2019年3月14日木曜日

高速道路に投石する馬鹿者

高架上から投げられた石が、高速道路を走行していた車を直撃、女性死亡 3人の子の目の前で というニュースがあった。国内かなと思ったがアメリカでの出来事だった。
死亡したのはケイラ・ルビー・フローレスさん(33)。一家5人で9日に同州ラウンドロックに住む親類を訪ね、北部のウェイコに向かっていた。運転席にはボーイフレンドのクリストファー・ロドリゲスさんが座り、後部座席にはフローレスさんの3人の子どもが乗っていた。

そこへ突然、道路上を横切る高架式の線路から大きな石が落ちてきて車のフロントガラスを突き破り、フローレスさんの頭を直撃した。
ロドリゲスさんは車を停めて警察を呼び、蘇生を試みた。しかしフローレスさんは翌日、搬送先の病院で死亡した。
警察は、何者かが大きな石を投げたとみて、殺人事件として捜査している。

記事によると、何者かが高架道路から相当大きい石を持ち上げて高速道路めがけて落としたが、その様子は暗くて何も見えなかったという。犯人は石を落としてどうなるか、面白いからやってみようとくだらない理由でやったに違いない。警察は是非犯人をとっ捕まえてもらいたいものだ。

実は自分もそれと似た危険な目に遭ったことがあった。
昭和が終り平成となって2,3年過ぎた頃だった。当時は岐阜市内にある職場に勤務していたので単身赴任中。午後5時を回って独身寮に駐車してあるマイカーに乗って金沢へ向かった。東海北陸自動車道各務原ICからしばらく走るとトンネルになる。そこを抜けると左側が切り取りのり面となって路面より5~6m高くなっている場所にさしかかる。

スピードは80kmくらい、快適に走行していたところ、いきなりフロントガラスに恐らくピンポン玉大くらいと思われる石が当たったのであろう、ボーンとかなり大きな音がしたのである。


幸いにして硝子は破損せず事なきを得たが、もしガラスが割れてハンドル操作を誤り衝突横転でもしていたらと思うとぞっとしたものである。
犯人は小学生の高学年か、素行の悪いグループが面白がってやったのか。毎週金曜日の同時刻にここを必ず走行したのだが、また飛んでこないか恐怖心がいつも湧いた。

アメリカの高速道路で投石による死者の記事を見て、もう30年くらい前の恐怖心が蘇った。グーグル地図で現場の状態をチェックすると、工場の資材置き場やゴルフ場があることが分かった。馬鹿なやつらがいるもんだ。そいつらに向かって隠れて石を投げて仕返ししたい心境である。


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