2023年11月30日木曜日

またもや「津幡の星」が誕生!

大の里が入幕見込みとなったが、今度は欧勝海が十両昇進が決定したという。な、なんと津幡の星がまた一つ増えたのである。津幡町民は大いに誇るべし!
大相撲県勢は、遠藤・輝・大の里、と欧勝海の4人が活躍することになった。

4勝3敗で十両昇進の欧勝海

鳴戸親方から祝福された

日本相撲協会は、29日、来年の初場所に向けた番付編成会議を行い、津幡町出身で鳴戸部屋の欧勝海を新たに十両に昇進させることを決めた。
欧勝海は津幡町出身の22歳。
同じく津幡町出身の大の里の1学年後輩にあたり同じ相撲教室に通ったほか、大の里の勧めで同じ新潟・海洋高校に相撲留学した。


そして、3年前の春場所で初土俵を踏み、その年の11月場所で序二段優勝を果たし、よくとしの春場所では幕下まで番付を上げていた。
その後、けがもあって休場が続き、序二段まで番付を下げた時期もあったが、今場所は西の幕下2枚目で迎え、4勝3敗の成績だった。

欧勝海は、29日、福岡市で会見に臨み「ケガをしないように体をつくってみんなに応援されるような力士になりたいです。気持ちを新たに一から頑張っていきたい」と意気込みを語った。

実家はお風呂屋さんだという(ネット投稿写真より)

また、同郷の先輩、大の里については顔をほころぼせながら、「よくやった、おめでとうと声をかけてくれた。アマチュアのときから尊敬していて、現在もお手本にしていますが差を付けられているので、まずは追いつきたい。いつかは幕内で正々堂々と相撲を取りたいです」と話していた。石川県民にとってはいいニュースだった。がんばれー!

2023年11月29日水曜日

サバのハンバーガー?食べてみたい!

朝刊に能登高校の生徒が作った「サバを具材としたハンバーガー」を販売するという記事に注目した。
記事によると、能登高生が作ったフィッシュバーガーだという。
柳田植物公園で能登高生が課題研究の一環で「未利用魚活用チーム」の作ったフィッシュバーガーを販売します。


文化祭の時も販売されていたこのバーガー、バンズが真っ黒になって再登場です。
能登で取れた魚(サバ)を美味しく食べてみませんか?
100個限定だという。


実はこのバーガーは、11月23日柳田植物公園レストラン花菖蒲で、能登高校生が課題研究の一環で作ったフィッシュバーガーが販売された。
ふわふわの竹炭バンズと能登の魚を使ったお肉にも負けないジューシーなメンチカツを楽しめる1品を求めにたくさんの人が集まりました!

旨そうだなぁ

文化祭での販売されたバーガーよりも彩りが増え、食べるだけでなく見る人の心をわくわくさせるような工夫がされていました。

「未利用魚活用チーム」が試行錯誤しながら完成させた

購入者に回答してもらったアンケートで今後もっとブラッシュアップしていくそうです。次の販売に向けてがんばれ能登高生!

2023年11月28日火曜日

術後5年と6カ月目の検診

今日は腎臓がんの手術から5年半経過したので、半年ぶりに検診に行ってきた。再来受付をして先ず行くところは採血、半年前まで5本採取されたが、今回は2本になった。終わると採尿コップをもらって採尿。これで前段の処置が終わり、泌尿器科受付へ。保険証を提示してから待合室へ。今日は主治医だった宮沢教授の診察がある日なので椅子の空いている場所がない。

2階ソファからの眺め
河北潟と金沢市内が望める

暫くすると受診番号表示盤の6番目に名前が表示されたので、30分ほど院内散歩することにした。正面玄関の2階のソファには誰もいないのでゆっくり寛げた。20分ほど休んで診察待合室に戻った。そのうち名前が呼ばれ、残尿検査室に入って超音波で残尿量を測定され、再び待合室へ戻った。20分くらい待っていると診察表示板に自分の番号が点灯して受診室に入った。

先ず、残尿量の写真を見ながら、「ま、普通でしょう」と。血液検査と尿検査結果の表を見ながら、「異常はありませんね」と。次の診察は5月28日となりますがよろしいですかと聞かれ承諾した。そして先生が、「実は3月に実家に帰ることにしているので次回から人が変わります」と告げられたので「色々と本当にお世話になりありがとうございました」とお礼を述べた。ほんとうに優しくて親切にしたいただいた先生だったので、これが最後かと思うと淋しく思った。

