2019年6月28日金曜日

風はらむ1245畳の羽

今朝のある新聞に、富山射水市で海王丸総帆展帆の模様について記事が掲載された。
「海の貴婦人」の優美な“羽”がはためいた--。富山県射水市の「海王丸パーク」に係留されている帆船「海王丸」では1年に10回ほど、すべての帆を広げる総帆展帆(そうはんてんぱん)が実施されている。最も大きい帆は約97畳分もあり、全29枚を合わせると約1245畳分にものぼる。
 

白い作業着と黄色いヘルメット姿のボランティアが4本のマストに分かれ、器用に上っていく。畳まれて帆桁(ほげた)にくくりつけられているロープをほどく。その後、デッキで「よいしょ」というかけ声と共にロープを引っ張る。約50人がわずか1時間ほどで帆を広げ終えた。

29枚あるすべての帆が広げられた海王丸=富山県射水市海王町で、柳澤一男撮影
海王丸は、商船学校の練習船として、誕生した帆船である。
昭和5年2月14日に進水して以来、59年余の間に106万海里(地球約50周)を航海し
11,190名もの海の若人を育てた。
海王丸パークでは、この海王丸を現役のままで、公開している。 

平成28年10月20日、町内シニアクラブは研修旅行で射水市方面に訪れた。東洋のベニスと称される運河を遊覧後、この海王丸船内を見学した。商船学校の練習船だったというが、船内は広くまだまだ現役で使用できるくらいにピカピカに磨き上げられていた。

昔、七尾から飯田まで就航していた旅客船よりはるかに大きい

3年前の研修旅行だが、参加者は今年よりズーっと多かった
2,3年前からシニアクラブ会員でなくとも、参加OKという措置を執っているが参加者数が減少気味になっている。
このバス旅行は金沢市の助成があるため格安に実施できる。ただ、参加者20人以上の証明写真を添付する必要がある。
先日実施された若狭三方五湖方面の旅行には、初めてバスガイドが添乗した。参加者の反応は「良かったじゃないですか」だった。2万円前後の経費増だが次回も付けようと一決した。「シニアクラブの旅行は楽しい」と参加者が増えてくれることを期待したい。

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