2020年5月31日日曜日

アンズ不作の原因が判明

数日間に亘って、1時間余りだが隣接する空き地の草むしりをして昨日ようやく除草が完了した。去年と一昨年は液状の除草剤を何倍かに薄めて散布した。数日たつと雑草全てが枯れた。全面積に散布するには1時間もあれば終了した。

除草完了!
この手軽さから、手作業で草を刈ったりむしったりする作業をする気がしなかった。
だが、その「しっぺ返し」があったのである。
一昨年、アンズの実が実るようになってから最も実がたわわに実り大豊作だった。それが去年は大不作に見舞われた。何でだろうと考えたら、もしかして除草剤ではなかろうかという思いに至った。富有柿は花も咲かなくなった。

富有柿は至って成長が悪い それでも毎年二,三個の実は付いていた
で、草を手で引き抜くことにした。抜きやすい草に混じって、実に難儀する細くて放射状に地面を這う草には手こずった。
女房殿が見るに見かねて一昨日と昨日は助っ人になってくれた。

除草するとなると土地がやけに広く感じる
この土地だが、不動産屋が取り付け道路の整備を行なって売却地となった。複数の人が見に来ていたが売買は不成立だった。見にいった人の中に娘夫婦がいたのだが、不動産屋は隣接地のメリットを挙げて娘夫婦に購入を迫った・・・という経緯がある。
孫二人が除草に協力してくれたのだが、上が大学進学、下が高校進学でネット授業のため期待できないことになった。
ま、しょうがないか。

2020年5月30日土曜日

旧柳田農高(能登清翔高校)のグラウンド整備

郷土に尽くすという仕事は偶然の巡り合わせで2回ほどあった。初回は能登線宇出津~蛸島間の建設工事であった。期間は昭和36年7月から昭和38年10月までの2年ちょっとだった。
2回目はそれから38年後の平成13年だった。仕事の内容は能登清翔高校のグラウンド整備だった。現地調査のため清翔高校に行って教頭に現地案内をして貰った。

そこは荒れた土捨て場という状態だった。柳田村教育委員会担当者の話では、柳田中学校建設予定地の造成現場から自衛隊委託事業として土砂を削って清翔高校の土捨て場へ運搬したという。

教頭と現場立ち会い
排水不良
校舎側状況
ずっと向こうに集落がある
現場立ち会いを終え、設計コンサルに詳細設計を委託した。その設計図を元に工事を発注し完成した。

取り付け道路も完成

北側に設けた道路
西側端部の道路と駐車場
自分が若い技術者だった頃はコンサルタントはまだ無かったので、測量から設計、現場管理まで全て一人でやったものである。ソロバンと機械式計算機の時代だった。時間がかかっただけに完成した構造物に愛着があったものである。

2020年5月29日金曜日

学童見守りボランティア

昨日は週1回回ってくる学童下校時の見守りボランティアの当番だった。
新学期が始まっても休業だったが、先週から午前中だけの授業が始まり、今日が最終日である。
昨日は下校してくる児童に色々質問してみた。

学童見守りの金市町交差点

トップは女の子:いきなり「一番?」と聞かれた。「何が?」と聞いた。
        「私何番目?」という質問で何のことか分かったので、「トップだよ」
        と伝えたら「ワーイ」と喜んだ。
A君:学校は楽しい?→家にいるより楽しい
1年生のB子:家で何していた?→サッカー
       誰と?→お兄ちゃんと
1年生のC子:友達できた?→「まだ二人くらい」
D君:学校どうだった?→疲れた
   家にいる方がいい?→いい!