お陰様で偶然にガンステージ1で発見できたので命拾いできた。こうして元気にいられるのも医科大様々と感謝せずにはいられない。 

2023年11月27日月曜日

今場所こそ優勝!と思ったが

「郷土の星」となった大活躍中の大の里は、昨日の千秋楽で水戸龍と対戦して勝利、優勝決定戦に臨んだ。大の里は本割では立ち合いから右をねじ込んで圧力をかけ、水戸龍をそのまま寄り切った。取組後は花道の奥で琴勝峰の相撲は見ずに集中力を研ぎ澄ませた。

千秋楽 対水戸龍戦寄り切り

そして今場所こそ優勝!と期待を背負い優勝決定戦に臨んだ。
決定戦では右四つの形になるも、琴勝峰の左上手に振られて投げを食らった。悔しさをにじませながらも「1年前には想像できなかった地位にいる」と今年を回顧。「しっかり休んでまた頑張りたい」と新入幕を見据えたという。

投げを食らった

「悔しいっすね。負けたんで悔しい」。26日、十両優勝を懸けた今年最後の一番に敗れ、東十両5枚目の大の里は厳しい表情でそう話した。それでも本割で幕内経験者の水戸龍を下して12勝目を手にし、デビューから躍進した今年を振り返る表情は明るく「来年は輝き、飛躍の1年にしたい」とさらなる精進を誓った。

大相撲九州場所。優勝は逃したが、大の里は堂々の2場所連続12勝。来場所の幕内昇進に期待が高まった。津幡町出身の大器が大相撲界に新しい風を吹かせ始めた。
さぁ、来場所は新入幕。よきライバルとなる熱海富士に負けるな!

2023年11月26日日曜日

波の花が舞う時節到来

能登の冬の風物詩といえば波の花だが、昨日の強風で曽々木海岸でそれが発生したという。平成18年の正月だったと思うのだが、実家に帰ってドライブした際、真浦海岸で車を降りて波の花を見た。その時はかなり風が強かったので大きな波の花が次々と山に向かって飛んでいたことを思い出した。

25日の石川県内は冬型の気圧配置の影響で雨や曇りとなり、最高気温は金沢8・9度、輪島7・7度など各地で12月上旬から1月中旬並みに冷え込んだ。輪島市町野町の国名勝・天然記念物の曽々木海岸では、奥能登の冬の風物詩「波の花」が発生し、海岸のシンボル「窓岩」を背景に白い泡が海風にあおられて舞い上がった。

窓岩付近の波の花
風に煽られ空中に飛んでいく

波の花は海中のプランクトンの粘液が岩場にたたきつけられて泡状になる現象で、冷え込みが厳しくなると、大きな塊になりやすいとされる。25日は窓岩近くの岩場が白い泡で覆われ、時折、ぼたん雪のように舞う光景が見られた。
25日の最低気温は金沢4・2度など、3地点で今季最低を記録した。金沢地方気象台によると、26日は高気圧に緩やかに覆われて曇りや晴れとなり、能登では夜に雨の降る所がある見込み。日中の最高気温は金沢14度、輪島13度と、ほぼ平年並みを予想している。
しかしまだ気温は低く寒い!

2023年11月25日土曜日

快進撃の大の里優勝目前!

大の里が10勝目を挙げ、いよいよ幕内昇進が現実味を帯びてきた。改めて略歴を調べてみた。
津幡出身ながら中学、高校は糸魚川の能生中学、県立海洋高校と進み、日体大に進学した。新潟の中学を選んだのは親御さんのツテでそうしたのだろう。それが見事功を奏した。大学時代は学生横綱、アマチュア横綱、学生相撲選手権大会個人戦優勝、アマチュア横綱2連覇等々、華々しい戦績を残した。今年の4月6日に母校の海洋高校で入門記者会見を行い、四股名は大正時代の大関の大ノ里萬助や師匠の二所ノ関親方が出世したときに案に上がった四股名である「大の里」となることが発表された。中村本人は二所ノ関部屋を選んだ理由として、部屋の所在地が茨城県阿見町であり誘惑や娯楽の無い環境で相撲に集中できることを挙げている。師匠の二所ノ関はスピード出世に拘らず大相撲の十両以上で年90番取れる体を作ることに主眼を置くコメントをしている。

