2017年3月25日土曜日

岸壁に流れるメロディ「津軽海峡冬景色」

一度は乗ってみたいと思っていた青函連絡船。だが、夢叶わず昭和63年に廃止されてしまった。
平成10年3月、私は北海道旅行で函館港へ行った。その岸壁には摩周丸がメモリアルシップとして保存係留されていた。操舵室、客室など船内を隈なく歩き回った。

その半年後、青森に行く機会があった。真っ先に青森港の岸壁に行ってみた。
青森駅から岸壁に向かう通路
この通路を歩いていた時、自然に津軽海峡冬景色のメロディを口ずさんだ。
「北へ帰る人の群れは誰も無口で 海鳴りだけを聞いている・・・」連絡船に乗るため、この道をとぼとぼと歩いている情景が手に取るように浮かんだ。
岸壁には八甲田丸が係留され、博物館として利用されている。
八甲田丸
岸壁の先の方に石川さゆりの記念碑が建てられ、スイッチを押すと歌が流れた。
記念碑
港地区は開発整備され立派な吊り橋や建物が完成していた
2日後、山間部の現場見学を終え十和田湖へ向かった。
車窓から八甲田山が見えた

アーチ橋の見学
ここから2時間ほどで奥入瀬に入った。歩道が整備されており、こんな道をゆっくり散歩してみたい!と、それは感動的な風景が続いていた。

だが、バスはゆっくり走ってはいたが、下車して散歩するスケジュールはなし。
「もう一度、奥入瀬に行きたい!」と強く念じているのだが・・・・・。
そして十和田湖畔に到着。ここは秋田県。昼食はきりたんぽの鍋であった。観光船が発着していたが時間的に無理なので断念した。

再び奥入瀬の素晴らしい景色を堪能して青森市に戻り、空の便で名古屋空港(小牧)に無事到着した。





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