2017年7月30日日曜日

航空VS遊学館

昨日は午前中雨の予報だったが降らなかった。昼からの高校野球決勝戦をテレビ観戦した。NHKと民放が同時放送していた。
航空は前日、延長戦で星稜を降し、遊学館は寺井戦をものにした両者の対戦であった。
航空の投手佐渡裕次郎選手は星稜戦で打撃ボールで手首を痛め、登板は難しいかなと思っていたが、2回まではデッドボールやホアボールを投げ「あ、やっぱり駄目だな」と思われる不安定な投球であった。
それでも2回裏兼田の2塁打等で3点先制した。その直後の3回表、遊学館が2点をあげ試合は緊迫した状態で進んだが5回裏、航空が2点追加し5:2のまま最終回まで進んだ。

兼田の2塁打
四回まで6四死球を与え、リードはわずか1点。航空の佐渡は、中村監督から「打たれてもいい」と言われて気づいたという。スライダーにこだわりすぎていた、と。
前日の準決勝、前年優勝の星稜打線に効いたのが、鋭く曲がるスライダーだった。この日のそれは、高めに抜けていた。「ストライク先行できてこそ乗っていける」と佐渡。五回は直球を軸に、無失点に抑えた。

すると、直後の攻撃で援護をもらえた。2点二塁打を打った小板は、「投球のテンポがよくなったので、勢いに乗ろうと思った」。
九回表の攻撃。最後の打者を三振に打ち取った瞬間、歓声が爆発した。2試合連続で完投したエース佐渡裕次郎投手(3年)の母ゆかりさん(49)は「もう最高です」。ヒーローインタビューに答える息子を見つめ、うれし涙をぬぐっていた。(田中ゑれ奈)

勝利の瞬間
航空は8年ぶり2度目の甲子園。能登地区で初めて甲子園ということで注目されたが、あれからもう8年がたっていたとは。
航空は全国の中学出身の選手で構成されているのだが、エース佐渡裕次郎選手は地元輪島中学出身である。何とも頼もしく思うし、晴れ舞台で思う存分の活躍を期待したい。

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