大奄美戦

難なく寄り切った

新十両会見で大の里は「チヤホヤされるかもしれないけど、まだ新弟子。常に『おかげさま』の気持ちでやっていきたい」と、自身の未熟さを強調し、謙虚に話した。関取となって初めて手にする給料の使い道を問われると、高校時代の田海監督の妻に出世した時に購入すると約束した牛一頭の調達をいつか実現したいと語った。目標は「誰からも愛される関取になりたいし、小さい子に憧れを持たれるような力士になりたい」と、堂々と話した。

炎鵬は故障で休場中、遠藤は不調ながら5勝目を挙げた。輝は昨日久しぶりに勝ち名乗りの4勝9敗。そんな中、大の里の活躍が光り輝いている。来場所の活躍が益々の楽しみとなった。

2023年11月24日金曜日

エッ、時国家が閉鎖?

朝刊の記事に目が点になった。何と々々、あの時国家が公開を取りやめたというではないか!原因は観光客が殆ど来なくなったためだという。昭和50年代のあの能登ブームがウソのように思える。

時国家

平家の末裔が築き、豪壮な茅葺(かやぶ)き屋根で知られる輪島市町野町の国重要文化財「上時国家(かみときくにけ)住宅」が一般公開を終了したというのだ。
歴代当主が個人で管理してきたが、来訪者が最盛期の70分の1以下に落ち込むなど採算が合わない状態が続き、市、地元団体と公開継続する方策を探ったものの不調に終わった。そばに建つ同じく重文の「時國家(ときくにけ)住宅」も3年前から公開を休止中。奥能登の平家の里を象徴する両家の「閉館」に、地元の観光関係者から残念がる声が上がっている。

居間

上時国家住宅は約200年前に現在の地に移転新築されたと伝わる。昭和40、50年代の能登ブームの際には年間二十数万人が訪れたが、新型コロナなどの影響で昨年は約3千人にとどまった。コロナの5類移行後も5月の奥能登地震の影響もあって観光需要は低迷が続いた。
平安時代様式の泉水

間口29メートル、高さ18メートルに達する大きな屋敷や庭園の維持管理費に加え、公開のためには最大で従業員6人を抱えるなど人件費も必要になる。入館料(大人1人550円など)ではそうした費用の捻出が難しくなり、9月から公開を断念した。

現在も駕籠が保存されている

当主の時国健太郎さん(73)は「文化財活用の柱は公開すること」として、市や地元団体と協議し、一般開放の道を模索したが、折り合えなかったという。
何度も訪れたことはあるが、もう入館不可となるととても寂しく思う。

2023年11月23日木曜日

加賀屋の屋上で庭園が完成

全国旅館の「おもてなしの心」が毎年トップを維持している加賀屋だが、ホテル屋上に庭園を整備し昨日(22日)オープンした。

加賀屋

宿泊客におもてなしの心を感じてもらおうと和倉温泉の旅館「加賀屋」が屋上に庭園を整備し22日、お披露目されたという。
本館4階の屋上には12種類、四季折々の植物が配置されていて、宿泊客がエレベーターで移動する際に眺めることができる。

整備された屋上庭園

こちらでは建設総合サービス業「トーケン」の植栽ユニットを採用していて、土がいらないため軽量で保水性が良い屋上庭園が実現できたという。


加賀屋 小田禎彦代表「お客様に喜んでいただけるようなものの、第一歩としてもっともっといろいろ力を入れてがんばっていかなきゃならないなと」


整備されたこちらの屋上庭園、夜間にはライトアップも行われるという。
見学は自由と思われるので一度行って見たい。

2023年11月22日水曜日

今日は最高のグラウンドG日和だったが・・・

今朝8時40分、GG会場の八幡公園に行ったのだが、いつもこの時間には2,3人が準備をしているのに、今日に限って誰もまだ来場者はなかった。用具が仕舞ってある物置の鍵も持っていないのでどうすることもできずしばらく待った。それにしても抜けるような青空、それも無風で寒くない日。この時期にこんな日があるなんて何と幸せなことか。