こんな男の子もいるんだと驚いた。30分ほどで60人前後の児童が通過した。吾が町内には意外と大勢の小学生がいるんだなぁと心強く思った。

来月から正規の時間割となる。一昨日、安全パトロール隊の上部機関から6月(行事・下校)予定表が送信されたので、昨日は当番表を作成し、今朝早く集会所プリンターで印刷して、先ほど配布してきた。町内ボランティアは去年急激に減少した。80歳を超えて協力してもらっていた人が体調不調で引退された人や、足が痛くて立っているのが困難になった人等々である。
現在は月2回限定の方3名を含め、10名で細々とつとめている。

当番表作成は14年を超えた。ボランティアに配布する仕事は責任者だった年配の人が引き受けてもらったのだが、3年前に血管がこぶし大に膨れ上がって破裂したので急に亡くなられた。それ以降、配布も担うことになった。
ウォーキングと思えばそんなに苦にならない。さて、いつまで続けられるかだ。


2020年5月28日木曜日

大村知事vs吉村知事、河村市長


愛知県の大村秀章知事が首都圏や大阪圏について、「ひと山越えてめでたしではない」などと述べたとのニュースに吉村知事が反発したという。
大村知事が26日、東京や大阪の情報公開や検証の必要を求める発言をしたことや、これまでにも、東京と大阪で医療崩壊が起きていると指摘してきた--、との文脈が含まれるニュースを引用し、「大阪で医療崩壊は起きていません。何を根拠に言っているのか全く不明です」と反発。「一生懸命、患者を治療する為、受け入れてくれた大阪の医療関係者に対しても失礼な話です。東京もそうですが。」と不快感をあらわにした。

吉村知事が怒った!
さらに「根拠のない意見を披露する前に、県は名古屋市ともう少しうまく連携したら?と思います。」と記し、河村たかし名古屋市長との連携がうまくいっていない愛知県と名古屋市の現状を逆に指摘した。 

大村知事と河村市長の意見の食い違いはこうだ。
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会運営会議が26日、名古屋市内で開かれた。企画展「表現の不自由展・その後」の展示内容を批判する河村たかし・名古屋市長が出席し、実行委会長の大村秀章・愛知県知事と互いに言い合う場面があった。


不自由展は、昭和天皇の肖像群を含む版画が燃える映像や慰安婦像などの展示を巡り、大量の抗議を受けて開幕3日で中止され、会期末の7日間だけ再開された。
県の検討委員会は、芸術祭来場者が過去最多の67万人超を記録し「総じて成功」としたが、河村氏は「こんなことをやれば集まるに決まっている。多くの日本人の心を踏みつけた。大失敗で国民に謝罪して欲しい」と発言。県から市へ展示内容の情報提供も不十分だったとして、「大村氏の独裁独断だ」と批判した。
大村氏は「芸術祭の事業計画と予算は名古屋市も参画して3月に実行委で議決した」と反論した。さらに批判を続ける河村氏に「他の委員に迷惑。場所を移そう」と制止する一幕もあった。 

大村知事は東大卒の官僚から衆議院議員(5期)を経て知事になった。インタビューを見ていると「何だか偉そう」に見える。上から目線でしゃべっているのだ。
河村市長に声援を送りたい。

昨日の夕方、わが家に「アベノマスク」が配達された。全国的にはまだ2割しか届いていないにもかかわらず届いたのだ。だけどありがた味はいまいちなのだ。

2020年5月27日水曜日

石橋たたいて渡らぬ日本、たたいて壊すアメリカ

アメリカ感染者170万人、死者10万人、日本感染者1万7千人、死者800人、この余りにも大きな格差はなんなのだろう。人口差は3倍弱しかないのにこの差は極端に違いすぎる。


新型コロナウイルスに伴う行動制限が全50州で一部解除された米国で、「自粛疲れ」の反動が顕著になっている。夏の行楽シーズンの到来を告げる「メモリアルデー」の3連休には、各地のプールや海辺に人々が殺到した。米国の新規感染者や死者数はピークの2~5割の水準に落ち着いているが、経済再開を機に感染者数が再拡大する懸念も強まっている。

米中部ミズーリ州のリゾート地オザークス湖。5月23~25日の3連休、湖畔のプールで数百人が集まって楽しむ様子がツイッターなどで伝えられた。マスク姿の人は皆無で、感染を防ぐため人との距離を保つ「ソーシャル・ディスタンシング」を気にする様子はない。


マスク姿の人は皆無で、感染を防ぐため人との距離はどうでも良いのだ



メリーランド州の行楽地オーシャンシティーも観光客が殺到した(23日)

米ミズーリ州のオザークス湖には観光客が殺到した(23日)
メリーランド州の行楽地オーシャンシティーも観光客が殺到した(23日)
このおおらかさは、日本には絶対ないといえる。
アメリカ人曰く
二次感染?そんなの今考えるのばかばかしい
日本人曰く
自粛警察の出番だ

ま、経済を守るにはアメリカの勝ち。人命を守るのは日本の勝ち。
WHOの判定は如何?


