2020年10月28日水曜日

給付金を巡る詐欺多発

1万円で1万2500円分が利用できるGoToイートの食事券の販売が26日から石川県内でも始まった。郵便局で1万円支払ってGoToイートの食事券を購入するというもの。
月曜日、町内の女性がマイカーに乗って森本郵便局に行ったら、駐車場に入る道路が混み合っていたので、家に帰って歩いて行ったという。食事券を買い求める人で郵便局内はごった返しだったという。

大人気の食事券だが、GoTo関係の偽物が出回っているという。加賀市山代温泉にあるみやげ物店の店主は、10月17日、客から受け取ったクーポンに異変を感じたという。
店主:「紙質が違ったりというのでうちの奥さんもおかしいと。薄く感じた」
そのクーポンは正規のものに比べて薄く裁断した跡のような線があったというのだ。現在、店ではこのクーポンを観光庁に提出し、本物か偽物かを確かめているところだというが・・・。
店主:「本物であってくれればいいけど、万が一偽物だったら、うちらも商売なんで困ります」
県は26日発売したGoToイートの食事券については「ホログラム印刷などの偽造防止策を何重にも施してある」と強調している。

そして最近目に付くことと云えば、各種持続化給付金を不正受給したという相談が増えているということだ。背後に悪質業者の影があるという。

新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた個人事業主などを支援する国の持続化給付金を巡り、「不正受給をしてしまった」といった相談が、全国の警察や消費生活センターに相次いで寄せられているというのだ。

受給資格のない人が「無職でも受給できる」などと持ち掛けられるケースが目立ち、背後に不正申請を指南、代行する悪質な業者が存在するとみられる。「簡素で迅速な手続き」が悪用されている形で、国や警察が取り締まりを強化している。「自営業をしていることにすれば100万円もらえると不審な誘いを受けた」「申請を持ち掛けられて受給したけど不安になった」

捜査関係者によると、福岡県警には、持続化給付金の不正受給に関する相談が少なくとも50件寄せられている。中には「夫の不正申請を止めようとして、夫婦げんかになった」との110番もあったという。

一般家庭に10万円の給付金が配付されたが、これには手元に現金が入るまではかなり時間がかかった。しかし、持続化給付金はスマホで簡単に申請できるという。悪質業者が代行できますよと持ちかければ、違法だと知りながら簡単に100万円が手に入る申請を、高齢者は高額な手数料を支払っても依頼するという図式。
で、今頃になって、ちょっと拙かったと反省し届けるケースが増えているのだろう。悪質業者を徹底的に懲らしめる必要がある。

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