そのうち鍵を持った人が来られたので、用具を出して所定の位置にセットした。いつもは14,5人だが、今日は10人と少なかった。

コースは短いが結構楽しめる

全8ホールを4ラウンドして終わりとしている。今日はホールインワンが出た。前回も出たがそれ以前は半年以上もホールインは無かった。中々上達はしないから面白いのかもしれない。

約半分ほど回った時、体調が良くない状態になってやむを得ず急いで帰宅した。来週の天気予報は曇り時々雨なので、11月のプレイは今日で終わりかもしれない。12月から3月まではお休みなのだが、天候を見て暖かい日であればやろうかという話もある。運動不足解消にはなるべくやったほうがベターなのだが・・・

2023年11月21日火曜日

33年ぶり3回目の優勝!

昭和35年夏、我が母校が福井・石川の代表となって甲子園に初出場を果たした。この時、奇しくも応援リーダーをしていたお陰で甲子園で応援することができた。その秋、明治神宮大会に出場したのだが、戦績はどうだったかは記憶にないから、おそらく初戦敗退なのかもしれない。
この神宮大会で星稜が33年ぶりの優勝に輝いたという。さすが星稜としか言いようがない。

明治神宮大会の決勝は、1991年以来3回目の優勝をねらう秋の北信越大会優勝の星稜と、関東大会を制して出場し大会初優勝を目指す作新学院の顔合わせとなった。
星稜は0対0の4回、2アウトから1年生の5番・服部航選手が初球を捉え、ソロホームランで先制した。

優勝の瞬間

その後、同点に追いつかれたが、8回、連続ヒットで1アウト二塁三塁のチャンスを作り、キャプテン、芦硲晃太選手の2点タイムリーヒットで勝ち越した。投げては先発のエース、佐宗翼投手が立ち上がりから打たせて取るテンポのいいピッチングで、9回117球を投げ、ヒット6本1失点で完投した。
投打がかみあった星稜が3対1で勝ち、この大会3回目の優勝を果たした。

星稜高校おめでとう!

2023年11月20日月曜日

誤嚥で肺炎に

能登町在住の親戚のご主人が亡くなられ、金沢で昨日と一昨日にかけて葬儀が行われた。死因は誤嚥性肺炎だった。能登町の病院で治療を受けられ退院してから、また再発したので金沢の病院で療養されていた。


葬儀もコロナ禍より随分普遍化されて安堵した。享年76歳、自分より5歳も若い世代なのに亡くなられ残念に思う。4人の子供さんは金沢に住んでおられるので、金沢で葬儀が執り行われることになった。故人は名古屋近郊の酒屋で長い間杜氏をされていた。帰郷される際には必ずわが家に立ち寄られてお土産を沢山戴いた。

奥さんの体調が悪化して杜氏をやめられ実家に戻られていた。実家では畑をしておられ野菜を山のようにもらった。米の収穫時にはドカンと袋詰めの米を玄関に置いて行かれた。

通夜にしろ葬儀にしろ、沢山の弔問客が来られた。高校生のお孫さんが数人もおられた。お人柄が偲ばれる。ご冥福を祈りたい。

2023年11月19日日曜日

七尾湾の異変

11月に入っても真夏日が続いたりしたが、海でも海水温が3度前後高くなり、獲れるものが獲れなくなったり、見たこともない魚が獲れるようになったという。
10月以降、世界3大危険ザメのイタチザメや大型のクロカジキ、ネズミフグなど、南国に分布する魚が相次いで水揚げされていることが分かったのである。
専門家は例年より高く推移する海水温が出没の原因とみている。一方、能登の冬の味覚である養殖カキ「能登かき」やナマコの水揚げは低調で、漁師は「海の異変」に危機感を募らせている。

イタチザメという人食いサメ

怖そうな面構えのクロカジキ

今月4日、七尾市能登島鰀目(えのめ)町の鰀目漁港で、熱帯や亜熱帯の海域にすむ体長約1・8メートルのイタチザメが水揚げされたのだ。人を襲うどう猛なサメで、のとじま臨海公園水族館で飼育や研究に携わってきた池口新一郎元副館長は約40年前に1匹を確認したのみで「非常に珍しく、海水温が影響しているのは間違いない」と話している。
同じ日に別の定置網に掛かったのは体長約3メートルのクロカジキ。池口さんによると、半月の間に熱帯魚であるキンチャクダイが20匹水揚げされ、クロホシマンジュウダイやネズミフグ、ウシエビ(ブラックタイガー)なども確認された。