2020年5月26日火曜日

マイナンバーカードあるなしのメリット、デメリット


先週22日に特別定額給付金の郵送申請書が郵送されてきたので、土曜日に記入して翌日(24日)に投函した。
この申請書が23~25日の3日間で計7万485件寄せられたという。対象となる約20万世帯の35%に当たるといい、想定を上回るペースで書類が届いているそうだ。

てんてこ舞いの市役所
郵送申請に先駆け、5月1日にスタートしたオンライン申請(マイナンバーカード保有者のみ)は、金沢市では25日午後5時時点で計7549件となったという。
受付開始当初は一日200件程度の申請があったが、最近はペースが鈍化しており、25日は18件にとどまったようである。意外と少ないという感じ。

オンライン申請では、暗証番号を忘れた人が市役所に押しかけ、長蛇の列が出たというニュースがあった。
このマイナンバーだが、何年前かにカード状の紙にナンバーが郵送されて、正規のマイナンバーカードは別途申請が必要だったので、一時は申請しようと考えていたが、必要性を感じなかったのでカードはまだ作成していない。

数年前まで所得税還付申請をパソコンでしていたのだが、折角時間と労力を費やした結果がたったの1円だったことから、還付申請は取りやめたので自分にはマイナンバーカードは不要であるとの結論に達した。
であるが、身分証明が必用な場合、免許証が効力を発揮していたが、免許証を返納した場合はマイナンバーカードが必用になるかも・・・

町内でも届いた人が・・・
アベノマスクは全国に先駆けて北海道が1ヶ月前に配布された。が、まだ金沢には配布されたというニュースはない。しかし町内のある人は既に配布されたという。マイナンバーカードの所持者優先で配布されたのかも知れない。
マスクは薬局で二箱購入してきた。だから有り難みがだんだん薄れてくるなぁ。


2020年5月25日月曜日

観客ゼロの全国一斉花火大会の計画が進行中


今日にも東京・千葉・埼玉・神奈川、それに北海道の緊急事態宣言が解除される見通しだという。
石川県は一足早く解除され、自粛々々と自分に言い聞かせながらの外出制限から解放された。が、人出はコロナ騒動以前よりはまだまだ少ない。

徳光海岸で遊ぶ家族連れ

道の駅千里浜駐車場に金沢ナンバーが増えたという
自粛しなさいと云われても、歯がゆいくらいに中々人出がなくならなかった。そして、自粛解除ですよと云われても「本当に大丈夫なのか」と外出に慎重になる。で、経済活動もすぐ元に戻らないことになる。

人間の心理学的行動なのだろうが、そんな心を吹き飛ばそうと江戸時代に試みたというではないか!
それは花火大会なんだそうだ。
花火大会の起源は、享保の大飢饉の慰霊と、疫病退散を願った隅田川の水神祭とされる。花火はにぎやかな祭りだけでなく、死者の追悼や復興を祈るものもあり、「多彩な思いを込めた花火で、元気や希望を届けたい」と参加を決めた。

それにあやかって疫病をぶっ飛ばそうと全国一斉に花火を打ち上げるという。
北陸火工では3号玉15発、4号玉10発を打ち上げる。医療従事者への励ましを込めた青色系の花火や、元気の象徴「ひまわり」の銘を持つ花火も用意。病魔退散の妖怪「アマビエ」の折り紙を貼り付けた。最後は、きらめく2号玉50連発で「心が洗われるような」2~3分の演出を予定しているという。
100発以上を準備 資金調達はどうなっているんだろう
打ち上げは緊急事態宣言解除後を予定しており、場所と日時は「密」を避けるため非公開とする。
ということで、この花火大会は無観客なのだそうだ。
県内は内灘あたりかなぁ。
 

