2017年6月16日金曜日

老い支度や終活に感心ありますか?「いいえ」長嶋茂雄氏

脳梗塞を患って11年たったという長嶋茂雄元巨人軍監督。
朝5時半起床、朝食後6時半から3時間のトレーニング、午後も仕事かトレーニングを日課として続けているという。
年に3足も靴を新調するという。もちろん激しいトレーニングで靴がもたないからだそうだ。

御年79歳、80歳になったら今の体調を維持できるかとの問いに、大丈夫。90歳までいけると答えた。
比較するのもおこがましいが、一昨日、脚立の上で2時間ほど作業しただけで、今日も脚や腕が痛む我が身ではある。80歳近くになっても激しいトレーニングを続けている長嶋氏に敬服するばかりである。

今年92歳の近所の男性は先週から週2回、ディケアセンターに通い始めた。
最近まで町内の集会所で開催している週2回のカラオケ同好会に積極的に参加していた人で、新曲も次々と歌っていた。
75歳まで現役バリバリの電気工事屋さん。退職後は老人会の副会長を長くやっておられ、そのあと会長に就任され10年近く活躍をされた。90名を擁する校下のグラウンドゴルフクラブで常にトップクラスの成績を維持されていたりもした。

ところが3年ほど前から足が痛くてグラウンドゴルフはやめ、また、1年ほど前に、「曜日がわからんようになった」とかで老人会の役員会やカラオケ同好会を欠席される日が多くなってきた。
「今日、自転車に乗っていて2回も溝に落ちた」という話をされたり、ゴミ出しの日に出してはいけないごみも一緒に袋にいれたり、最近になって急激に老化が進んだように見受けられた。
2週間程前にマイカーを処分して免許証も返納したという。何でも、お孫さんから危ないからもうやめろと強く勧められたのだという。

素晴らしい生き方をしている高齢者のモデルといわれ、92歳まで病気らしい病気はしたことがないと自慢していた人ではあるが、このあまりにも急変なことには驚きを禁じ得ない。
明日は我が身かと一抹の不安を覚える。

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