2022年3月4日金曜日

建設工事の省力化が加速するか

 今朝のニュースで鉄筋組み立てというフレーズを聴いて画面を注視した。縦横に組まれた鉄筋の上に乗った機械が動いていた。よく見ると、この鉄筋の交差する部分をなまし鉄線で緊結するのだが、この作業は全て人力で行っていた。だから、革命的なできごとなのである。

鉄筋組立の緊結作業をこのロボットがするという
設計図面と違いはないか鉄道建設現場でやった「検測」を思い出した。鉄筋種別、鉄筋ピッチ、かぶり確認(表面と鉄筋組立位置の間隔)を型枠形状と併せて検査した。まだ20代だった頃の現場勤務時の仕事の一つだった。
この機械を考案したきっかけは、子供の運動会にも行けなかった忙しすぎる作業員の発想だという。

交差部分の緊結状態

発案者は現場作業員だった人

ラスベガスの見本市で大好評 引き合いが多数あった

あんたは偉い!鉄筋組立工がロボットを作った
ただ、この機械は垂直な柱などの作業は困難なこと。そのうち、革命的な発想で橋げたや高架橋の柱の鉄筋を緊結する機械が発明されるだろう。

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