2017年12月17日日曜日

2年連続コメ日本一に輝いた!

七尾東雲高校は七尾駅の一つ手前の徳田駅の近くにある。
その高校へ、テニスコート整備の基本設計と積算資料作成のため、2,3度訪れたことがある。
その高校が「あなたが選ぶ日本一おいしいコメコンテスト」に、昨年に続き今年も金賞に輝いたという。

同校総合経営学科農業系列の三年生五人が育てたコメが、二日に山形県であった「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で最優秀金賞を受賞し、昨年に続き二年連続で日本一に輝いた。別の出品米も優秀金賞を受賞したほか、十一月のお米甲子園でも金賞を受賞しており、快挙が続いている。

日本一の最優秀金賞を受賞した生徒たち=七尾東雲高で
最優秀金賞になったのは、コシヒカリなどの原種とされる「亀ノ尾」という品種。粒の大きさとさっぱりとした味わいが特徴で、現在は酒米にも用いられている。
同校で栽培するのは初めてで、五月に校内の田んぼと七尾市八田町の棚田で苗を植え、除草も全て手作業で進めながら育ててきた。ところが、八田町の田んぼはイノシシの被害に遭い、九月中旬に校内の田んぼで収穫したのはわずか三十キロだった。

それでも、農薬や肥料を使わない工夫をした結果、全国の高校が出品した八十点の頂点に輝いた。別に出品した「たきたて」も優秀金賞を受賞。一校から二品種が決勝に進むのは初めてだという。

昨年は「ゆうだい21」が最優秀金賞を受賞し、今年は品種を変えてのチャレンジ。沢野晃司さん(18)は「二連覇へのプレッシャーもあったが、最優秀金賞を今年も受賞できてとてもうれしい」と笑顔で語っていた。

それにしても80点も出品された中から見事金賞を射止めたということは、決して運やまぐれで受賞できるものではない。5人が目標を一つにして精魂を傾けた成果である。
心からおめでとうと言いたい。

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