2017年3月3日金曜日

東京漫歩(その10)羽田空港の展望デッキで半日も

昨日まで東京を歩き回ること9回の記録を辿ったが、ここで重大な錯誤を発見した。
それは今の今まで、研修が実施された時期が平成4年とばかり思い込んでいたのだが、羽田空港の歴史を調べていて、第1旅客ターミナルビルの完成が平成5年9月と記されているのに気付いた。
研修の終わりの休日は、新築整備されたターミナルビルを見学しに行こうと考えたのが動機で、そこへ向かったから錯誤していたことがわかった。
よって、研修期間は平成5年9月下旬から11月上旬と訂正することとする。(汗)

JR浜松町駅の2階に東京モノレールの始発駅がある。この車両は鉄道車両と比べ短い。そして旅客の利便性を考慮してドアのそばにトランクを置くスペースがある。JRや私鉄の電車にはない座席シートの間にもそのスペースが確保してある。
高架に跨って走行するので眺望は抜群に素晴らしい。

ビルの間隙を縫うように進む列車はやがて天王洲アイルに到着した。
ここは市街地再開発事業で天王洲アイルという名称のビルができたばかり。ここへも現場研修で訪れた。ウォーターフロントという言葉が重宝され始めたのはここが起源。ビルと水辺を調和させた広場に佇むと心が和む空間であった。
天王洲アイルとモノレール
左手に運河と倉庫らしき建物群が続く。やがて左手にJR東海の新幹線大井車両基地が見えてくる。ウナギの寝床のような長くて広い敷地に何本もの列車が留置されている。
車両基地
到着
モノレールは空港付近で地下に潜る。写真では高架になっているが、たぶん6年前にオープンした国際ターミナル付近なのだろう・・・・。

ターミナルビルは出来立てホヤホヤのピカピカ。中央コンコースも広くて休憩用のシートも座りごこちがいい。
中央コンコースも広大
6階までの吹き抜けを眺め、2階、3階と徘徊して展望デッキへ行った。

ここもゆったりとした場所となっている
直下に旅客機が何機も。一機が滑走路に出ていくと控えていた旅客機が待ってましたとばかり緩やかに動き出す。1,2分間隔で次々と飛び立つのである。もちろん着陸する旅客機も次々と。
そんな様子が面白くて半日も展望デッキに釘付けとなった。
間もなく出発
羽田空港の発着便数は世界第4位という。つい最近、滑走路が新設されて使用開始された。
それにしても不思議に思うことがある。
往復搭乗券に1泊朝食付きののホテル代と合わせて24,000円の格安なチケットが販売されている。ホテル代はどうなっているのか不思議に思う。

そして「鉄道の時代は去った」という思いを強くした。


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