2019年6月21日金曜日

全国住みよさ1位に白山市、20位に金沢市

都市の住みよさは何が基準なのだろう。東洋経済新報社が17日発表した住みよさランキング2019において、全国数ある中から何と石川県内から上位20位までに7都市が占めたのである。こらは凄いことだ。ちゅうことは、石川県が日本一住みよい県であるといえる。


東洋経済新報社が17日に発表した「住みよさランキング2019」で、石川県内から白山市が全国1位に選ばれた。指標のうち、転出入人口比率などから算出する「快適度」や、1人当たり所得、持ち家比率などをみる「富裕度」で高評価を得た。3位に野々市市、8位に能美市が入ったほか、トップ20に県内7市が入り、都道府県別で最も多くランクインした。

住みよさランキングの公表は26回目。全国812の市と特別区を、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の4項目、22の指標で評価した。人口当たりの犯罪件数や交通事故数、子供医療費助成の対象年齢・所得制限の有無、気候など新指標を追加したため、前回結果との連続性はない。

1位の白山市は、「快適度」の指標のうち転出入人口比率が19位、水道料金の安さが37位と上位だった。野々市市は「利便度」で高評価を受け、指標のうち人口当たり大型大規模小売店店舗面積が2位、人口当たり小売販売額が5位と位置付けられた。
かほく市が13位、七尾市が15位、小松市が16位、金沢市が20位に入った。

総合3位は石川県野々市市だが、野々市市と総合1位の白山市とは隣り合っている。野々市市は、2011年に野々市町が単独で市制施行し、金沢市と白山市に四方を囲まれた県内一面積が狭い市である。市内には金沢工業大学などがあるほか、学生以外の若い世代も多く、平均年齢は全国で8番目に若い。ランキングでは利便度が11位、安心度が121位と高く、1位の白山市とは異なる指標が上位になっている。
利便度では人口当たり小売販売額(5位)や人口当たり大型店面積(2位)が全国屈指で、安心度では20~39歳女性人口当たり0~4歳児数(37位)や老年人口当たり介護施設定員数(97位)が多く、子ども医療費助成も2019年4月より対象年齢を18歳まで拡大しており全国トップになっている。 

ちなみに去年のランキングはどうなっていたのか調べてみた。


今年トップの白山市は25位。評価内容が見直しされたというが、その白山市が今年は1位だとはだ。しかし812もある都市の中で、毎年トップ水準を維持しているということは実際に住みよいところなのだろう。
だけど、住みやすさとは個人の気持次第で天国になったり、地獄になったりするのかも知れない。


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