2020年5月24日日曜日

職場風土の違い

自分の関わった公共事業の一つに金沢駅鉄道高架化事業がある。現在のANAクラウンプラザホテルがオープンする以前は、日通の建物があって黄色のトラックが頻繁に出入りしていた。そしてその付近は貨車が何条もの線路に連なっていた。昭和54年に高架化事業が着手され、その一角に県の鉄道高架事務所が開設された。

事業費負担比率が県9、国鉄1の割合で進められた。このため、「銭の大半はワシらが出すので国鉄の言い分は聞くことはない」というスタンスで、「国鉄の云うことを信用するな」と上司の指示があったのだろうと推定するのだが、上から目線はそれはそれは酷いものであった。協議相手の県職員も土木屋なのだが、中身の薄い知識をひけらかして、お前ら文句いうなという役所風土的態度に馴染めなかった。

だが、高架事務所に金沢市から出向していた職員が数名おられた。その中に学校の先輩や後輩の方たちが何人かおられ、県職員とは雲泥の差で対応されたのである。
そんなことで、金沢~森本間貨物通路線が開通する際に実施する電気機関車による試運転に金沢市の職員だけ招待して試乗してもらった。
高架化から30年、新幹線開業から5年、もう元の姿が到底思いつかないくらい変貌をとげた。

金沢フォーラスの裏手の風景
この風景の往事の写真があった。

上り貨物通路仮線完成(s60.2)
お寺は新幹線関係で移転した放生寺だが、細い通路は唯一の北安江に抜けるガードがあった。

ガード下を潜って駅西側
この付近は小高く盛り土した路盤に下り貨物仕訳線があった場所である。現在の満天ホテルのある場所は吾々の事務所の新金沢工事区の建物があった。
語れば長くなりそうだ。

2020年5月23日土曜日

「まれぞら」を奏でるメロディーロード

もう5年くらいたったのだろうか。それは、のと里山海道の別所岳SA−越の原IC下り区間に、車の走行中、タイヤと路面との摩擦音でメロディーが流れるようになった。 メロディー道路は、路面に細かい溝を何本も平行に刻み、その上を一定の速度で走行すると音楽が流れているように聞こえる特殊な道。


このノウハウを持つ会社が北海道標津町にある 篠田興業だが、北海道立工業試験場(現・北海道立総合研究機構)と共同開発したのがメロディーロードである。 実験的に造られたその記念すべき第1号が標津町のメロディーロードだという。メロディーは会社からそんなに遠くない知床半島を謳った、かの名曲「知床旅情」だそうだ。3年ほど前に観光バスでその道路を走っているはずなのだが、記憶に残っていない。バス車内が賑やかだったのかバス走行ではメロディーにならないのかわからない。

線の太さ、深さ、間隔等の切り込みとタイヤとの摩擦音でメロディーを生む
里山海道にはこれまで数回ここを走ったが、別所岳サービスエリアから輪島方面へ向かう越の原インターチェンジ(穴水町)の間の下り線1・2キロ。制限速度の時速70キロで走ると、1分間余りにわたって、ドラマの「希空~まれぞら~」と同じように聞こえる。希ちゃんの朝ドラが蘇ってくる。

日本各地にこのメロディーロードができ、中国にも施工例があって好評を得ているという。制限時速走行で最も安定したメロディーが流れるように施工されていて、安全運転にも寄与している。素晴らしいノウハウである。
 

2020年5月22日金曜日

あのHASUが閉店!

昨日の夕方ちかくに200m程の位置にあるポストに、郵便物を投函するため外に出た。
信号を渡って何気なく歩いていたのだが、いつもの様子と違っている場所があった。エッ、何これ!と驚いた。
何と、何度も食事したことがあるレストランがすっかり撤去されて、室内が工事中となっているではないか!近づいてみると、入り口のガラスに小さな貼り紙が貼ってあった。

オリエンタルダイニング HASU
読んでみると温厚な店主の顔が浮かんできた
つい先日まであったのにもうないのだ
貼り紙の文書には開店して14年なのだという。それが閉店してしまったとは何と淋しいことか。
やはりコロナによる来客がなくなったためなんだろうけど、かなりの店舗規模で駐車場も含め賃借料の負担に耐えきれなかったのだろうか。
オリエンタルダイニングと銘打った料理はおいしかったので、町内の同好会でもよく利用させてもらった。お世話になったお礼と、今後の益々のご活躍を祈念したい。

