2018年6月13日水曜日

季節の妙

あれから丁度1年経った。去年の6月13日、杏を収穫したのだが、昨日、杏の状況を見て収穫は明日にしようと思ったのである。4月に暑い日が続いたり、2月には大雪が降り続いたりと天候不順だったと思うのだが、そんなことは全然関係ないかのように、杏の収穫は去年と全く同じ日である。何だか不思議な気がするのだが、これが季節の妙というものであろう。


それにしても、どうして今年はこんなにたわわに実ったのだろう。去年も豊作だったが、今年は去年の3割増しくらいだろうか。




ただ、杏の実は10日ほど前から落下が相当数ある。そのため、隣接の土地や道路敷きに散らばるので毎日始末しなければならない。
今日の午前中は、まだ雨が上がったばかりで乾くまで収穫作業は待たなければならない。

ジャムを作るにしても、梅干し風に漬けるにしても手間暇が相当かかる。女房の小言が聞こえてきそうである。
毎年、届くのを待っていてくれる人も増えた。
吾々が中学、高校生の頃は、どの家庭にも庭に必ず杏の木があった。こどものおやつに重宝したのだろうが、最近は子どもが少なくなったのと、おいしいお菓子類が容易に手に入るようになって杏の木の役割がなくなったのだろう。

そんな思い出があったので、新築の時に金沢市が無料で苗木を配付した際に杏を選定した。21年目してアンズは大豊作となった。




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