2018年6月30日土曜日

ゲーム感覚の殺人 恐怖の時代になった

隣の人間から殺すつもりだった・・・・新幹線の殺人犯小島一郎が取り調べでそう答えたという。富山市で発生した殺人犯島津慧大もバイト先の店長を殴り、凶器が数個入ったリュックを担いで交番に向かい、裏口でノックしたという。対応した交番所長がいきなり切り付けられ拳銃を奪われ銃撃を浴びた。鉈やナイフで数十か所も刺した。この凶悪な犯行の動機も謎だし、この後の小学校までたどり着く経路も不可思議である。
新幹線殺人犯と顔も似ているし、成行きまかせの凶行が共通しているように思える。
昨日、たまたま通りがかった車が犯人が射撃している様子を捉えたドライブレコーダーの動画をテレビで見たのだが、このドライバーだって狙われて射殺されたかも知れないのに、かなり長い時間にわたり停車してドライブレコーダーに記録した勇気が素晴らしい。
ドライブレコーダーの映像から
 交番裏口から小学校と反対方向の住宅地の狭い通路に身を隠し、返り血を浴びた衣服をタオルで拭い小学校入り口に向かった。


住宅地の狭い通りと大通りが交差する手前で、拳銃を小学校に向けて2発射撃する映像が記録されていた。

小学校の校門に入ろうとして交通誘導していた警備員に咎められ、至近距離で頭部を銃撃。そこへ警察官二人がかけつけ、犯人を拘束しようとしたところ両手に刃物を持って向ってきたので、腹部に銃撃を加えて逮捕した。犯人の目的は小学生にあったのか?
事件発生の連絡を受けた小学校は、児童を体育館に避難させ、廊下にさすまたを持った教員を配置したという。犯人がピストルを所持しているとは連絡していなかったという。これまた不思議である。ピストルを持った犯人であることを知ったなら、さすまたで警備は馬鹿げたことになる。
看護師を誘拐して殺害した事件はまだ真相は謎のまま、千葉の小学生殺人の判決もまだ、こうして指折り数えてみると、凶悪な事件が頻発しているのである。物騒な時代になったものだ。


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