2019年1月3日木曜日

おぐら座が脚光!金沢観光「楽しませナイト」大衆演劇で新たな魅力発信

当町内から歩いて10分の森本駅前に大衆演劇場「金沢おぐら座」がある。所在地が森本駅前広場に面する好立地を有するので連日観劇フアンが大勢訪れている。
町内のシニアクラブでは毎年希望者を募って観劇している。去年はどうしたわけか応募者が少なかったので観劇中止となったが、そのおぐら座に 金沢市が観光振興の施策として熱い視線を送っているのだ。

ここに移転して10年目!
 金沢市が市内観光地の分散化、夜の魅力づくりに乗り出した。新たな観光素材の可能性があるとして、着目するのは北陸三県で唯一、金沢に専用劇場がある大衆演劇。劇場側も、外国人観光客向けの体験ツアーなど受け入れの準備を進めている。

IRいしかわ鉄道森本駅前、同市弥勒町にある大衆演劇場「金沢おぐら座」。夜の公演が終わった舞台で中国、韓国、ベルギーの国際交流員の三人があでやかな芸者役姿に変身しポーズを取る。「きれい」「すてき」との声が上がった。
男女三人と訪れたのは細田大造副市長をはじめ観光政策課職員ら。市内の大型ホテルの担当者も伴い初めての体験モニターツアーを企画。金沢駅を電車で出発し、舞踊ショーなど観劇した後は特別に役者と同様の化粧、衣装の着付けを体験し、写真撮影までした。

外国人が知るカブキ、ゲイシャ、サムライとは違う日本文化。興味を持つ外国人観光客はいるかも」。ホテル日航金沢チーフコンシェルジュの小島久枝さんは、三人の変貌ぶりに驚きながら話す。ホテルに泊まる外国人客から「夜の過ごし方を聞かれることがある」といい、金沢駅から電車で十分近くで行ける大衆演劇場に興味を向ける。

おぐら座によると、劇場が多く集まる関西地方では若者や外国人観光客への人気が高まっている。おぐら座の来場者は年間約三万人で、県内外から訪れる中高年女性が中心だという。
芸者役姿の化粧、衣装で、劇団員に指導を受けながらポーズを取る国際交流員=金沢市弥勒町で
鷹箸(たかのはし)直樹代表は英語、中国語版のパンフレットを作り、外国人の宿泊が多いゲストハウスなどを回りPRに励む。体験ツアーの本格実施には、毎月入れ替わる劇団に化粧や着付けで協力してもらう必要があるが、「大衆演劇を知ってもらえれば外国人観光客にも喜んでもらえる」と前向きだ。
市によると、外国人観光客に金沢の夜の観光の印象を聞いたアンケートでは「普通」「不満足」が約四割に上り、夜の魅力づくりが課題。また、ひがし茶屋街、近江町市場に観光客が集中し市民生活への影響も懸念され、観光客を分散化したい思惑もある。細田副市長は「金沢駅周辺で増えるホテルからのアクセスも良く、市内を巡る観光客が増えれば地域の活性化にもつながる」と見る。市は旅行業者らにツアーへの組み込みを働きかけるなどPRを図る。

大衆演劇 演歌や歌謡曲に合わせた踊りや歌のショー、人情劇や喜劇などを日替わりで公演する。近年は若者の人気も。劇場は、2009年5月にオープンした「金沢おぐら座」をはじめ全国で60ほどがあり、劇団は大小含めると300ほどあるという。家族で一座を運営することが多い。

おぐら座の特色としては地域と連携した演劇に注力している。何と森本商店街の商店主が劇団員を構成して年1回公演しているのである。


もう数年くらい公演しているので板に着いてきたともっぱらのうわさ。

今年は商店街の「おやじ連」の公演を楽しみに待ちたい!

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