”秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・”と古今集で歌われたのはこの立秋だという。1100年も経た今に通じる。藤原時行朝臣が詠んだ。
一昨日も昨日も秋晴れの爽やかな日であった。団地の裏手に広がる田んぼの刈り入れも終わりを告げた。台風の被害もなく収穫が終わった。
ウオーキングをしているとコスモスが咲き乱れていた。この花を見ると秋だなぁという感が強くなる。
稲刈りも終わった |
荒地となった田んぼ |
2年前までは耕作されていた |
じいちゃんが高齢で足腰が痛み、やるにやれない事情があるのだろう。
国道8号線から海側に田んぼが広がっている。この付近に海側環状道路の建設が進められている。この道路建設により、農地の土地利用が大きく変わることを期待する耕作者は多い。だが、都市計画では「優良なる農地」と位置づけされ、変更は許されないという。
耕作者の大部分は高齢者であり、「米」づくりの先行き展望が暗いため後継者がいない。
これでも行政は「優良なる農地」として保全するのにこだわるのか。
これは行政のエゴであろう。
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