2020年5月21日木曜日

第42回の高校野球

日本高野連は昨日(20日)、新型コロナウイルスの影響が各地に広がる中、オンラインで第百二回全国高校野球選手権大会の運営委員会と理事会を開き、兵庫県西宮市の甲子園球場で八月十日から予定していた夏の甲子園大会と出場権を懸けた地方大会の中止を決めた。夏の大会の中止は三度目で戦後初、選抜大会と春夏連続での中止は戦争での中断を除き史上初めてだという。

監督から中止になった旨の話を選手たちは涙を浮かべて聞きながら悔しい思いをしていた。4月からズーッと練習も見合わせだったので、そんな予感を抱いていた選手は多かったと思うが、正式に中止の発表となって涙が溢れたのだろう。

中止となった今回は第102回なのだそうだ。自分が高校3年生だった時は第42回だったから、あれから60年も経っているということだ。いきなり時代は60年遡るが、3年生になってすぐだったが、担任の先生から呼び出しがあって職員室に行った。何も悪いことはしなかったが・・・と、何事なんだろうとどきどきしながら職員室に入った。

担任曰く、「土木のクラスから応援リーダーを一人出すことになったが、君は部活をやっていないので応援リーダーを引き受けてくれ」ということだった。断る理由は無かったので引き受けることにした。校歌や応援歌の旗の振り方や、腕のモーションを10通りくらい練習して、最初の出番に臨んだのは全国高校相撲金沢大会だった。場所は護国神社に隣接した県立球場で鉢巻きをしめ応援旗を振った。

次の出番となったのは北信越高校野球県大会だった。2年生の中島投手が好投して優勝してしまったのだ。北信越大会は長野市営球場で開催された。ここでも勝ち進み決勝戦となったが僅少差で準優勝だった。

北信越長野大会

8人の応援団を結成して大会に臨んだ
帰りの急行白山はブラスが鳴り響いた準優勝の喜び
そして夏の高校野球大会が始まろうとしていた。夏休みに入って直ぐ応援リーダー十名が早稲田大応援リーダーを招いて腕の振り方の特訓を受けた。発声練習も過酷に行なわれ
声が枯れてきた。その結果、県代表に上り詰め北陸代表決定戦のため福井球場に3日程通った。そして優勝。

決勝戦は対敦賀 逆転優勝!
全国大会はもちろん甲子園。相手はプロに転向した大崎投手を擁した平安、結果は1:0。

朝日新聞がでかでかと写真を掲載した。右端が「自分」なのだ。
60年前の吾が姿が甲子園に
アルプスではない3塁側応援席だった
こんな思い出が今の高校生にはなくなるという。せめて地方大会は開催して欲しいと切に願うものである。



2020年5月20日水曜日

大型トラックのぐっさんや出川も陽希も、そして俺も

昨日たまたまネットで「周氷河地形」という言葉を見つけ、聞いたことないなぁ、何だろうと思い調べた。
周氷河地形とは、地中の水分が凍結や融解を繰り返すことによって形成される地形。日本では北海道稚内市の宗谷岬周辺などに見られる・・・ということが分かった。そういえば2年前に宗谷岬へ行く途中、バスガイドが氷河期の名残の景色ですと案内していたことを思い出した。その時はどうして氷河と関係するのだろうと思ったのだが、余り深く考えなかった。

バスが走ったルートは「宗谷周氷河道路」だと分かった
樹木が無いなだらかな丘が続く
宗谷丘陵に見られるなだらかな斜面は、約1万年前まで続いた氷河期の寒冷な気候のもと、地盤の凍結と融解の繰り返しによって土がゆっくりと動くことでつくられたといわれており、周氷河地形と呼ばれる。周氷河地形は北海道に広く分布するが、宗谷丘陵では山火事によってその独特な地形が際立っている。日本最北端のこの丘陵には広大な肉牛牧場が広がり、夏季には豊かな自然に育まれた健康な黒牛が放牧されている・・・という。

