2019年5月31日金曜日

モバイルハウスのブーム到来

定年になったら何をしようかあれこれ考えたことがあった。
ヨーロッパでは日本人と違って、早く定年にならないか待ち遠しくてしょうがないというサラリーマンが多いのだそうだ。
で、その人たちは何をするかといえば長期的旅行をするのだという。パリから運河でオランダまで奥さんと一緒に長期クルージングしている番組を見たことがある。もちろん自分で操舵手となっていた。本当に楽しい時間を過ごしているなぁと羨ましく見ていたものである。

不動寺小学校の校長だった人が早期退職された。もう15年ほど前の話だが、何故定年まで勤めないのか不思議に思い、その理由を同小学校で一緒だった教員から聞いた。話によるとキャンピングカーで日本一周するのだという。この校長はヨーロッパ人的な発想力を有する人だった。数年して退職された校長と再会した教員が生活状況を尋ねたら、夢だったキャンピングカーを購入して奥さんと北海道から沖縄まで旅行されたそうである。実に羨ましい限りではないか。

今日の新聞に  動く個室 行った場所が庭 宿泊型移動車「モバイルハウス」と題した記事が掲載された。以下記事引用
金沢の赤井さん、穴水で魅力伝える
宿泊型移動車「モバイルハウス」で一風変わった旅をしている赤井成彰さん(30)=金沢市=が二十九、三十の両日、穴水町川尻に宿泊し、なじみの薄いモバイルハウスの面白さを町民らに伝えた。

中川生馬さん(右)と会話を弾ませて交流を深める赤井成彰さん=穴水町川尻で
赤井さんは昨年春、営業社員だった大手玩具メーカーを退社。ハワイでの暮らしを夢見て、貯金するため家賃を節約しようとさまざまな生活の仕方を模索。家を持たないで車内や荷台で寝泊まりしながら生活するモバイルハウスと出合った。

中古の一トントラックを購入し、昨年十月から荷台で部屋作りを開始。長さ二・五メートル、幅一・六メートル、高さ一・九メートルの木製による落ち着きある空間を手掛けた。壁を開閉して楽しめる縁側や、天窓、折り畳み式机といった工夫を凝らした家具を設置。外壁はオレンジ色と茶色の細長い板千枚以上を組み合わせ、魚のうろこを表した。製作は今年一月に終了。車の購入と製作の総額約九十万円の大部分は資金を募るクラウドファンディングで集めた

モバイルハウスの可能性だけでなく、全国の魅力ある人や場所を探そうと、今月二十七日に金沢市を出発。車中泊可能な場所を検索できるサイト「カーステイ」で、中川生馬さん(40)=同町岩車=が運営する場所を見つけ訪れた。
赤井さんは中川さんや通り掛かった住民に「まさに動く個室。行った場所がどこでも庭になる」と熱く語った。バックパッカーとして国内を旅した経験がある中川さんとはうまが合い、縁側でいつまでも会話を弾ませていた。


キャンピングカーは最低でも一千万円以上はする。このモバイルハウスは手作りなので低価格で完成できる。なので、最近は急速に愛好者が増加の一途にあるのだという。

SNSで呼びかければすぐ同好者が集まる

ホテル並みの装備を誇る車も
軽トラのモバイルハウス ベッドがスライド式

昨年、あるメーカーがモバイルハウスを売り出した。確か600万円くらいだったとおもう。自分で造ればその半額以下で済むだろう。
そんな車で全国を放浪してみたいなぁ。

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