2022年8月1日月曜日

熱中症警戒アラート発令中の出来事

昨日の熱波は異常だった。エアコンスイッチを入れる前だったが、居間の戸を開けていた隙間風が異常に生暖かく感じた。金沢より数度前後も高い気温になった都市部もあったようだが、金沢の気温も半端ではなかったように思う。

そんな中、朝刊に「アレッ、こんなことが!」と驚く記事があった。
31日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、厳しい暑さとなった。最高気温は小松36・5度、加賀菅谷36・2度、金沢35・4度など5地点で猛暑日を記録した。県内には3日連続で熱中症警戒アラートが出された。兼六園と金沢城公園を結ぶ石川橋では路面の一部に隆起が確認された。連日続く暑さの影響で、熱膨張したとみられる。しかし、写真を見る限り、舗装の熱膨張だけではこのような現象は発生しない。

このような変状は右側部分に何らかの外圧がかかっていると考えられる

この右側には兼六園と石川門を結ぶ石川橋が架かっている。専門用語になるが、橋桁の端部は固定端と可動端がある。この写真から、石川橋の可動端(伸縮ジョイントと称する)が熱で伸び舗装コンクリートにその外力が作用したと推定される。

桁端部と舗装の関係が読み取れる

桜が満開の時期になると、石川橋から眺める景色は最高である。
この時期でも観光客が多いので、早めに現状復旧をお願いしたい。

記事訂正について
石川門付近の舗装隆起の原因について、石川橋の構造が桁橋のため、可動端と固定端云々と記述しましたが、橋梁のタイプがアーチ橋であることを失念していました。よって、舗装隆起の原因は石川橋であることとした記述は誤りであることがわかりました。
お詫びして訂正いたします。

石川橋はアーチ橋構造でした

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