奇妙なネズミフグ

七尾市鵜浦町の鹿渡島漁港でも定置網に見たことがない魚種を目にするようになり、鹿渡島定置の酒井秀信社長は「取れていた魚が取れなくなるかもしれない。海で何かが起きとる」と腕を組む。
石川県水産総合センターのデータを見ると、能登島沖の7~9月の水温は過去5年平均と比べて2~3度高い。東大大気海洋研究所の藤井賢彦教授(海洋環境学)は、海水温の上昇で南方の魚の生息域が北上し、能登島に到達した可能性を指摘する。

クロホシマンジュウダイ

南国の魚が出現する中、不漁が続くのは七尾特産のナマコと「能登かき」だ。水温13度以下で活発に活動するナマコが岩陰から出ず、カキ棚では死滅するカキが目立っている。

キンチャクダイ

見たこと聞いたことのない魚が数種類も捕獲されている。これは確実に従来の水産業に多大な影響を与えるだろう。
中島町浜田のカキ業者山口水産の水揚げは例年の4~5割減となる見込み。年末に向けて書き入れ時を迎えるが、注文の半分を断っている状況で、山口翔太取締役は「今年だけの異変なのだろうか。カキ漁を続けられるか不安だ」と頭を抱える。

2023年11月18日土曜日

見付島のてっぺんは平たん地だった

レーザー撮影の結果、島の天端を覆う樹木を取り除くと平坦だということが分かった。
「見附島(みつけじま)」の精密撮影で、頂部の形状が17日までに初めて確認されたという。ドローンでレーザー撮影した画像から、島のてっぺんを覆う草木を取り除いたところ、頂部は平らな地形であることが判明した。島は5月の最大震度6強の揺れを含む一連の群発地震で崩落が進んでおり、レーザー撮影は島の姿を立体的な映像として記録に残すことで、保全に活用する。
見附島の頂部はモチノキやタブノキの群落があり、これまで地形の詳細は分かっていなかった。

見付島ドローン撮影完了、樹木を取り除く処理をすると

画像処理で丸裸にされた見付島

島の頂部は平坦地だった!
島の間氷期は二つの氷河期の間に位置し、温暖で海水面が上昇していたとされる。見附島を構成するのは、珪藻土が堆積した泥岩の層で、もろく、波の浸食を受けやすい。間氷期に島の頂部は海水面付近にあり、波で平たんになった後、地盤が隆起して現在の島の原型ができたとみられる。

現状の姿

石川県立大の柳井清治特任教授は、見附島の北東側の珠洲市三崎町小泊~蛸島町、南側の能登町赤崎海岸で、見附島とほぼ同じ高さの階段状の海岸段丘が確認できることを挙げ「島はもともと、陸地とつながっていた可能性がある」と指摘した。

 ●ドローンで撮影(今年5月)


今年の5月、ドローンによる見附島のレーザー撮影は、北國新聞社が珠洲市と締結した包括連携協定に基づく取り組みとなる。建設コンサルタント「地域みらい」(中能登町)が撮影を担当し、画像処理、分析を進めた。

このように見付島の現況が明らかになったので、これ以上の風化進行は何らかの防止措置を講じる必要がある。

2023年11月17日金曜日

サラリーマン46年の最終日

はやいもので、勤めを辞めて16年目を迎えた。就職は昭和36年(1961)3月、岐阜駅から徒歩10分ほどの東海道線の線路沿いに勤務先の事務所があった。当時の退職年齢は55歳。現代では考えられない若さだが、当時の50歳前後となる男性はよぼよぼだったように感じる。戦後の食糧不足が影響しているのだろう。

土木課第6係(能登線担当)勤務を命じられた
係長は泰緬鉄道建設体験者だった

その後能登線建設、中央本線複線化の多治見、中津川を経て広島新幹線を担当して岐阜に戻り、豊橋や金沢高架化を担当。S62から清算事業団名古屋支社に勤務し、レールシティ西日本名古屋支社へ出向後、石川県に転職した。建設技術センターで定年となり、平成19年3月64歳で退職した。もう2,3年どうですかと打診されたが、PCの設計図書は目の過大負担を感じて退職に踏み切った。