最近のTV番組に旅シリーズが多いが、どれも人気が高い。
あの出川のスクーターで回る番組でも宗谷岬や利尻島も走った。出川はどこへ行ってもすぐ人に取り囲まれている。
利尻島を走る出川
あっという間に人だかり
子供たちにも大人気
大型トラックのぐっさんも最北端に
日本二百名山の田中陽希も屋久島めざしここからスタート
そして2年前に吾等も 樺太が見えて感激
最南端はどこかといえば九州は大隅半島の佐多岬。45年前に行ったことを思い出した。


最北端にしろ最南端にしろ何せ遠い。しかし、なぜか引きつけられる。

2020年5月19日火曜日

不思議な日本、そして岩手も

世界の新型コロナ感染者数は最新のデータ(5/18)によると、479万人、そのうち死者は318、000人である。
国別ではアメリカがダントツの150万人、ロシア29万人、イギリス25万人と続いている。そして日本といえば、感染者16、000人、死者774人となっている。

去年の年末、ここから全世界に広がった
なぜ感染者や死者が欧米各国と比較して極端に少ないのか、これが日本の感染症対策の“不可解さ”なのだという。
3月末には「ニューヨークの二の舞になるか」と日本の状況を誰もが危惧したが、医療現場はひっ迫しているものの何とか持ちこたえた。欧米諸国が相次いで感染爆発を起こしたなか、日本の状況は善戦しているのだ。
にもかかわらず、日本のコロナ対策は各国政府や感染症専門家、SNSでまったく評価されておらず、それどころか無視されている。いったいなぜなのか。

「なぜ岩手でコロナが出ないの」「検査を絞っている」。全国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、47都道府県で唯一、感染者ゼロの続く岩手県についての疑問が、岩手日報「特命記者 あなたの疑問 徹底解明」取材班に寄せられている。県民や医療関係者からは岩手県の人口密度の低さのほか、手洗いや外出自粛を励行する「真面目な県民性」があるとの見方も。一方、人口当たりのPCR検査数は岩手県が全国最少。医療関係者からは「本当に感染者がいないのか」と指摘する声も聞かれる。 

岩手県に向けてこんな意見がでているのだが、世界から日本に向けた意見と同じなのである。数学の問題を解くのと訳が違うのである。推測の域から抜け出せないのである。
日本は検査の拡大に対していまだに消極的で、欧米と違って厳しい都市封鎖も外出禁止令も課していない。企業のリモートワークは遅々として進んでいないし、スーパーマーケットや商店街は買い物客であふれ、休業補償の不確かさからまだ営業を続ける飲食店もある。
欧米ともアジアの成功国とも違う独自の道を歩む日本で、なぜ感染爆発が抑えられているのか──理由を説明できない不明瞭さが、日本を評価することを躊躇させるのだという。


誰かが云っていたが、BCGと家に入ったら玄関で靴を脱ぐことが感染防止に効果があるという話も否定できない。
さて、アベノマスクがまだ届かない。県のマスク購入券がもう届いたのにだ。

朝刊によると、県内各自治体では首長のほか、一般職員も給料カットするという。一般職員は10万円分相当額のようだが、自発的にカット申し出をした訳ではないだろう。首長や議会議員が給与削減するのだからお前ら文句あっか・・と半強制的なように思えるのだが。

2020年5月18日月曜日

魔除け祭礼「悪魔払い」

金石の入り口にある大野湊神社の夏季例大祭では、毎年「悪魔払い」が行なわれているという。そこで金石青年団は 、新型コレラウイルスによる住民の感染を防ごうと、4月中旬から布マスクの制作を始めて、この夏季例大祭で楽しんで受け取ってもらおうと、魔除けの祭礼である「悪魔払い」の装束での配布を行なった。


鉢巻きに天狗や般若、山伏の面を付けた団員は大野湊神社で祈願したあと、配布場所である金沢市金石西1丁目の「かないわ銭五」で、訪れた住民にマスクを手渡した。

大野湊神社で金石青年団が悪魔払いの祈願
 金石の「悪魔拂い」は、金石町壮年会と金石町青年団によって継承され明治時代から続いている行事だという。

主役はこの二人?

御神輿、悪魔払い、お米上げ
この祭礼は実際に見たことは一度も無いのだが、写真を見ると全町挙げての一大行事のようである。
「悪魔払い」の御利益がありますよう祈ろう。