワー、イヤサカヤッセー、サカヤッセ!」

酒仕込みにAIが分析した祭り囃子を酒の仕込みタンクに聴かせたという。なんだこれ?

「イヤサカヤッサイ、サカヤッサイ」。幼い頃、キリコに乗せて貰って大声ではやし立てたなぁ。

今月上旬、数馬酒造の純米酒の仕込みタンクに取り付けた小型スピーカーからは、あばれ祭でおなじみの掛け声が流れていた。「宇出津の人は誰でもうずうずするようなこの音。三カ月間毎日、二十四時間聞かせ続けてきました」。同社広報担当の数馬しほりさんはこう話す。

        あばれ祭のおはやしや歓声がスピーカーから流れる純米酒のタンクを前に「疫病退散の
願いを届けたい」と話す数馬しほりさん=能登町宇出津の数馬酒造で

継音(つぎね)の商品化は、かほく市のスキャナー大手「PFU」が企画した。工場設備の異音検知で培った音声分析のAI技術で、過去のあばれ祭の音を分析。おはやしや掛け声、参加者の歓声など明るい調子の音だけを抽出し、音源化して数馬酒造に提供した。

完成した「継音」
迫力があって知名度が高いあばれ祭は、能登地方のキリコ祭りの皮切りとして毎年七月上旬に行われる地元八坂神社の祭礼。神を荒々しくもてなそうと、みこしを海や川に投げ入れたり、巨大なたいまつの周囲をキリコが巡行したりする。約三百五十年前に流行した疫病退散の喜びが起源とされるが、新型コロナウイルスの影響で今年、戦後初めて中止となった。

あばれ祭りのクライマックス
祭りの熱気を聞かせたことで、お酒の深みにもきっと変化があったのでは。中止で寂しい思いをした地元の人らにも味わってほしい」と数馬さん。PFUの担当者は「音を通じた新しい体験として、日本酒やあばれ祭といった伝統を若い世代につないでいきたい」と話した。

そういえば、果物にしろ花にしろ、毎日水をやるときに「おおきくなれよ」とか、「きれいに咲けよ」と声を掛けると、それに応えてくれると聞いたことがある。樹木医は木と話しをしているということも聞いたことがある。酒も醸造過程では生きているのだという。それに応えて旨くなったかも!

2020年10月22日木曜日

重要事項の説明をした頃

昨日も好天だったのでウォーキングに出かけた。国道8号線の歩道を歩いたのだが、走行する車両の数はコロナ禍以前と少しも変わりない。だが、パチンコ銀座の駐車場は最盛期の半分くらいのように見える。コンビニの来客数も減ったままのように思われる。

3月頃までは駐車車両はズラリと並んでいた
気の毒なくらい来客数が少ない
ANAも大型の航空機を処分するという記事があった。旅行会社から毎日のように企画商品が溢れたパンフレットが郵送されてくるが、まだ「行こうか」という気持ちにならない。そんな人が多いということだ。
ウォーキング途中にいつもお邪魔する事務所が開いていたので寄ってみた。久しぶりなので色々話しが弾んだ。そして、ある開発計画について話しを聞いた。
そんな話しを聞いて、自分が二十数年前にニュータウン開発計画に携わり、不動産販売業務を担当したことを思い出した。

場所は福井市の貨物駅のある花堂地区だった。貨物施設の縮小に伴い、事業団用地に移行した土地の開発分譲計画だった。福井市役所に何度も足を運び、33戸の住宅と道路、公園の配置計画を終え、住宅販売業者と共同で分譲事業を行なった。
花堂ニュータウン開発計画地
分譲開始
仮設販売事務所

ここで購入希望者に重要事項の説明をした
シビルエンジニアとして国鉄に就職したが、不動産業務を担当するとは夢にも思わなかった。もちろん、宅建取引主任者の資格を取得していた。
平成9年住宅建設中
そして現在の状況はどうなっているのかを、ストリートビューで確かめてみた。

いい町並み!
わざわざ現地に行かなくても今の状態が分かるとは、便利な時代になったものである。

2020年10月21日水曜日

ちょっと行かなかっただけなのに

 高さ2mのパーゴラから仰向けに転落してやがて1ヶ月だというのに、まだ背中まわりに痛みが残っている。先週、痛み止めの薬で全身発疹が出たが、これもどうにか収まった。昨日は穏やかな天気だったので久しぶりにウォーキングに出かけた。家の前から百坂往来踏切を渡り、旧8号線を森本駅方面に向かった。森本駅付近は駅前広場整備工事の最盛期を迎えていた。

