2022年8月5日金曜日

前代未聞の奇跡的生還(濁流に流されること2km)

 昨日の午前中から降り続いた豪雨で、小松市の梯川が氾濫した。TVは昨日から現在も避難を呼びかけている。金沢市内にあっては、避難区域を校下で示していたがそれはそれは実に広大なエリアだった。結果的には犀川上流に位置する集落が冠水したようだ。

梯川流域中海町の救助
水が引いた後の片付けには気が遠くなる
そんな中、同じ中海町地内で道路走行中に濁流が押し寄せ女性運転の車が流されたという。
川からあふれた濁流に車ごとのまれた女性は九死に一生を得、「あっという間に流された。車内に水が入り、もう駄目だと思った」と恐怖を語った。

流されている最中に写真を撮る余裕を持ち合わせた
女性だから生き延びることができた。

小松市大領中町の蜂谷せい子さん(53)は川からあふれた水に襲われ、車に乗ったまま約2キロ流された。「恐怖しかなかった。まさか自分がこんな事態に遭うなんて」・・・と。
窓半分が水の中だが、ジワジワと腰の辺りまで水が上がってきて、生きた心地はしなかったという。2km流されたと言うが、時間はどれくらいだったのだろうか。
川の本流ではなく冠水した道路で流されたということもあって、奇跡的生還が実現した。無事をお慶び申し上げます。

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