2017年8月3日木曜日

みね子世代≒我々世代

朝ドラ「ひよっこ」の視聴率が22.5%の高記録を上げたという。
放送開始した頃は低視聴率でこれまでの朝ドラにくらべて「つまらない」とボロクソに評価されていたのだが・・・・。
このドラマの時代背景は正に自分たち世代。昭和39年の東京オリンピックにしろ、ビートルズ日本公演の騒動が蘇った。

ナレーターに増田明美を起用
集団就職、懐かしい言葉である。父ちゃんが出稼ぎに出たまま音信不通で家族の生計が根本から崩れた。しかし、この音信不通という設定が理解できない。が、ドラマを素直に見るしかない。そこでみね子は東京に就職を決意した。ラジオ製造会社に就職し、給料1万円から8000円を仕送りしたという。これは凄いことである。
ちなみに昭和36年に就職した私の基本給も10000円からスタートした。

工場での仕事の様子、ベルトコンベアーに流れてくるラジオの部品をそれぞれが分担して組み立てる。工場に付属した寮で生活するのだが、この人間関係も面白い。
その工場も不景気に流され閉鎖。全員解雇。みね子は最後まで就職口が見つからなかった。
そして「すずふり亭」というレストランに就職。住まいは目の前にあるアパート。
アパート住人の人間関係も面白く描きだしている。

アパート住人と近くの和菓子屋主人
昨日は音信不明の父ちゃんと再会したが、その父ちゃんは記憶喪失で全てがわからなくなったという設定。
「みね子」を好演している有村架純
みね子の出身は北茨木村。今日あたりから、父ちゃん問題でみね子の実家の様子が描かれるだろう。時代背景は昭和43年、自分も独身を謳歌していた頃だ。




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