2018年8月14日火曜日

同じアホなら踊らにゃそんそん

今年の阿波踊りは開催前から市長の方針変更に伴い、協会とぎくしゃくした関係が続き、昨日は市長が「総踊り禁止」の措置を執ったが、14の踊り手グループが所属する「阿波おどり振興協会」は、それを無視。交通規制された演舞場近くの広い道路を使い、踊りを披露した。千数百人の踊り手が参加したとみられる。周囲は観客らが殺到し、踊りを止めに来た市幹部に「帰れ」と怒号が上がるなど一時騒然となったというではないか。

昨日の総踊り
ことの発端は、前任市長時代に観光協会主催で開催してきた「阿波踊り」が、赤字改善が放置された状態で3億円を超える累積赤字となっていたが、新市長は開催方式を改善し、赤字体質を改善するという方針のもと、総踊りを取りやめ5か所の演舞場入場者数を回復させる方策を打ち出した。


ところが、恒例の「総踊り」を市を中心とする実行委員会が中止したことに反発し、有力踊り手団体が13日夜、演舞場近くの道路で独自に総踊りを決行した。旧主催者の赤字問題で揺れた阿波おどりは、運営方法を巡り市と踊り手団体が激しく対立する異例の事態となった。それに輪をかけ、演舞場入場者数は昨年よりもぐんと少ない50%を割り込んだという。

8年前、実際にこの目で見てきた身であるが、大観衆の中、素晴らしい踊りが繰り広げられて、市民の熱気に酔いしれた。そんな国内でも数少ない一大イベントが赤字体質だったことが信じられない。市内ホテルは超満員。そのため深夜に姫路まで戻ってホテルに宿泊した。
誰かが儲けすぎていたのが明らかだ。観光協会も市に赤字を押しつければ問題なしとしてきたのだろう。
8年前の演舞
息がぴったり、見事な演舞
踊り手はこの日のために1年前から練習を重ねてきた。それを無視して一方的に「中止」とは市長の権利の乱用であろう。で、踊り手の反乱が起こったのである。そもそもイベントで黒字にしようと考えることが異常に思える。

市長に負けるな!と激を飛ばしたい。

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