2017年6月19日月曜日

軽トラに外国人が熱い視線


1カ月ほど前になるだろうか、NHKの『所さん!大変ですよ』という番組を見ていたのだが、とある外国人バイヤーの活動が取り上げられた。
このバイヤーが商品として扱っているのはなんとボロボロになった日本の軽トラック。
どうやら製造から25年経過したオンボロ軽トラックを安く買い取ってアメリカで売りまくっているのだ。
しかもこのオンボロ軽トラがアメリカで大人気だというから驚きなのだ。



ボロボロ中古軽トラが売れる謎。なんとアメリカで大人気!アメリカには25年ルールといって新しいものは安全基準があるため古いものしか輸入出来ないらしい。アメリカにはこんなトラックがないから注目されるし改造しやすいと。

「軽トラは修理がしやすくて永遠に乗れる」と話すアメリカ人。

アメリカではそのまま「keitrucks」と呼ばれているようだ。

「軽トラ」の通称でお馴染みの軽トラックは、農家さんや工事関係の仕事の方には欠かせない存在である。
価格や維持費の安さ、性能面はもちろん利便性や扱い安さなどからコストパフォーマンスに定評のある軽トラだが、あくまでも実用本位の評価で、何となくダサい印象も否めないが、そんな軽トラが、アメリカを始めとする海外で人気沸騰しているという。
日本独特の進化を遂げた車種、軽トラックが海外で人気沸騰した理由と評価は25年以前に製造された軽トラなのにこうなのだ。
・軽トラは手頃な価格で買えるのにメチャメチャタフなんだよ、ちょっとした移動から農作業までオールマイティーに使える非常に優れたトラックだ。
・小さいけどトルクはしっかりあるから急な坂道でもアクセルを踏み込めば楽々登れるし、牽引能力も高い。
 しかもエアコンもちゃんと付いてるから超快適なんだ。
 さらに燃費が優れてるのも素晴しい!
・俺は自宅の除雪用に軽トラを使ってるけど最高だわこれ、エアコンも付いてるし快適そのものだ。
・うちでは除雪から荷物運び、ちょっとした移動まで大活躍してる。
(海外では軽トラ用の色んなキットが販売されてたりします。)
アメリカ国内で規制対象外の取り扱いをしている州もあるとか。不思議な国ではある。

海外諸国では殆ど輸入規制されており、公道は走行できない。
だが、価格が安い、故障しない、350kgも積載できる、オートマチック、エアコン完備、強力なトルク値、どれをとっても他の追随を許さないのが軽トラである。25年規制は見直しされるべきであろう。

日本の軽自動車が外国で使用されているのを見たことがある。
場所は中国。車種はスズキアルト。何と、タクシーで使用されていた。
タフな軽四はもっと輸出されるべきである。




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