にもかかわらず衝突事故が発生した。
事故調査状況・小浦地内 |
状況1.ディゼル機関車が貨車3両を推進運転して所定の場所に停止してバラストを取りおろし作業中であった。
状況2.軌道モーターカーが請負者の世話役を一人同乗させ、蛸島方からトンネル内を走行中、バラスト取りおろし作業を現認し急ブレーキを掛けたが停止叶わず衝突した。
状況3.本衝突事故により4名が負傷した。運転士が顔面を負傷、同乗していた世話役がフロントガラスに顔をぶつけ負傷、バラスト取りおろし作業中の女性二人が衝撃で宙に舞い貨車から盛土法面に落下して負傷した。
状況4.軌道モーターカーは、エンジン部分が貨車連結器との衝撃によりフレームから脱落して大破した。
原因:軌道モーターカーを運転していた60代の機関士OBがトンネル内直線区間を高速運転し、出口付近でカーブしているため見通し距離が短く、出口付近で作業中の貨車を現認するも制動距離が足りなかった。
修繕不能により廃棄処分となった |
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