2018年6月24日日曜日

3年前に専門家が危険性を指摘したが教委が無視

寿栄小学校のブロック塀が危険だと専門家が3年前に校長に指摘したので、校長が教委に改善を申し入れたが、無資格者が一応現場でチェックして教委は異常はないと判断した。震度6強の地震は滅多に起きることはないが、当局者がもっと真剣に取り組んでいたら、女児の命が失われることはなかった。

警察による現場検証

大阪府北部地震で高槻市立寿栄小4年三宅璃奈さん(9)が倒壊したブロック塀の下敷きになり死亡した事故で、高槻市教育委員会が22日、市役所で記者会見し、専門家の危険性の指摘を受けて点検した市教委職員2人には建築関係の資格がなかったと明らかにした。

市教委は「壁の倒壊により亡くなった児童の冥福を祈り、家族におわび申し上げる」と謝罪した。
2015年11月に塀の危険性を市教委と学校に指摘した防災専門家が、1カ月後に改めて学校にメールを送り、建築基準法改正前につくられたブロック塀には特に注意が必要だと指摘していたことが判明。安全対策の遅れが浮き彫りになった形だ。

首相もプール視察
 
三宅瑠奈さんの冥福を祈る首相(官邸フェイスブックより)
役所は問題があっても中々動かないのが普通である。今朝のテレビでは東京都の道路陥没の恐れのある箇所が500mに1か所の割合であるという。これも何でもない時には問題がないので、行政は真剣に対応しないだろう。直下型地震で大きな被害が発生して初めて対策を取ることになるのである。仕方のないことなのだろうか・・・・


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