2018年6月28日木曜日

4年かけ「はやぶさ2」がリュウグウに到着

2億8千万キロ彼方の地球と火星の間にある小惑星「リュウグウ」に、「はやぶさ2」が昨日27日に到着したという。リュウグウという小惑星は直径900mしかない。そこにめがけて、はやぶさ2という飛行物体を4年もかけて飛ばして正確に到着させるという技術は、世界に誇るJAXA日本の技術である。
イメージ図
イオンエンジンにより飛行

今から約4年前・・・2014年12月に打ち上げられた探査機『はやぶさ2』が、ついに小惑星リュウグウに到着した!
地球から3億キロ離れた場所にある小惑星リュウグウ・・・
地球と火星の間に位置し、大きさは直径約900m。
はやぶさ2から撮影したリュウグウ
素人の吾々には理解困難であるが、イオンエンジンは、搭載したキセノンガスを電離してプラスの電気を帯びたイオンに変え、マイナスの電気を帯びた電極に引き寄せられるのを利用して噴射し、推進力とする仕組みだ。地上では1円玉を動かすほどの力しかないが、宇宙空間で長時間連続運転することで、探査機を大きく加速できるという。 
喜びに沸くJAXAの教授たち
到着した時刻のJAXAの管制室
はやぶさ2のイオンエンジンは今月3日にひとまず役割を終えて停止した。西山准教授は「手を動かし、モノを動かす時間に比例して自信がつく。往路完走は当然、できると思っていました」と語る。「地上でモノを作るまでが勝負。とことんやり尽くした」との自負があるという。
「宇宙で動かせなきゃ、おもちゃに過ぎない。実験室で終わるつもりはないですから」と西山さん。イオンエンジンは復路でも活躍する予定だ。
 

今回は3回もリュウグウに着陸して地表や地下の物質を採取する計画だという。
世界に冠たる宇宙総合技術である。帰還は2020年12月頃を予定しているのだとか。
頑張れニッポン!


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