2018年8月22日水曜日

準優勝おめでとう!

県大会はもちろん、甲子園の決勝戦までの全試合を一人で投げ抜いてきた金足農業吉田輝星投手、5回、足に力が入らず桐蔭打線に滅多打ちされ始めた。「俺、もうだめや」と内野手に初めて弱音を吐いたという。おりしも炎天下、疲労が頂点に達したのだろう。
とうとう降板した。観客から惜しみない大拍手が沸き起こった。観客の8割以上が金足農業の応援団になったという。


昨日の秋田市、否、秋田全県下では試合開始の1時間前から人通りが絶えてしまったという。
にぎわい交流館に集結した市民応援団
試合結果は大敗となったが、誰もその非をとがめるどころか大健闘の感涙に咽んだ。
吉田は試合後、「序盤は粘れたが、四回ぐらいから下半身が思い通りに動かなくなった。そこを大阪桐蔭がコンパクトに狙ってきた」と相手をたたえた。


「地域に支えられて、決勝の夢の舞台までこられた。チームメートに何度も救われた。最高のチーム、最高の夏でした」と今大会を振り返った。
秋田県出身(秋田工OB)で元中日監督の落合博満氏(64)はこの日、ロッテ戦のイベントで訪れた東京ドームで、吉田について言及。「1人で6試合で、バテバテだっただろう。12点取られても評価が下がるわけではない。見た中ではドラフト1位、俺が監督なら(獲得しに)いく。一級品の投手ですよ」と、故郷の後輩を高く評価した。
試合終了 悔し涙にくれる吉田投手

こんなことがあったという
中学時代から吉田と金足農業に行くぞと6人のチームメイトが
東北勢決勝戦のチャレンジ戦績
沢山の感動をもらった
22日現在、金足農高に寄せられた寄付金が何と1億9千万円も。感動を貰ったお礼の気持ちが全国各地からも。
選手の皆さん、休養をしっかり取って普段の元気を取り戻してください。

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