2018年8月9日木曜日

3年間で3億3千万円

大阪城公園(大阪市中央区)にあって、経営者が脱税したとして在宅起訴された軽食店「宮本茶屋」(いわゆる「たこ焼き屋」)が今月1日から、無期限で営業を自粛したという記事があった。敷地を提供している豊国神社が明らかにしたという。

宮本茶屋
同店を営む宇都宮タツ子被告(72)は2014~16年、たこ焼きやおでんなどの売り上げで得た約3億3千万円の所得を申告せず、約1億3千万円を脱税したとして所得税法違反罪で7月下旬に在宅起訴された。インバウンド(訪日外国人客)効果で近年、売り上げが急増していた。


豊国神社によると、「営業を続けさせるべきではない」などと批判が寄せられ、神社が営業自粛を求めたところ、店側が応じたという。神社は1日、ホームページに「大変お騒がせし、ご心配をおかけしておりますこと、深くお詫(わ)び申し上げます」とする謝罪文を掲載した。宇都宮被告の代理人弁護士は「再開や閉店などの今後の見通しは未定」としているのだとか。


たかがたこ焼き、されどたこ焼きである。8個入り600円、ま、たこ焼きだけではないにしても3年間で3億3千万円も売り上げがあったという。店主は72歳のおばちゃん。
きっと忙しい思いをして仕事をしただろうに、神社の敷地ということで営業許可を取り消せという批判の声を聞かざるを得なかったらしいのだ。

大阪には外国人観光客(特に韓国人)が急増しており、大阪城に来る客の殆どは必ずここの前を通る。店舗はここだけ。独占企業なのだ。


大繁盛している茶店の盛況ぶりを妬んだ人間が動いた可能性が高い。
営業停止に追い込んで誰が利益を受けたのだろう。脱税分を支払えば営業再開しても問題ない筈だが、神社側はもう二度と敷地を貸さないだろう。
結局、観光客は「日本の名物・たこ焼き」を食べることが出来なくなってしまった。

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