2019年3月22日金曜日

かつて金沢にも水郷風景があった

水郷といえば潮来の風景が代表的なイメージなのだが、かつて金沢にもそんな風景があった。
昭和30年代前半、釣り竿を持って北鉄浅野川線蚊爪駅で降りて10分も歩けばフナ釣りが楽しめる水路があった。細長い舟に稲を満載して運んでいた水路である。水路に沿って設けられた稲架(ハサ)に稲が隙間なく架けられていた。河北潟にほど近い一帯は水郷風景が広がっていた。

もうこんな風景は見たくても見れなくなった
農家のすぐ前が水路だった。

農家の前の水路には必ず舟が繋いであった


今ではこのような風景の片鱗さえ無くなった
対岸の大根布地区の風景
確かこのあたりの水路だったと思うのだが・・・
季節は今頃、この地域の田圃は河北潟の水位の変動に合わせてか、田面に数センチの水があったのだが、人の足跡の窪みにフナが潜んでいてそれを手づかみすることが出来た。
フナの習性として、背に触れると直ぐ逃げられるが、腹の下に手を入れギュッと握ると容易に捕獲することができることを覚えた。

干拓されて1/4くらいしか残っていない
干拓地の端部に道路が整備された。この道路に1550本の桜が植えられており、もうすぐ花見ができる。桜のトンネル、今年も行ってみよう。

北海道の道路を思い出す直線道路に満開の桜が咲く
昨日の大相撲、炎鵬が幕内豊ノ島と対戦して見事勝利!

あと1勝すれば幕内力士に

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