2019年6月20日木曜日

厳島神社の大鳥居

乗船して宮島口桟橋を出港して間もなく、宮島の海中に立つ朱色の大鳥居が目に入る。
その大鳥居が老朽化で損傷著しいということで改修が始まったという。

高校の修学旅行で最初に訪れて以降、その数何十回と宮島に行った。まさか測量器械を担いで宮島に渡るなんて夢にも思わなかった。
 
改修工事が始まった世界遺産・厳島神社の大鳥居=17日、広島県廿日市市
厳島神社の大鳥居、改修始まる 老朽化で損傷
世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市)で17日、海上に立つ大鳥居の改修工事が始まった。老朽化で損傷が激しくなったため。終了時期は未定で、7月20日以降は大鳥居全体がシートで覆われるが、目が粗いため方角によってはシルエットが見える。

国の重要文化財に指定されている大鳥居は高さ約16メートルで、満潮時には海上に浮かぶように見えることから神社の象徴となっている。現在の大鳥居は8代目で、1875年に建立された。檜皮ぶきの屋根のふき替えや柱の再塗装をする他、破損状態を調査し、今後の修理方針を決める。

17歳 こんな時もあったのだ
昭和49年新幹線建設工事の安全祈願で厳島神社へ
ここに来て驚いたことがある。日本海側に育った人間は干満の差が2mもあるなんて信じられなかった。瀬戸内海では潮の満ち引きで、海水が飛沫をあげて川のように流れる様は
これがほんとに「海」?と驚異だった。

7年前に行ったときは大干潮だったので鳥居直下まで行けた
ペンキの剥げ落ちた個所には硬貨がぎっしり詰まっていた
小4と小1だった孫がはさまれた硬貨を見て驚いていた。
昭和47年から厳島の対岸にあった大野町で4年過ごした。建設事務所の安全祈願や長女の七五三でも厳島神社へ赴いたものである。

工事中はシートをかけるようだが、1日も早く改修を終えて朱色に映える宮島の大鳥居の景観を取り戻してもらいたい。

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