2017年9月22日金曜日

脳卒中の引き金は高血圧

1カ月ほど前になるが、児童の下校時に横断歩道で誘導をしたり、民生委員として地域のために骨を折っていた近所の女性が家で倒れ救急車で入院したという。ご主人がわざわざ来宅され、状況を説明された。もう1か月リハビリすれば退院できると聞いた。

昨年は、長く学童の安全誘導活動に貢献した人が動脈瘤破裂で亡くなられた。町会のネットサークル定例会には欠かさず出席されていた。あんなに元気だった人がもういないなんて信じたくない思いがする。
3年ほど前には私の姉が脳卒中で倒れ、未だ完全に治癒してはいなく、後遺症に悩まされている。

この人たちには共通することがある。それは高血圧症だったことである。動脈瘤で亡くなられた人は、高血圧の薬が切れたが通院している院長が体調を崩して休診中であったため、薬がもらえずそのままだったという。悔やまれるところである。

私の両親も脳梗塞を発症した。他人ごとではないのである。
昨年、医科大病院でMRIで頭部の検査をした。パソコンの画像を見ながら医師が恐るべきことを告げた。「10日ほど前に脳梗塞を起こした痕跡がある」と。なるほど画面を見ると白い小さな点があった。血液検査データにより、血液が濃すぎるから水をどんどん摂取するようにと指導を受け、血液さらさらの薬を処方され現在も服用している。毎日2ℓ程度の水を飲むのが望ましいというが、それが中々難しい。

そこで脳卒中の原因や予防について調べてみることにした。

予防十か条なるものがあった。

やはり高血圧が1番になっている。おかげさまで私は血圧に関しては正常値の範囲内にある。太りすぎにならないようウオーキングとスイミングを心がけよう。

参考資料
脳卒中の患者数は現在約150万人といわれ、毎年25万人以上が新たに発症していると推測されています。
脳卒中は、がん、心臓病に次いで日本における死因の第3位となっています。
「寝たきりになる原因」の3割近くが脳卒中などの脳血管疾患です。

また、全医療費の1割近くが脳卒中診療に費やされています。
高齢者の激増や、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の増加により、脳卒中の患者は2020年には300万人を超すことが予想されています。

三大成人病のひとつ、脳卒中はある日突然襲ってきます、多くは何の前触れもなしに。
しかし、脳卒中の原因となる高血圧や動脈硬化は、程度が進むといろいろな症状をあらわすものです。
気がかりな自覚症状があったら迷わず専門医の診療を受けてください。



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