2017年9月20日水曜日

日本地図を500m角に分割して得る情報技術

今日の朝刊を見て驚いた。日本地図を500m角に分割して、そこに何人いるか調べることができるようになったという。全国を500m角に分割すると何個になるのだろう。凄い数になるのだろうなぁと想像がつかない。
どうしてこんなことが出来るのか?

それは携帯電話の位置情報を把握できる「ドコモ」であるからこそできる技である。
携帯電話の普及が進んだことも可能になった一因だろう。何せ小学生までが携帯を持つ時代なのだ。
電車を待つホームの高校生、みんな携帯を持ち親指をせわしく動かしている。何だか異様な風景に感じるのは私だけか。

さて、それはおいといて、500m角の中に何人いるか判断できることで、最もメリットがあるのは災害時の救難にある。広範囲な災害であれば、最も密度の高いエリアを調査して、優先的に救助・避難・誘導を行うことができる。
人の動きを調べるのに30分かかるという。そこで登場するのがAI。過去の人の動きを分析して即時に現在の情報を得ることができるという。


AI(人工知能)はこのような分野にも大活躍するのである。
地震、津波、水害や火災等々あらゆる災害にその威力が発揮されるであろう。
しかし、このAIによって、30年後には失業者が溢れるという予測もあるが、これは外れであってほしいと願わずにはいられない。

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