2019年3月4日月曜日

70代から20代に戻った!

自分が20代の頃といえば昭和40年代である。わが国は高度経済成長期にあって、日本列島改造論まで飛び出した。Japan az №1と世界中からもてはやされた時代でもあった。
その著者ヴォーゲルは日本の高い経済成長の基盤になったのは、日本人の学習への意欲と読書習慣であるとしている。ヴォーゲルによれば、この当時の日本人の数学力はイスラエルに次ぎ2位で、情報については7位だが、他の科学分野についても2位から3位であるという。ヴォーゲルは日本人の1日の読書時間の合計が米国人の2倍に当たることや、新聞の発行部数の多さなどにより日本人の学習への意欲と読書習慣を例証している。 これらが高度経済成長の原動力だという。

そんな時代が青春時代であったのが吾々の年代なのだが、この時代に共に超繁忙時代を乗り越えた仲間が2日に雨晴温泉磯はなびで再会を喜び合った。
実はこの会は一昨年3月に結成された。名称は「岐工OB北陸友の会」、構成人員17名で発足し、毎年1回開催することにして今年で3回目。そもそも国鉄岐阜工事局OB会の本部は名古屋なのだが、この会は富山・石川・福井在住の有志で結成された。会員のほかにもOBはまだまだおられるが、気の合う人間に声をかけ発足した会である。

場所は雨晴温泉磯はなびというホテルだった。小高い山のてっぺんにあるので眺望は絶佳。特に露天風呂からの眺めは最高である。

山の頂上にある
露天風呂からの眺めは最高だった
このホテルに泊まったのは2回目。初回は50年前、広島からトンネルコンクリート用セントルホーム(スライド用鋼製型枠)の製造を確認するために、高岡市内の佐賀工業という会社を訪れた際に宿泊した記憶があった。

話は尽きることがない
ロビーも開放感がある
朝食の食堂からも海が見える
こころは全員20代なのだ
参加者(先に1人が家に帰った)
一昨年は氷見で開催した
同窓会でもそうだが、何十年経とうと当時の情景がありありと再現できる。あの時はつらかったなぁといえば頷いてくれる人間がいるということは何と素晴らしいことであろうか。
今回は欠席者が多かった。老人会会長が2人、福井や高岡でそれぞれ行事があってやむを得ず欠席された。体調が優れない人、葬儀のため等々だった。
次回はきっと増えると期待したい。




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