2019年6月5日水曜日

64年前の修学旅行の写真

少子高齢化という言葉がデビューしたのは随分昔のことだろう。
その言葉のもつ意味はいろいろあるのだろうが、最近になって社会問題が急浮上してきた。高齢化が進み80代の運転免許所持者が急増しているため、重大な交通事故が頻発し始めた。池袋のほか昨日も80代の男性が80kmの猛スピードで逆走して男女2二人が死亡し、3台の衝突された車は大破し負傷者も出ているという。

少子高齢化とともに大きな問題が過疎化である。
昭和29年4月だと思うが、兼六園で写した修学旅行の写真があった。人数を数えてみたら104人だった。修学旅行は旧柳田村の5つの小学校と2つの分教所の児童であるが、諸般の事情で参加していない児童も10人前後はあるだろう。
ということは、柳田村の全6年生が120人前後だったと推定できる。


小生が卒業した柳田小学校の卒業生は74人だった。1年から6年まで2クラスだった。

小学2年生の時 クラスは35名と黒板に
それが現在、5つの小学校と2つの分教所はとっくに統廃合され、一つの小学校に統合されている。だが今年の新1年生は4人ほどと聞いた。この減りようは半端じゃない。
さらに減少するのだという。

珠洲市・能登町は半減以下の見込み
そうならないようにいろいろ手を打つそうだが、なかなかブレーキがかからないだろう。
半島先端の珠洲市と能登町が白地。出身者の一人として何だかむなしい。

今から140年前、石川県の人口が日本一だったことをご存じだろうか。


福井の一部と富山全部が石川県になっていた時代だが、名称はれっきとした「石川県」なのである。もちろん当時の石川県は元気溌剌だったに違いない。

「子どもを3人産んでください」と発言したら差別なのだという。将来の日本を思えばこその発言がそんなにバッシングにあうとは情けない話である。
産めよ殖やせよの国策は永遠に蘇らないのだろうか。勇気ある政治家はいないのかなぁ。

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