2018年8月10日金曜日

権力には魔力がある

またまた日大に悪質な事件が発生したという。今度は日大応援リーダー部監督のパワハラ。

日本大学は9日、同大の運動部を統括する保健体育審議会(保体審)が、応援リーダー部(チアリーディング)の監督を同日付で解任したと発表した。女子部員が監督から暴言などのパワーハラスメントを受けたと訴えており、学生の指導に支障を来すことが懸念されると判断したという。学内の人権救済委員会で調査中で、パワハラを認定するか近く結論を出すとしている。

監督が部員を指導中
女子部員の代理人弁護士は9日、「2月上旬に監督からパワハラがなされ、女子部員が自殺を図ろうとするまでに追い詰められた」として、女子部員が作成した文書と家族のコメントを公表した。
女子部員側は保体審に仲裁を求めたが断られ、学内のハラスメント防止窓口に相談しても解決につながらなかったとしている。
この保体審会長が内田正人だったのだ。

大野美幸監督 普通の女性に見えるが「監督」となると「権力」を見せつけたいのだろう
文書では、全部員の前で「大雪の日に事務員に頼んで練習をなくそうとした」などと事実でない叱責をされたり、出身高校のウエアを着用していたことを「学校の恥だよ。今すぐ脱げ」ととがめられたりしたと訴えている。監督はけがの具合にも疑いをかけ「ずる賢いばかは嫌い」と暴言を吐き、大会に強行出場させようとしたとしている。
同大は、アメリカンフットボール部の悪質反則問題を受け、「学生の皆さんを必ず守ります」などとする文書を出したばかりだった。


日大はパワハラを行使した監督を解任したそうだが、女子部員の名誉回復要求には知らんぷり。日大ガバナンスのでたらめぶりが更にあぶり出た。
内田正人や田中英寿、栄和人、山根明、どうしてみんな同じことをするのだろう。

王様になると誰も注意しない。 地に堕ちるまでは。
権力者が自制できない体制は、暴虐となる。
権力者が自制心を失うと権力は暴走する。
暴走する権力は容易くは止められない。


権力者とはそういうものらしい。
巨大な権力者に、まともに意見をする者はいない。
力を振りかざされるのだから、下の者は抵抗せずいわれたままに行動する。

権力者も絶対服従をいいことに、これでもか、これでもかと無理をいい下の者を追いこんでいく。

自分の周りを見ればそんな人間が如何に多いか。いつか「泣きを見る」日が来ることを知らないだけである。


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