2019年6月8日土曜日

ゆうちょ銀行を語る詐欺メール

先月と昨日、ゆうちょ銀行からメールが届いた。タイトルが「ゆうちょ認証アプリによる本人認証サービス開始」となっている。

実際に配信があったメールのコピー
 読んでみるとどこかおかしい。すぐ中国人の詐欺グループが作成した文章ではないかと疑った。バインディングとかトークンという単語は何を指すのか理解できない人が大多数だろう。調べてみると、「ゆうちょ認証アプリ」は、実際に2019年7月にサービスの開始が予定されているというではないか。

メール文中のURLに移動するとどうなるのか、ネットで体験した人の話では、あるサイトに誘導されるという。
それは一見すると本物のサイトのようにも見えるのだが、正規サイトとはURLが異なるという。これは典型的なフィッシングサイトの手口である。入力された情報を抜き取って悪用するために作られたものなので、相手をしてはいけないのである。




ゆうちょ認証は現時点では始まっていないので、内容が不自然であることは明らかなのだ。少しでも引っかかることがあれば、迷惑メールの可能性を疑って調べてみることが大切である。
詐欺師たちはあの手この手で我々をだまそうとしてくる。迷惑メールのバリエーションは数限りなくあるが、怪しいメールにはだまされないよう十分に注意しなければならない。
それにしてもメールアドレスがどうして漏れたのか不思議に思う。
ネット検索の際にメールアドレスが読み込まれているのかもしれない。危ないなぁ。


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