2022年8月8日月曜日

過酷な拷問を受けた1週間、本日解放

それは1週間前から始まった。実は尿の出が悪くなって先週月曜日に医科大で受診したのだが、受付で症状は?と聞かれ、頻尿ですと答えた。そもそもそう答えたために、1週間も地獄の拷問を受けることになった。

頻尿と答えた理由は、トイレに何度行っても尿意は無くならなかったからである。 で、超音波で膀胱の検査するという。腎がんの定期検査で前立腺が異常に大きくなっていたので、癌の転移かと心配したがそうではなかったと聞いて安心していた。その肥大化した前立腺で尿道が圧迫されているという。排尿前の超音波映像と排尿後の映像を比較して症状の進行状態を判断するという。

その日は特に薬をもらうとか、注意事項とかはなかった。2週間後に癌術後の定期検査が予定されていたので、改めて対策を考えよう・・・という処置だった。この日から拷問が少しづつ強くなっていった。次の日、その次の日とトイレに駆け込む回数が増え続け、昨日は今朝まで1,2分で強烈な尿意を催すようになって、夜はとてもベッドで休むことができなくなった。そして1週間後の今朝、医科大へ飛び込み受診した。この病院の泌尿器科は常に混んでいる状態。眠い顔つきで待っていても、1.2分でトイレに駆け込んだ。約2時間後、診察室に入って超音波検査。この頃になるとちょっと腹に触ると「漏れ」が生じた。

検査というより処置なのだが、カテーテルを尿道に差し入れる作業だったが、激痛で悲鳴を発生した。「順調に入っていますよ」と慰められたが、5分間ほど痛い目にあった。しばらく待合室に戻り、受診担当医の所見を聞くまで待機した。もう、尿意でトイレに走る必要が無くなった。

入室して説明を聞いた。一般的に人間の膀胱は3ℓ程度だが、今の測定結果は7ℓで2倍以上に膨らんでいるという。これを2週間ほどカテーテルを付けて様子を見ます・・・と。ま、地獄から解放されたので、それくらいの不自由は容認しなければならないなぁと。ネットで調べると、前立腺肥大化で尿道がふさがれた場合、尿道ステントという措置を採れば前立腺切除は不要となる。さぁ、どちらを選定するか。

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