2018年6月7日木曜日

幼女の反省文に涙

今朝のワイドショーでは各局競って幼女虐待死事件について報道した。
5歳の幼女が書いたという反省文は、読んでも聞いても泣けてくる内容である。よっぽどつらい思いをしたのだろう。その文章から辛さがにじみ出ているのである。


東京都目黒区で3月に船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が父親から殴られた後に死亡した事件で、警視庁捜査1課は6日、父親で無職の雄大被告(33)=傷害罪で起訴=と母親の優里容疑者(25)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。結愛ちゃんは、しつけと称して暴力を振るわれ、ほとんど食事を与えられなかった。また、「きょうよりかあしたはできるようにするから ゆるしてください」などと長文の「反省文」を書かされていたという。

逮捕容疑は1月下旬ごろから、自宅で十分な食事を与えずに栄養失調状態にさせ、病院にも連れて行かず、3月2日に肺炎による敗血症で死亡させたとしている。いずれも容疑を認めているという。
同課によると、両容疑者は、朝はスープ1杯、昼と夜はおわんに少しのご飯とみそ汁といった食事しか与えなかった。結愛ちゃんの死亡時の体重は、5歳児平均の約20キロに対し、12キロだったという。
一家は4人暮らしで、優里容疑者の連れ子の結愛ちゃんのほかに、両容疑者の実子の長男(1)がいた。結愛ちゃんは3月2日に息をしていない状態で病院に搬送され、死亡が確認。2月下旬に結愛ちゃんを殴ったとして、雄大容疑者が傷害容疑で逮捕された。


ママとパパにいわれなくってもしっかりとじぶんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします
ほんとうにおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめるから もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします

これが5歳の幼女の文章だというが、小学校高学年でもこれだけの表現力はない。読んで泣けてこない人はいないだろう。それだけ長い間虐待が続いたということなのだ。連れ子といえども、これだけ虐待するのは異常である。
ご冥福を祈るほか何もできない自分が情けない。




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