このニュースで驚いたことが何点かある。
一つは数十メートルも滑落したにもかかわらず軽症だったこと
二つ目は74歳という高齢にもかかわらず登山というハードな趣味を続けていること
三つ目は冷静沈着な行動をとったこと
冷静沈着な行動とは、焦らないことなのだが、自分がこのような局面でジッと待っていられるか甚だ疑問である。おそらく1,2日間はじっとしていてもそれ以降はこうしているとただ死をまつのみと考え焦りに焦って動き回ったことだろう。
チョコを少しずつ食べ、体力を維持したという。1週間ほど経って、チョコも残り少なくなってきてきっと心配が大きくなっただろう。
だが、騒がず慌てずジッと救助を待った。これが正解だった。
山岳専門誌を購入したことはないが、きっとこのような場合のノウハウが記述されているに違ない。
沢の水を飲むことができたことも生還につながった。
広島に住む家族にとって、消息不明の日々は地獄だっただろうし、それだけに生還できたことが本当に嬉しかったことだろう。
私と同年齢。冷静沈着な行動に敬意を表し、心からおめでとうと言ってあげたい。
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