2018年6月16日土曜日

金沢スイカの出荷

いよいよスイカの出荷シーズンを迎えた。
金沢市が農産物ブランド「金沢そだち」に認証する「金沢すいか」の初競りが12日、市中央卸売市場で行われ、丸々と育った約2600玉が次々と競りに掛けられた。


この「金沢そだち」は、 金沢の風土を活かして生産された優れた農産物を「金沢そだち」として認証し、消費者への周知と信頼を高めることにより、生産振興と消費拡大を図る金沢市の戦略である。 

実施主体 :金沢市農産物ブランド協会
対象品目 は次の5点
だいこん
すいか(小玉すいか含む) 
なし
トマト
きゅうり

先日、安原地区産のスイカが初競りに掛けられた。


1ケース(2〜4玉入り)が1800〜4千円で取引され、価格は例年並みとなった。同じく金沢そだちに認証されている「小玉すいか」の競りも行われた。 
試食した山野之義市長は「多くの県民に食べてもらい、甘さと食感が特徴の金沢すいかの魅力が広まってほしい」とPR。橋田満市農産物ブランド協会長、JA金沢市砂丘地集出荷場西瓜(すいか)部会の荒川顕博部会長、JA金沢市五郎島こだま西瓜部会の西澤俊輔部会長も出来栄えに自信を見せた。 7月下旬までに6640トンの出荷を見込んでいる。 

6,640tが出荷されるというスイカだが、金沢市内の数ある生産地区でも安原産のスイカは絶品である。甘さといいシャキシャキ感といい他の追随を許さない。ところが、このスイカは大阪方面に大量に出荷されるので、地元ではなかなか買えないのである。

この特有の味を生かそうと新商品が売り出された。

スイカのくずきり
スイカサイダー
五郎島地区にもスイカは生産されているが、何といっても五郎島ブランドといえば「サツマイモ」だろう。
加賀野菜は京都の料亭などで人気が高い。安原地区には「太キュウリ」、「金時草」等も生産されている。

農作業で忙しい安原地区の奥様方は、夜になると見違えるようないでたちで片町あたりに出かけるのだという。付加価値の高い農産品を生産するだけあって、経済的にゆとりがあるのだ。加賀野菜万歳!なのだ。


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