平成19年3月30日退職記念の花束を持って家に帰ったら
孫たちが出迎えてくれた。46年のサラリーマン生活だった

お陰様で46年間は大過なく過ごすことができた。
出迎えてくれた孫たちは大学4年、大学1年に成長した。間もなく男性の平均寿命に達する年齢になった。健康に留意しながら生活したいという今日この頃である。

2023年11月16日木曜日

端正な鼻筋の見付島と今はない小さな岩礁

震度6強の地震で見付島の姿がとても変わった。特に島の先端部が形を崩した。先日、何気なく昔のアルバムを開いたところ、60年前に写した2枚の写真があった。昭和38年8月のある日曜日、小学校の付近にあった国鉄岐阜工事局鵜飼工事区の独身寮に住んでいたのだが、日曜日だったので海水浴に出かけた。

見付島の先端部は殆ど垂直状態に近いではないか!

そしてもう1枚は島の真正面から撮影した写真。

貧弱な肉体が邪魔になる写真だが、ご容赦のほど
正面から見る見付島はまだまだ端正な姿だが、少し先端
下部が荒れている

この写真には島の左側後方に小さな岩礁が写っているが、最近の頻発地震でいつもの間にか姿が消えてしまった。

この惨状はいかんともしがたい・・・というが

このまま頻発地震が続けばどんな姿になるんだろうと・・・心配は尽きない。

2023年11月15日水曜日

頼りがいのある祭りの助っ人に期待

今朝のニュースで「奥能登の祭り 守るには 参加学生 4市町職員らと議論」というタイトルが目に入った。過疎化で祭りができないという集落が加速度的に増加していると聞いていたが、この祭りボランティアの盛り上がりこそ今の能登にとても大事なことだろう。

奥能登地域の祭りにボランティアとして本年度参加した学生11人が、能登空港(輪島市)で意見交換会に臨んだ。輪島、珠洲、能登、穴水の4市町の職員や住民らと、祭りや地域との関わりをどうやって継続していくか議論したという。
「高齢化による担い手不足だけでなく、帰省して参加する若者も減っている」と、参加して直面した課題に言及した。


県や4市町、県内大学でつくる「能登キャンパス推進協議会」の事業で、本年度は沖波大漁祭り(穴水町)矢波諏訪祭(能登町)黒島天領祭(輪島市)粟津の秋祭り(珠洲市)に93人の学生が参加。主にキリコの担ぎ手や曳山(ひきやま)の引き手として住民らと交流した。

意見交換する参加者たち=輪島市の能登空港で

5班に分かれて話し合った。学生からは「輪島や珠洲に比べると、穴水や能登が行き先になりにくい」など市町ごとのネームバリューに差があると指摘。「祭りの準備が地元の負担になっている」との声もあった。

最後に学生がまとめを発表した。「県内の出身学生でもキリコを知らないことも多い。学祭などでキリコを立ててPRしてはどうか」、「夜遅くまでキリコを担いで、睡眠不足で翌日もあるのはハード。もう少しゆとりのあるスケジュールの方が参加しやすい」などの声が上がった。


日本遺産の第1号に認定された“能登のキリコ祭り”。
近年、全国から注目されていますが、過疎化・高齢化等により担い手が不足し、開催困難になる祭りもでてきてる。県内4大学と奥能登2市2町、石川県で構成される「能登キャンパス推進協議会」では、「能登・祭りの環」学生サポーターとして、能登の祭りにキリコの担ぎ手として参加し、祭りの開催を支援したい学生を募集している。

かつて、在所のキリコや神輿の人足をしたものとして、能登の祭りの伝統行が消えることのないよう見守っていきたい。

2023年11月14日火曜日

昨日からストーブフル稼働

昨日1日は起床してから寝るまでの間、居間に据え付けてある石油ストーブは付けっぱなしだった。2,3日前から急に冷え込むようになった。しかし、今日はもう11月中旬、例年だと10月下旬からストーブは付いていた。例年より2週間遅いストーブ点火だった。

