2022年8月20日土曜日

雑草メタンガス発電で起業した?

県立大の講師が雑草メタンガス発電で起業したという。
メタンガスを燃焼させて発電しようというものらしいが、素人にとってこの事業は果たして、採算がとれるのか心配である。
しかし、心配が先立つと事業はポシャル。何よりも必要なのは人一倍、チャレンジ精神にあふれた人である。

雑草は無尽蔵にあるが・・・
石川県立大学の馬場保徳講師が、雑草や廃棄野菜を発酵させてメタンガスをつくり、発電にも使う防災研究を生かしたスタートアップを立ち上げた。社名は環境微生物研究所。野々市市に本社を置き、代表は馬場氏が務める。特許化を目指す技術の管理や発酵に欠かせない微生物を培養する役割を担う。大学内にはすでに試験プラントが稼働している。何と、牛の胃の中にいる微生物を使って雑草などを分解してから発酵させることに成功したという。


馬場氏は「スーパーや農業法人といったプラントの導入先も募集している」としている。
商業施設や防災拠点などで使うプラントを開発、製造するパートナー企業を2022年度中にも決める。馬場氏は東日本大震災の当時、東北大学で食品の廃棄物を発酵させてメタンガスをつくる研究をしていた。震災直後に食品の廃棄物の調達が困難にとなったが、周囲に雑草が多いことに気づき、雑草発電の研究につながった。起業化は北陸の大学や自治体などが産学連携を促す「北陸RDX」の支援を受けたという。

今朝のTVでは酵母菌から人造肉を作りTV出演者たちが試食して好評だった。
牛の胃液を採取して雑草からメタンガスを取り出す、これからこのような技術が種々開発されそうである。

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