重機が動き回っていた 駅前広場として整ってきた
新幹線高架下から駅階段方向を歩くと、この間まで立ち入り禁止だった前年度完成部分が供用開始されていた。
屋根付き通路が供用開始された
階段を1段飛ばしで駆け上がると、高校の下校時間で高校生で改札付近が混み合っていた。
向陽や北陵の2校があるので賑わっているのである。で、全ての高校生はスマホをいじっている。電車の中もいじっている風景が普通になった。
改札付近が混み合っていた みんないじっているなぁ
駅を出て郵便局を通り過ぎると田んぼに出るのだが、「エエッ、まだ?」と驚いた。稲の刈り入れがしていないところがあった。
2ヶ月ほど遅いが、品種は何だろう
暫く歩いて県道を右折、そうすると町内住民の何人かが畑をしている場所になるのだが、畑の前にコスモスが咲き競っていた。
高さが2m以上もあるコスモス
犬も歩けば棒に当たる、そんなウォーキングだった。今日もできるだろう!

2020年10月20日火曜日

加賀温泉駅前商業施設にクマ13時間立て籠もり騒動

県内で連日のクマ騒動が続いている。昨日は早朝、加賀温泉駅前直ぐ傍の商業施設にクマが侵入、13時間後の夜にようやく駆除したという。

山は遠くにあるが、どのようにしてここに来た?
加賀温泉駅では19日午前5時半ごろ、地下通路を南から北へ走り抜けるクマを住民が目撃した。市や大聖寺署が確認を進める中、新たに目撃情報が入り、アビオシティ加賀に侵入したことが判明した。クマが侵入した際、施設には社員とアルバイトが出勤しており、午前9時半の開店へ準備を進めていた。搬入口の作業員や社員ら複数人がクマを目撃。従業員は署員の指示で屋外駐車場に移動した。

アビオシティ加賀は平和堂のアル・プラザ加賀が入居し、飲食店、ホールを備える。店内を消毒し、20日は通常通り午前9時半から営業する。周辺には市医療センターや飲食店、家電量販店などが立ち並ぶ。周辺に規制線が張られ、住民が心配そうに見守った。

厳重警戒中

クマ退治隊を配置
日が暮れたが未だ捕獲ならず

何と13時間後、ズドンと仕留め袋詰めして搬出された

侵入したクマを、猟友会が110番通報から約13時間後の午後9時10分ごろ、射殺したと明らかにした。 市によると、クマは体長約1・3メートルの雄の成獣。

19日午前8時55分ごろには、加賀市山代温泉のホテル「加賀百万石」の裏庭にもクマが出没した。午後9時ごろには、同市松山町の集会場付近で目撃情報があった。石川県内では今年に入り、クマに人が襲われる被害が相次ぎ、負傷者は19日現在で過去最多の11人を数える。16日に白山市鶴来地区、17日と18日に加賀市山代温泉と3日連続で人身被害が発生している。県は8日に最高レベルの「出没警戒情報」を発令した。

どうしてこんなにクマが出るのか。その原因をTVで放送していて初めて事実を知った。

それは、2年前、どんぐり等の木の実が豊作でクマのベビーブームがあったというのだ。そのクマが人慣れしてどんどん町に進出するようになったのだそうである。だから、このクマ騒動は当分続きそうだ。

2020年10月19日月曜日

皆で作ってみよう段ボールベッド

昨日(18日)午前10時から荒屋会館において、防災活動の一環として、避難所に必用な段ボールベッド、新聞紙で作るスリッパ、食器、クリアーホルダーを利用したフェイスシールド作りを町会役員、悠々サロンスタッフ、料理同好会、それに子ども会が参加して合同で開催された。最近は殆どの町会行事が中止されているが、昨日は久しぶりの行事らしい行事だった。

指導は森下防災士が行なわれた
当町会の防災士は森下さんのほか、谷内県議が3Fを担当、2Fで土居本防災士が調理等の指導に当たられた。
先ず、段ボールベッド製作から開始した
形ができた

床で寝るよりよっぽど寝心地がいいよ!
しかし、避難所でベッドとした場合、千坂小学校の体育館では20人分のスペースしかないことがわかったという。荒屋団地から小学校はかなり距離があるので、実質は町内付近のビルに分散するしかないのである。早めにビルオーナーと協議を進めてもらいたいものである。

次は新聞紙でスリッパ作りに挑戦
スリッパ完成!
A4サイズのクリアーホルダーを利用したフェースシールド製作にチャレンジ
完成!
2Fでは非常食料や食器作りにチャレンジした。
袋に入れて外から揉む
できました!
続いて新聞紙で食器作り
ビニール袋をかぶせて完成!
3Fと2Fのメンバーが入れ替わり、新しいことにチャレンジして全てを学んだ。
参加した子供たち7人と大人14人はきっと災害時には学んだパワーを十二分に発揮してくれることだろう。吾が町会、子ども会、悠々サロンスタッフの一致団結した活動に大拍手を贈ろう!