今年は暖冬かと喜んでいたのだが急激に冷え込んだ。今朝は寒さのため何度も目が覚めたので、今晩からは布団を1枚プラスすることにした。

昨日朝の冷え込み状況のニュース

一昨年の冬は暖冬で除雪は1度たりともしなかった。こんな冬は金沢で初めて経験した。去年の積雪でいらいらしたのは、バス通りの除雪を市はなかなかやってくれなかったこと。町内のバス通りといえば、道路が狭く対向車は必ず停車して、雪があろうがなかろうが通過するまで待っていることである。積雪5cmから市道は除雪するというのだが、それがなかなか着工してくれないのがいらただしく思う。それでも、町内の各道路は建設関係の企業に勤める従業員が、率先して機械を運転して除雪している。ありがたいことである。町会はこころばかりのお礼はしているが・・・

2023年11月13日月曜日

社会体育大会で6年ぶりに優勝

先日、町会機関紙の「町会だより」を見て、ヘェー、優勝!と目を瞠った。荒屋会館に優勝旗が飾ってあった。2カ月前に開催された千坂校下社会体育大会で、6年ぶりに23町会のトップに立ったのである。20年前に遡るが、町会副会長の立場だったことから、青年部長と対策を練った。団体競技の綱引きの優勝を目指そうということで、市役所が全国制覇を続けていたころだったので、消防署職員の指導を仰ぐことにした。

初めての優勝旗(h15)

この綱引き競技で指導を仰いだ結果、見事優勝を飾り総合成績トップとなって、堂々と優勝を獲得した。それ以降数年間トップの座を守ったが、猛特訓した町会が現れ、2番手に甘んじるようになった。

決勝戦勝利でトップに立った!

それでも今年は6年ぶりに総合優勝したという。懐かしい思い出が蘇った。

2023年11月12日日曜日

そのうち大正池が埋まってしまうかも

 今から41年前に遡るが、家族4人で乗鞍岳畳平にある宿泊所で1泊して乗鞍岳頂上に登ってから車で下山、梓川に沿った沿道のバス停からバスに乗り換え上高地に向かった。マイカー禁止は現在も続いている。トンネルを抜けると間もなく大正池バス停で下車し、大正池に向かった。
景色は広大な池が広がって立ち枯れした木がポツンポツンと並んでいた。

そして先日、25年前に写したという大正池の写真を見た。イメージとかけ離れた写真だったが、現在の写真を見てさらに驚いた。

25年前の大正池

そして現在:大正池が川筋になっている!

親子4人連れでここを訪れてから河童橋まで歩くことにした。途中、昼になったので丁度帝国ホテル前に出た。ここで昼を食べようと家内に告げたら、ここはパスしようと。しかし、強引に「行くぞ」とホテルの門をくぐった。

こんなところに帝国ホテルがあるなんて!と

帝国ホテルのレストラン

残念なことに、この家族旅行の写真が1枚もない。畳平の駐車場付近でカメラを肩にかけていたら紐が外れてカメラがガチャンと落下した。で、シャッターが下りなくなって写真を1枚も撮れなかった。そんな思い出が大正池の写真で走馬灯のように浮かんでは消えた。
ホテルではサンドイッチを食べたが、今でも家内は「あの時のサンドイッチは高かった」と。

2023年11月11日土曜日

300万円「輝」落札後はこうなった!

冬の味覚・ズワイガニの水揚げが、9日始まった。6日が漁の解禁だったが、天候不良のため出漁を見合わせていたという。
初競りでは、雌の最高級ブランド「輝姫」が金沢市と加賀市の市場で計6匹認定され、最高7万円の値がついた。
雄の「輝」は金沢で1匹揚がり、過去2番目に高い300万円で競り落とされた。

その模様が昨夜ニュースで放送された。

300万円で落札

今年も百楽荘が落札

昨日のニュースでは落札してからの輝がどうなったかを取材して流した。

何と東京からカニを食べにやってきた4人家族に提供された

うまそう!

何とも羨ましい家族だこと!

まさか300万円のカニだとは考えもしなかった!

それにしても肝っ玉のでかい百楽荘だ

九十九湾の山の上にある百楽荘に友達家族と泊まったことがあった。会食場は海上にあり景色も抜群のところにある。今回は湯涌の百楽荘だが、ここは買収して百楽荘になった。このホテルにも泊まったことはあるが、規模は小さなホテルとなっている。
それにしても前回500万、今回300万とセリ落として宿泊客に提供された。何と腹のでかい行為ではないか!拍手を贈りたい。